INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

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第29話、未来で

翔太と青空が帰った事により一難去ったスマブラ。散歩をしていたピーチの目の前に現れたセレビィ

によって見知らぬ場所へと飛ばされる。その先で同じく飛ばされたマルス、ネス、ディディーコング

ゼルダに会う。マスターハンドと合流する事に成功するも怪しい人達が現れその中の1人に

言われるがまま6人は移動するのだった


森の中を抜ける間下を見ていたマルスにはあるものを連想させる風景が映っていた

飛び続けると城のような建物が見え中に入っていく。じゅうたんから下りるとじゅうたんは

消え客間のような場所にやってくるのだった


「まず聞きます、なぜここに・・・?」

「私たちにも分からないのだ、だがここは・・・どこなんだ?それに君は・・・・・」


マスターハンドを始め5人はここが過去なのか未来なのか、そしてどこなのかが

分からなかった。タイムスリップした事はわかってはいても分からないことだらけだ

そんな中フードを被った女性はため息交じりに呟く


「あなた達・・・スマブラが存在しているってことは、6年から前の時代かしら」


姿を隠していたフードを取り、その顔ははっきりとその姿を現した

その姿を見たマスターハンドは驚愕した。フードの正体は彩花だったのだ。

落ち着いた雰囲気で再び6人を見ると


「どうしてここに来たかは分からないけど、今すぐ戻りなさい、ここは・・・戦場よ」

「・・・・・・・・やっぱり」


マルスが呟いた。その直後ディディーが焦った様子で答える


「だって・・オイラたちセレビィに・・・・・」

「セレビィ?」

「いきなり目の前に現れたかと思えば、私たちあそこにいたのよ」


ディディーとピーチの言葉を聞くと驚いた表情をするもすぐに戻り考え込んだ

そんな中マスターハンドは落ち着いた雰囲気の彩花を見てここが未来なのだと理解した


「ということは・・・ここは未来なのか」

「ちょっと待って?なんで?まえ会った時は白衣だったのに・・・・」


ネスがあの時とは違う姿に指摘する。以前セレビィの力によって過去である現在にやってきた

彩花は父親であるカミヅキ博士の後を継ぎ白衣をきていた。しかし今は魔道士とも言える

ローブのような服装をしていたからだ


「君は、父親の後を継いだのではないのか?」

「いいえ、両方よ、どちらかなんて選べないから」

「両方?」

「お父さんの後を継ぎ研究者と・・・母と同じく・・・傭兵団の団長もしているの」

「「えっ!?」」


もっともらしい答えである。少しずつマスター達に近づくとフッと笑って言った



「本当に・・・・・・・なつかしい」



「年は君の方が上なのに、身長は僕のが上だね」

「・・・・これでも身長伸びたのよ?」

「あはは」


椅子に座るとお茶を出される中ネスは未来の彩花に尋ねた


「・・・この時代の僕達ってどうなってるの?」

「わからないわ。ほとんど・・・消えてしまったから」

「え?」


直後彩花から告げられたのは衝撃的とも言える言葉だった


「城だけでなく、町も、村も、滅ぼされたのか、移動したのかは分からないけど」

「まて、私は?スマブラは・・・・どうなったんだ」

「それもわからない。この時代から数年前スマブラは解散した。でもそれっきり
 で・・・時々あの場の様子を見に行くけど誰もいないの。マスターハンドの姿も」

「・・・・・・・・・そんな・・・・」


6人は絶望的な表情をした。そんな中表情を変えぬまま彩花は再びここが

戦場である事を伝えた。現在この場は危険だと言う事を


「先ほど言ったとおりに今、ここは戦場となっているの」

「それは・・・どういう経緯で?」

「マルス?」

「なんとなく・・・・気になっただけ」



真剣な表情になったマルスに対し彩花は大きくため息をつくと一冊の分厚い本を取り出しある

ページを見せる。そこには地形と共に国の名前、各歴史が書かれていた



「この大陸はね、二つの人種に分かれているの」

「その二種が・・・戦争を?」

「えぇ」


ゼルダの質問に短く答えるとマスターハンドは本を見ていた。確かにページには

2つの人種がいると書かれているが見た感じではどちらも姿形は変わらない


「何が違うんだ?これといった違いは見られないが・・・」

「戦い方よ」

「戦い方?」


「この絵のように、見た目は変わらないわ、能力も、飛びぬけの視力や聴力がある
 わけでもない。アルガレットという種族は、魔法を中心とした戦闘をする。生活の
 ほとんどを、魔法で過ごしてる。魔法や超能力がすごく発達した文化を持っているの」

「もう一種は?」

「アレクサンド、アルガレット人とは違って、機械・・・科学技術が発達してる。魔法は
 一部の者しか使えないけど、逆に核兵器で戦う。爆弾やマシンガン、拳銃にビーム」


そんな中彩花は誰よりもこの状況を悔んでいる1人の姿に気がついた

彼は平和を望んでいた。しかし未来であるここでは戦争が起きているのだから


「未来でも・・・戦争はあるんだね」

「・・・そうね。残念ながら、戦争がなくなることはないんじゃないかしら」

「そんな・・・・」

「けれど、貴方のように平和を望む者・・・平和を望み動く者がいなければいつか終わるは
 ずの戦争も終わらないでしょう。だから貴方の今の気持ちが無駄というわけではないわ」


以前も感じた6人とは違う雰囲気の大人びた少女の言葉はまた不思議な説得力があった

そして彩花もまた平和を望むからこそこうして戦争を終わらせるためにこの場にいるのだと


「ロイが聞いたら悲しむね」

「また懐かしい名前を・・・もう何年も会っていないわ」

「ロイ、彩花がいつも危ない目に突っ込もうとすると止めてたんだよ?
 これ以上争いには関わって欲しくないって言ってたんだけど・・・・」

「えぇ、覚えているわ。でも私もまた平和を望んでいるの。だからこの道を選んだ」



その時6人の前に再び緑色の何かが浮かんでいた。ポケモンのセレビィだ


「あ!セレビィ!?」

「・・・・・・・・ここでお別れね。短い間だったけど、懐かしい顔を見れて嬉しかったわ」


再びセレビィの光に包まれ、その場から姿を消した。1人部屋の中で彩花は呟いた

その声は懐かしい顔ぶれに会えた喜びと悲しみが半々に混じっているような声だった




「この時代のみんなは、どこにいるのでしょうね・・・・・・・・?」





=========================================

次回

マスターハンド達がいない事に気づいたクレイジーハンドはマスターハンドを探していた

そんな中モニター室にいたアイク、スネーク、ウルフ、ワリオもまたセレビィによって

タイムスリップしてしまうのだった。マスターハンド達とは違い4人が向かった先は過去!?


次回 最終話、「過去へ」


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