INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第26話、トレーナーとして

話を聞くうちに彩花が誤解を解こうとしていた事、かつて彩花と2人の関係性。翔太と以前リーグで

バトルをした事がある事を知ったファイター達。そんな中翔太はリベンジをするために彩花に

ポケモンバトルを挑む。多くのギャラリーが集まる中白熱のバトルが始まろうとしていた


「ボーマンダ、かえんほうしゃ!」

「フライゴン!避けて!」


止まる事がほとんどなく動きまわる2体のポケモンによってファイター達は

動きが目で追えなくなっていた。追ったと思えば指示で再び動き出す


「何が起きてるんでしょうか・・・」


ポケモントレーナーは緊迫した空気の中呟いた


「りゅうのいぶき!」

「だったらこっちも!!フライゴン!」


両者の指示で2体のポケモンはお互いに口から青紫色の炎を吐きだした

熱さを感じる中リュカはポケモントレーナーやポケモン達に尋ねた



「フライゴンは何回も見たことありますけど、あのボーマンダって・・」

「あっちも竜みたいだな・・」

「当然だ、ボーマンダもドラゴンタイプだからな」


答えたのはクレイジーハンドだった。マスターハンド同様種類は違うとはいえ

同じ神であるがゆえにニンテンドー内の世界については詳しかった


「どっちもホウエン地方のポケモンだ。・・・あの翔太って奴も相当の実力者だな」

「えぇ!?あれを避けた!?」


アイスクライマーが大声を上げると翔太はボーマンダに更なる指示をする


「空に上がれ!」

「?」

「かげぶんしん!そしてつばさでうつ!」


上昇したボーマンダはいくつかに分かれると何体かのボーマンダが翼を

はばたかせ竜巻を起こした。いくつも発生した竜巻はフライゴンを囲むように近づいていく


「今だ!上昇して!」


当たるか当たらないかのギリギリのところでフライゴンは飛び上がった

ジャストとも言えるタイミングにファイター達は驚きの声を上げた


「これで・・・・終わりだ!!ボーマンダ、りゅうのいぶき!」

「フライゴン!迎え撃つよ!りゅうのいぶき!」


再び両者が指示を出すと2体のポケモンは口から青紫いろの炎を吐いた

数秒間ぶつかっていると爆発が起き砂埃が立ち込めた

砂埃がうっすらと薄まっていくと2体のポケモンは向かい合うように立っていた


「勝ったのは・・・・・」

「どっちだ!?」


ファイター達が息をのむのと同時に2人もこの攻撃で勝敗がつくと予測し

緊迫した空気が流れた。どちらが勝ってもおかしくないバトルに空間自体が静まり返った



「フライゴン!」


フライゴンがグラッとよろめいた時踏ん張るもののフライゴンは倒れた

しかしフライゴンがよろめくと同時にボーマンダもまた倒れ2体はほぼ同時に倒れていった


「ボーマンダ!」



2人はそれぞれ手持ちのポケモンの名を呼ぶと駆け寄った



「両方・・・倒れたってことは、引き分け・・・・・?」

「うおーー!実にいいバトルだった!」


乱闘にも負けず劣らずの白熱のバトルにファイター達はざわめきだした

それぞれポケモンをモンスターボールに収めると2人は近づいていく


「・・・ずっとここにいたくせに」

「私だってたまにコ・・・ポケモントレーナーとバトルするし。
 負ける気はさらさらないね。・・・とはいえ引き分け・・・か」



「おーい!」


ファルコンの叫び声が聞こえ2人が振り返るとファイター達が駆け寄る中ファルコンは

いつも通りの大声で叫んだ。それにつづいて他のファイター達も次々と口を開く


「すごいじゃねぇか!」

「翔太もなかなかやるではないか」

「さすが・・・というかすごいよ!」


ファイター達に囲まれ翔太が照れくさそうにしている中彩花は呆れた様子でいた


「彩花さん!すごくいいバトルでした!」

「流石だな。勉強になった」

「かっこよかったわよー?」

「あれくらい普通だし。っていうかそんなに騒ぐ事でもなくない?」


てれ隠しなのか本心なのかため息をつくと彩花は答えた

それでもファイターたちは滅多に見る事の出来ない貴重な体験に燃え上がっていた

その話は次の日までも持ちこされリビングではルイージとマリオ、ルカリオがしていた


「お前あいつと仲悪かったんじゃないのか?」

「仲悪いってかこっちが勝手に嫌ってるだけ?」

「なんだそりゃ・・・・それなのにバトルはするんだな」


珍しくゲームはディディー、ネス、子供リンク、トゥーンリンクがしている中

椅子に座っていたマリオはリビングにいた彩花に尋ねた


「ポケモンバトルをしている時の彩花はどことなく楽しそうに見えたが」

「確かに」


ルカリオとミュウツーもまた呟く


「それとこれは別。バトルする以上余計なことは考えずに勝つことを考えないと」

「・・・仲がいいのか悪いのかわからんな」

「まあ、慣れ合う気はさらさらないですけどポケモンバトルは別だよ」


そんな会話を聞いていたルカリオはこの状況にふさわしい言葉を呟いた


「ライバル・・・というべきか」

「・・・まあ、なんか気に入らないけど間違ってもない」


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次回

不安しか感じていなかったマスターハンドだがなんとかなりそうだと一息ついていた

バトルを見たことによりファイター達はやはり翔太が関係あるとは思えなかった

そんな中青空は彩花がよくリンク達を見に行く事に疑問を抱いていた


次回 第27話、「一番仲のいい人」


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