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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第31話、心優しき

ピーチ、サムスにより作られたクッキーによってスマブラでは悲劇が起きる。そしてソウルの意図的な

企みにより彩花もまた2人と同じ料理出来ない疑惑がかかる。それを解くために彩花はリビングに

立っていた。そんな中外を歩いていたきみどりにある少年がやってくるのだった
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「きみどりさん!」

「!」


歩いていた時どこからか名を呼ぶ声がしてビクッと体が跳ね上がった

おそるおそる振り向くと声を発した人物をみてきみどりははぁとため息をついた


「お、驚かせてしまいましたか?」

「いえ・・・大丈夫です」


駆け寄ってきた少年リュカをみて敬語に対し敬語で返す。見た目的にも年齢的にも

きみどりの方が上なのだがそれでも年齢に関係なくきみどりはこの話し方だった


「ネスと一緒じゃないなんて・・・めずらしいですね」

「ネスはリンクと乱闘してくるって・・・途中までは見てたんですけど」



その時別の方向から叫び声が聞こえてきた



「あぶなあああああああい!」


突然の大声に周りを見渡すと後ろから何かが近づいてくるのが見えた

それは人ではなく会えて言うなら物。飛行物



「ってえええええええええ!?」



リュカが叫ぶと2人は駆けだした。どこからともなく現れたミサイルが2人を追いかける

走りながら逃げているのだが曲がっても追尾システムがあるのかミサイルも曲がる

人間の足よりもミサイルは遥かに速く距離はだんだん縮まっていく



「なんでミサイルが!?」

「~~~~~~~!」


リュカの横ではきみどりが声も出ない状況で走っていた

あと数メートルというところでミサイルは突如爆発し2人は吹っ飛ばされた



「いたたたた・・・・・」

「・・・・・・・無事」


2人が起き上がると目の前には魔道書を持ったパープルの姿があった

パープルの魔法によって爆弾が爆発したのだと理解する



「いやーすまんすまん」

「スネーク何してるの!危ないでしょ!」



ひょっこりと現れるスネークとロイ、その後ろにため息をついた数人を見た瞬間

きみどりの表情が固まった。パープルは魔道書をしまうと無表情のままだった



「あ・・・あああああああああ!」



きみどりは叫びながら立ち上がるとどこかへと走り去っていった



「え!?」

「きみどりさん!?」



リュカが追いかける中去っていった2人を見てファイター達は立ちつくしていた


「・・・・やっぱり僕嫌われてるのでしょうか・・・」

「僕を見て逃げ出した気がしたんだけど」



走り続けていたきみどりは前に誰かがいる事に気づくと顔を上げ止まった


「聞いてよきみどりー!ソウルがさーファイター達にいたずらしたんだってー!」


軽快な口調で告げるのはトパーズだった。ほとんどティウムと一緒に行動したり

現れたりしているものの今この場にティウムの姿はなかった


「私もなにかしよかなー寝てる所に落書きとか・・・」

「き、きみどりさーん!」



リュカが追いつくと息を切らせていた。その背後には無表情なままのパープルの姿が



「あ、メタナイトの仮面剥がすのは!?」

「・・・・それ・・・メタナイトさんが困るだけだと思いますよ・・・」

「ちぇー」


トパーズが口をとがらせるとふと石の上に小鳥が止まっているのを見つけた

数羽のうちの一部が飛びたつとリュカの肩の上へと移動する


「おぉー」


トパーズが関心の声を上げる中小鳥は飛んでいった


「トパーズさん前にあの小鳥を助けたんですか?」

「あの小鳥かどうかはしらないけど落ちてる小鳥を拾ったな・・・って言葉がわかるの?」

「え?あ・・・はい」

「きみどりといっしょじゃーん!」


トパーズがきみどりの背中を叩きながら言う中リュカは思わず聞き返した


「え?」

「あ・・・・私も・・・生物・・・というか命ある者の意思がわかるんです」

「・・・・きみどりの特徴」


途切れ途切れに答える中パープルも一言だけ告げた。意外な共通点を見つけ

驚く中リュカは以前ファイターから聞いたある話を思い出した


「・・・・・・・・・・・・」

「どうしたんですか?」

「こうして話すと皆さん普通なのに・・・どうしてでしょう?何かを隠しているよう
 な・・・僕達の知らない見えない部分があるような・・・そんな気がするんです」


リュカの言葉にパープルは無表情のままにかかわらず2人は表情を変えた


「本人も教えてくれませんし・・・皆さんの過去に一体何があったのか・・・・
 知りたいんですけど・・・なんだか聞いてはいけないような気もするんです」


自分がそうだったように、思い出したくない過去もある。話したくないにはそれ相応の

理由がある。違うかもしれないけれど実体験からそう思いざるをえなかった

それでも、同じスマブラの仲間である限り知りたい気持ちもある



「リュカは動物も植物も・・・命ある全ての者に平等に優しさを持っている・・・」


風が吹く中きみどりは告げた


「今はまだ信じられるという確証はない。けれど確実にファイター達に対する認識は
 変わっています・・・良い意味で。今はまだ話す事は出来ませんが・・・もし彩花
 が皆さんを信じた時知る事ができるでしょう。知りたい事の全てを。彩花の過去を」

「!」

「話して・・・くれると思います」


夕方。彩花がファイターの前にあるものを差し出した


「なんだこれは」

「パウンドケーキだよ!私が殺人料理作成人物ではない事を証明するために!」

「ルイージ。食え」


怪しげな眼で見るとマリオはルイージに毒味を告げた


「僕まだ死にたくないよ!」

「なんで確定してるの!?」


ぎゃーぎゃー騒ぐ中カービィが匂いを嗅ぐとパウンドケーキを口の中へ放りこんだ


「!」

「ど・・・どう?」


ネスが尋ねるとカービィはキラキラ表情をして皿ごと持ち上げた



「おいしー!」



次々ケーキを口の中へ入れるカービィにつられファイター達は食べ始める

普通のパウンドケーキの味がしあれはソウルが意図的に行ったものだと証明された



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次回

今日も聞こえるトパーズとティウムの言い争い。ついに2人は乱闘で決着を

つけることに。それを聞きつけたファイター達はモニター室へと集まるのだった

2人だけの乱闘がいつの間にか乱闘祭りになり・・・・!?


次回 最終話、「最強は」


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