INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第27話、一番仲のいい人

険悪な雰囲気が漂う事にハラハラしていたマスターハンドとファイター達だったが

ポケモンバトルによりなんとかなりそうだと安心しているのだった

そんな中知り合いである者のそこまで仲がいいわけではないという青空はある疑問が浮かぶ



「青空サン!」

「えーと・・・誰だっけ」

「ゲーム&ウォッチデス!皆サンはゲムヲと呼びマすけど」


廊下を歩いていた青空は偶然にもゲーム&ウォッチに遭遇した。スマブラを知らない

ためほとんどのメンバーを知らない為話しかけられるたびに名前が思い出せず困っていた


「青空サンはなゼここへ?」

「え?」

「聞いタ話だトスマブラを知らナイと聞きマシタが」


片言で多少聞き取りにくいものの意味を理解した青空は考えると翔太に誘われた

のだと答えた。世界中の強者が集まると言うという意味でも気になってはいたそうだ


「剣とか銃とか普通に持ってるし普通なんだよなあ・・・・?」

「そうデスね。彼らハそれガ普通ダトいってマした」

「うーん・・・・良くわかんないなあ」


再び唸り始めた所にピットが通りかかるとピットは2人の名を呼び駆け寄ってきた


「青空さんが翔太さんといないなんて珍しいですね」

「・・・そう?」

「いつも一緒にいるイメージがありましたけど。ここには慣れました?」

「すっかり」


それはよかったですとピットが答える中彩花がピーチ達と共に外へ向かうのが見えた

ピットが大声で呼びとめると4人は振り返り近づいてきた


「どこ行くんですか・・・って彩花さんがいるということは・・・また特訓を見に行くんですか」

「乱闘場でやればよくない?って言うんだけどあの人たちは馬鹿なのかね」


呆れた様子で彩花が呟くなか青空の中にふと疑問が浮かんだ


「彩花ってこの中では誰と仲いいの?」

「え?」


唐突な質問に聞き返すもそれに答えたのは本人ではなく周りにいたピット達だった


「コリンやネス・・・子供たちとはよく遊んでるの見ますよね?」

「トレーナーともよくポケモンの話してるわよね?」

「でも一番仲いいのは・・・ロイさんでしょうか?」

「っていうかなんで君達が答えてるの?そしてなんでそうなるの!?」


2人に突っ込む中青空はそうなのかと告げた。その意味をなんとなく察した

彩花はため息をつくと青空に釘をさした


「言っとくけどそこらへんの人間どもと一緒の理由にしないでよ」

「・・・・違うの?」

「そんなわけないでしょ」


何の話か分からない4人は尋ねようとするがその前に彩花がさらに言葉を発する


「年が近いのもあるんじゃないの。っていうかあっちが勝手に来るだけだしね」

「勝手にって・・・・」


青空は呟くがどこかサムスは楽しそうに笑っている事に気づいた

サムス達が去った後リビングで翔太はマリオとネス、ディディーとゲームをしていた


「なんか任天堂のゲームってスリルがないんだよな・・・」

「スリル?」

「子供向けなんだから仕方ないとは言え・・・もっとアクションものとか」


ファイター全員が数日間翔太を見たとはいえとても彩花を変えた人物とは思えなかった

そんな中青空がさっきサムス達と話していた内容を話す


「やっぱロイって人と一番仲いいみたいだよ。本人はそうでもないって言ってたけど」

「あれ仲いいって言うのかな・・・・」

「一方的にロイが世話焼いてるだけだよね・・・・」


マリオとルイージが呟く中翔太は乱闘が終わるとコントローラーを置いて下を向いた

そしてマリオ達も反応するような言葉を青空に向かって告げた


「・・・・なんか。変わったよな」

「確かに。色んな人と話しているのを良く見るし」

「前はクラスの奴とも話さなかったのにな」


乱闘が終わるとマリオ達は尋ねた。青空が知っている彩花はDXの初期に見たような

誰かと関わることを拒むような人物だったとルイージは以前も聞いていた


「翔太は青空よりも前に彩花と知り合ったと聞いているが・・・前からあんなんだったのか?」

「いや・・・・最初に会ったのは小3だが・・・その時は
 仲がよかった。青空が言うような奴じゃなかった」

「??どういうこと?」

「俺が・・・・変えちゃったんだ」

「!」


その発言にリビングにいた誰もが振り返った


「あの頃の彩花は元気でうるさくて・・・しょっちゅうからかっては遊んでたよ。とはいえ
 遊んでたのは学校にいた時だけで休みの日に遊ぶとかそういうことはなかったけど」

「ど・・・どういうこと?変えちゃったって・・・」


翔太はルイージの質問に答えることはなく呟いた


「もしかして・・・・あの人たちが変えたのかな」

「え?」

「あれから何年も経ってるから大丈夫かと思ったんだけど・・・そうでもないようだ」


部屋に戻りベットに座ると翔太の前に光り輝き何者かが現れた



『どうですか?実際に見たスマブラは』

「驚く事ばかりだ」


翔太の前にいるのはスマブラのメンバーではない。マスターハンドやクレイジーハンド

といったニンテンドーの神でもない。翔太の前にいたのは体の透けた女性



『彼らは世界を守るために作られた組織。けれどかといって彼らが全て解決しなけれ
 ばならないというわけじゃない。彼らでは対処しきれない事件もいずれ起きるでしょう』

「本当にあいつは戦えるようになったのか?あの泣き虫な彩花が・・・?」

『・・・・えぇ』

「信じられない。雷やピストルの音でビビる奴だぞ?そんな奴が魔物と戦うなんて・・・」


彩花が戦えるということを知った時正直固まった。それは世界が崩壊するほど信じられないこと

だったからだ。すでに多くの事件に巻き込まれ戦う事を余儀なくされたことも聞いていた


「二次元とはこのことか」



1人部屋の中で呟くと女性もまた呟くと消えていった



「お願い、この世界・・・ニンテンドーを救ったあなたならできるわ」




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次回

一ヶ月が経ち2人が帰ることになった。特に大きな問題もなく終わりを告げ安心する中

ピーチ、マルス、ネス、ディディーコング、ゼルダは突然現れたセレビィの力によってどこかへと

飛ばされる。マスターハンドと合流するピーチたちだが怪しい軍隊がいて・・・?


次回 第28話、「セレビィの時渡り」


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