INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第24話、偏見

貴族という名目から弱いと思っていた翔太は強さを知るためにロイ、ガノンドロフ、スネーク

ウルフで乱闘させる。ロイは勝利できないも彩花により翔太達はある事を考え始めたのだった

意味深な彩花の言葉に気になった青空はロイの過去を尋ねる


「僕の過去?」


唐突な質問にきょとんとした様子でロイは尋ねた


「貴族って聞いたけど・・・」

「そういえば、我々も知らないな」

「というかほとんどのファイターがなにをしてきたか知らんぞ」


青空に続いてスネーク、ガノンドロフも口を開いた。最初の時点で大雑把に

何をしたか説明を受けてはいても具体的に何があったのかはほとんどが知らなかった


「・・・・普通だけど」

「普通ではないだろ、戦場にいたんだから」

「戦・・・・場?」


淡々とスネークが告げる中聞き慣れない単語に2人は顔を見合わせた


「えええええっ!?彩花が!?」

「そうよ?」


リビングに戻ってきたロイはピーチとサムスから誤解を解こうとしている話を聞いた

その場には翔太と青空も居合わせていたのだがサムスの話を聞いていると「あぁ・・・」

と納得したように頷いた。2人と共にいたゼルダが尋ねる


「誤解・・・とは?」

「あー・・・・多分・・・貴族って聞くとなんか自分勝手なイメージがあったからそれじゃないかな」


青空が呟くと3人は顔を見合わせた。椅子に座るとルイージがお茶を持ってくる


「確か・・・彩花も最初の頃そう言ってたね」

「貴方達の国は争いがないと聞きましたけど・・・」

「確かにないね。数十年前はあったけど」

「剣とか魔王とか、貴族もだけど俺達存在してるとは思わなかったから架空のものとして
 なんというかイメージがついてるんだよな。姫と言えば、金持ちと言えばこう・・・みたいな」

「で?彩花はどこに?」


ロイが尋ねると青空はさっきモニター室に来たけれどどこかへ行ったと告げた

そしてその時も偏見を持っていると思われる自分達に誤解を解こうとあの話をしたとか


「なんでますます仲悪くなるようなことしてるの!?しかも僕が原因で!?」

「仲悪いのか?翔太は嫌われてるっぽいけど」

「あー・・・あぁ・・・・」


外に出た彩花は芝生の上で寝ようとしていた。ここ数日日がらがよく今日もいい天気と

言えた。ヨッシーはよく外で昼寝をするらしいが彩花もまた毎日とはいかなくとも時々

外に出ては寝ようとしていたのだ


「む、彩花ではないか」


聞こえた声に傾けるとそこにはメタナイトがいた


「また寝ようとしてるの?ロイに怒られるよ?」


その近くにはマルスがいた。この組み合わせだとおそらく外で特訓でもしていたのだろう


「そういえば・・・サムスから聞いたよ。僕達の誤解を解こうとしてたんだって?」

「んなっ!?」


勢い起き上がるとメタナイトと共に上を見上げた。すると驚いた表情を見て笑いだした


「まさか彩花がそんなことしてくれるなんて」

「どういうことだ?」


意味がよく分からず尋ねるメタナイトに対し若干不機嫌そうに彩花は告げた


「・・・きっとあの時の私と同じ偏見持ってるんだろうなーって思って」

「偏見?」

「貴族だからなんでも望みがかなうとか苦労した事がないとか」

「・・・なるほどな」


メタナイトが理解したように頷く中彩花は王子スマイルを振りまいている人物に気付いた


「・・・なに」

「嬉しいなあって」

「は?」

「こうしてロイの誤解を解こうとしてくれてるなんて」

「はっ!?何言ってんの!?変に誤解してるあいつらが気に入らなかっただけで・・・・!」


慌てた様子の彩花にマルスは少しだけ表情を曇らせると呟いた


「いいなあロイは。こうして心配してもらえるなんて」

「別に心配してないし!勘違いしないでよね!」

「・・・僕も、偏見持たれてたら解こうとしてくれるのかな・・・?」


曇らせた表情に一瞬ハッとなるとそっぽを向いたまま勢いよく答えた


「当然だよ!」

「・・・ふふ、そっか」

「!」


再びニコニコした表情に戻ると勢いよく彩花は立ち上がった


「・・・・ふん!」


勢いよく走りさった後メタナイトは呟いた


「・・・やはり根はいい者なのだな」





「やっぱり君達がっていうより日本人がって感じなの?」

「多分ね。ゲームとかの影響もあるんだけど・・・なんていうのかな、魔王=悪ってイメージ
 がある事ない?本当は優しい魔王とかもいるんだろうけど魔王と言えば・・・みたいな?」

「なるほどねぇ・・・ってここにいる魔王は2人とも悪だけど」


翔太の話を聞くとルイージは納得した


「その・・・ごめん」

「いいよ。誤解が解けたのなら」


誤る2人に対しロイはそう答える中やはりこの人物が過去に何かをしたとは思えなかった

どこにもそんな様子は見えず話していても普通の青年に見える


「そういや翔太。昨日お前神月にリベンジするとか言ってなかったか?」

「あー!そうだった。すっかり忘れてた」

「リベンジ?」


ルイージが尋ねると翔太は自分はポケモントレーナーだと伝える

そして以前リーグで勝負したものの負けたのでそのリベンジがしたいのだという


「よし。探しに行こう」

「えっちょ・・・・」


勢いよく立ち上がると翔太はリビングから勢いよく飛び出していった

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次回

ルイージはリビングに残っていた青空より彩花との関係を聞く

そんな中翔太は過去のリベンジを果たすため彩花にポケモンバトルを挑むのだった


次回 第25話、「勝負」


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