INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第20話、過去の傷

マスターハンドにより告げられた実習生。彩花の故郷でもある日本からということで

ファイター達は楽しみでいた。そんな中エリアによりマスターハンドは衝撃を受ける

彩花、そしてネス、ミュウツー、ロイに実習生の1人が彩花の全てを変えた人物だと告げるのだった



「どんな人かなー」

「彩花と同じってことは人間だよな?」

「ってことはポケモントレーナーだったりするのかなー?」


朝食時、メンバー達は今日来るはずの実習生たちについてあれこれと話していた

そんな中前日マスターハンドによりある事を聞かされた3人はどこか沈んでいた


「あ、マスターおはよー!」

「あぁおはよう」


マスターハンドがやってくるとファイター達に向かって話があると告げた


「彩花さんがいませんよー?」

「また寝てんじゃねえ?」

「構わない」


マスターハンドは一言言うとファイター達に向かってあの事を話し始めた


「今日来るはずの生徒は・・・・彩花と関係がある」


「えぇ!?」

「・・・・・・・・・」


ファイター達が驚く中マスターハンドは言葉を続けた


「また波乱が起きるかもしれん」

「え?どういうこと?」

「仲間・・・という言葉を信じられなくなったのはその子が原因でもある・・・ということだ」



マスターハンドは自らの調査ミスにより引き起こされた事態だと責任を告げた

そんな中機能話を聞いていたロイはマスターハンドに尋ねた


「マスターハンド。彩花は・・・帰るの?」

「・・・・いや、本人は帰らないと言っていた」

「なんで!?」


勢いよく立ち上がるとファイター達はまたしても驚きの声を上げた


「ロイ!?」  「一体どうしたの!?」

「僕とミュウツー、ネスは昨日聞いたんだ」

「え!?」


一同は2人を見るも2人は俯いたまま何も言わなかった


「無理やりにでも離すべきだよ!」

「ちょっとまてロイ、彩花の過去に何があったのか知ってるのか?」

「それは・・・知らない。けど・・・信じる心を失くした原因だっていうんならそれほ
 ど辛い何かがあったはずだ!なのに再び同じ場所にいさせるなんて・・・!」


そんな中スネークが呟いた


「そもそもあいつの過去って何があったのだ?平和な国に住んでいるのだ
 ろう?俺も日本の話は割と仲間から聞くが・・・平和だと聞いているぞ?」

「両親が殺された・・・ってわけでもなさそうだし・・・」


ファイター達は考えるもその答えは見つからない。そんな中サムスが考えるより

本人に尋ねたほうが速いのではないかと提案した


「駄目だよ!本人は凄く傷ついて思い出したくもないだろうし・・・」

「マルス?」

「僕だって・・・裏切られた時の事はもう思い出したくない」


思わぬ発言にさっきからファイター達は驚かされるが誰よりも今の彩花の状況を

理解できるのはマルスなのだろう。他のメンバー達も過去の出来事からわからなくもない

そんな中マスターハンドは再確認した際彩花の言っていた言葉を告げた


「ここにいるファイター達はそれなりの辛い記憶を持っている。ファイター達は
 それを乗り越えたのに自分だけまた逃げるわけにはいかないと言っていた」

「そんなに悪い人なんですか?」

「いや?俺が会った限りでは普通の奴だったぞ?」


そう言ったのはクレイジーハンドだった


「前に大乱闘を見にっつーか見学に来たんだけどな。話す限り普通の奴だったぞ?」

「で・・・だ。今から迎えにいく人を決めたいのだが・・・」


マスターハンドが尋ねると数秒の沈黙の後名乗りを上げたのはマリオだった


「俺が行こう」

「マリオ!?」

「そいつが誰を知ってて誰を知らんのか分からん。
 よっぽどの事がない限り俺の事は知ってるだろう」

「ではマリオ。君に頼む。港の掲示板付近にいるはずだ」

「わかった」


一枚の紙をマリオに渡すとポケットに入れ朝食は再開された

昼過ぎ、彩花が起きるもファイター達のいつもと違う雰囲気に気づく

マリオは既に下へと下り迎えに行っている


「まあ、顔も見たくないんでDrマリオみたいになるとは思うけど?」

「それで済むのか」

「だってさー・・・・」


フォックスが問いかけるとファイター達だけではなく彩花もまた様子がおかしい事に

気づいた。誰よりもこの話を聞き驚いたのは本人だろう


「ずっと逃げてばっかってのも気に食わないし。そんな理由で逃げてたら・・・」

「本人がそう決めたなら俺は何も言わんが・・・・」


彩花は時計を見るとそろそろ戻ると言い立ち上がった。リビングから出ていき

30分後、その人物はやってきた。マスターハンドの招集によりメンバー達は

会議室に集まる。案の定その場に彩花の姿はなかった


「今日からしばらくの間ここで実習することになった2人だ」

「上田翔太です」

「伊藤青空です」


「とても見えないわよね・・・・・」

「そうですね・・・・・」


自己紹介の間サムスはピットと話していた。見た目からもどこにでもいる好青年で

関係があるというだけに年も彩花やピット達と近そうだった

自己紹介が終わるとファイター達は2人と話をするも至って普通の会話だった


「おぉ!本物の魔王だ!かっけぇ!」

「そうか・・・?はっはっは!」

「本当に存在するんだな・・・その羽とかコスプレじゃないんだよな?」

「違いますよ!!」


やはり・・・・・そこらへんの人間はめずらしいのか?彩花と同じことを聞いてくる

そんなことをファイター達は思っていた


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次回

ファイター達と打ち解けそうは見えないほどに溶け込んでいる2人

そんな2人の会話が部屋の中にも聞こえていた。出るに出られない状況に陥ってる中

ついに居場所がばれてしまう。過去と向き合う時が近づいていた


次回 第21話、「再会」


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