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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第38話、強い意志

一同が集まり最終決戦と向かうメンバーを選出する中案の定沙織とファイターが衝突する

そんな中ゼルダはマスターハンドに記憶の話をしリンクは衝撃の事実に気づく

一方ロイは彩花が記憶を取り戻していることに気づき何かを確信すると自分達が

最終決戦に向かうと告げ選ばれた5人はゼロ達のいる場に向かうのだった
一つの部屋に5人と2人は相対した。サムスはまた沙織が飛びだすのでは

ないのかと敵より沙織の方向をじっと見ていた


「・・・行きましょう」


彩花が告げると無言で沙織も数歩前に。それに続いてメンバー達は全員前に出る

すると突然現れた04がなにかをつぶやくと目の前に無数の魔物が現れた


「まあ、こういうのって魔法で倒したほうが早いよね?」

「そうだね」

「「ファイアー!」」


2人は同じようで違う炎魔法を唱えた。同じファイアーであるものの沙織は直線状に

向かい彩花の唱えた魔法は炎の球の周りに強い炎を纏わせながら向かっていく

当たった瞬間、お互いの魔法は燃え上がった


「危ない!何か来る!」

「っ・・・・ネール!」


04と彩花、お互いの魔法が発動するのは同時だった。光線を青い防御壁ネールの力で防ぐ



「!!」


初めて見たわけではないが、再びその力を見た沙織は唖然とする

あの時も強いとは思っていたけれどこんな完全防御みたいな力を持っていると

相当のことがない限り負けないだろう


(あれは・・・ネールの愛!)


ロイは2人を見た。記憶を覚えていないとはいえ何かを思い出すんじゃないか

しかし2人は戦いに集中しており技について考えている余裕も見当たらたない


「今度はこっちから行くよ!」


叫ぶと同時に彩花は地面にドンッと槍の先を叩きつける。すると周りの空間が歪みだし

04の周りだけ崩れ始めた。一度は見たことあるであろうアクアとマリンが使う幻術だ


「ぐっ・・・なんだ!?」


ふらついた所をすかさず彩花は槍から剣に変え切り裂く

当たったのか当たっていないのかは分からないが04はふらついたまま一歩下がった



「すごい・・・」



真剣に戦うのを見るのは初めてでサムスは少女を見ていると呟いた。世界的に有名な賞金

稼ぎである彼女ですらその強さを認めるのだ。そしてロイも同じことを思う



(あんなに・・・強かったんだ)



かつて性格である『彼女達』が戦うのは何度か見たことがある。その強さは

ファイターたちに負けず劣らず。むしろそれ以上だった。とはいえそれは

『彼女達』の話であり本人である彩花が戦うのを見るのは初めてに等しかった



(僕は・・・・・)



今まで何かが起きるたびに守らないとと思っていた。本当に今まで見ていたのか

そんな疑問が浮かび上がる。固定概念に捕らわれ戦わせるべきではないと決めつけていた

これほどの強さがあれば守らずとも自らの身を守り戦うことだって出来るだろう


「それでも・・・・・・それでも、僕は守りたいんだ!」


一度失いかけた。だから二度と失いたくない


『ならば貴様の手で証明しろ』

「!」


どこからか声が聞こえた気がした。声の主が誰かなど尋ねるまでもない

低く、トゲのような口調の声を聞きロイは呟いた


「証明して見せるさ」



「たぶんあれ、幹部もボスも人間ではないんじゃないかな
 ?だって攻撃がいかにもサイボーグ・・・ロボット的だもん」

「ほう・・・良く気づいたな」

「だから自分は思いっきり出来るんだけど」



にやりと笑うと少女は強く言う。そんな少女を見てマリオは何かを考えていた

確かにここ数日一緒に過ごしてきて慣れてきたというのはあるだろう

しかし明らかにあの時と口調と雰囲気が違う。まるであの時のような・・・・


(もしかして、彩花は記憶が戻っているのか?)





「えいっ!」





苦の表情は無く、かといって楽の表情でもない。沙織はただひたすらゼロと

戦っていた。機械でできた腕から銃弾が飛んでくる。その攻撃を風魔法で動きを

止めたりまた別の魔法で相殺していた


「沙織!」


後ろから聞こえた声、それは一瞬声を聞けば誰が来たのかはわかる


オレンジ色のスーツ・・・戦闘服と言ったほうがいいかもしれない。様々な仕掛けのある

パワードスーツを身にまとった外人バウンティ・ハンターといわれる女性サムスの声


「何度言われても止まらないよ」

「そんなことわかってる。だから私が来たの」


標的に標準を合わせ構えると次々と現れるサイボーグたちを倒していく


「くっ・・・さすがに慣れない相手は厳しいわね」

「・・・・・・・・」


沙織は無言で魔法を連続で詠唱する。同じ種類ではなく状況に応じて

炎、氷、風・・・中には見たこともない魔法もあった


「どうしてあなた『達』はそんなに慣れているのかしら?」


沙織は敵を倒しながら答える


「貴方達が有名なだけで、世界には戦う力を持つ人は沢山いる。名が知られていなく
 ても、世界的に有名でなくても特別な力を持つ人は少なくない。世界は広いのよ?」

「・・・・・・・・・」

「私にだってまだまだ知らない世界や魔法がある」


まだ見知らぬ世界を見たい。もっと色んな事を知りたい。有名な人や面白いものに

出会いたい。旅人として、人として。これもまた揺るがない一心


「ここで死ぬわけにはいかないんだよね。サムス、一気に行くよ!」

「え?えぇ・・・・」


勢いよく炎の球を打ち出すと華麗なる身のこなしで攻撃を避けて行く


待機場所となっていた広い場所で待っていたファイターたちはスクリーンに映し出され

ている戦いの様子を見ていた。しかし見えるのはサイボーグらしき機械の残骸と

動いているものがほとんどでたまに戦っているメンバー達の姿が映し出された



「今の僕たちにできるのは信じることだけなんだ」

「でも、待ってるだけって空しいね・・・」

「そうだな、俺たちはいつも戦っていたからな」


ファイターのほとんどがそれぞれの出来事では中心となり戦いに参加する側に

あった。誰かが戦い勝ちぬき戻ってくるのを待つということはなかった


「スマブラからですね・・・誰かが帰ってくるのを待つのは」


その中でも唯一といっていい記憶を取り戻しているゼルダは祈るように両手を

握っていた。目を閉じた後マスターハンドの横にいたゼルダは呟いた


「私は・・・信じてます。彼女たちなら・・・勝つと」

「・・・・何が君をそうさせる?」


かつて疑われる側にあった存在。ゼルダの言葉に疑いの心は無かった

そんなゼルダに深い意味はなくマスターハンドは尋ねた


「初めてハイラルで会った時も思いました。それは夢のお告げにもあったから・・・と
 いうのもありますが。今は別の意味で分かります。彼女の意思が伝わってきます」

「意思?」


ピーチが尋ねるとゼルダは告げる


「皆さんは記憶がないのでわからないかもしれませんが・・・・・・選ばれたのは偶然では
 ありません。資格があるから選ばれたのです。そして記憶があってもなくても・・・・・・彼
 女もまたファイターたちと同じ正義の心を持つ者。世界を救いたいと思っているのです」
 

それは彩花だけではない。沙織を始めとするファイターたちも同じ気持ちだ


『負けられないと強い意志が感じられます。5人は・・・きっと勝ちます』

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次回

口調が変わっていることに気づきある仮説を立てるマリオ。真実を確かめるために

少女へと尋ねると思いもよらない返答が返ってくる。一方サムスも沙織に対し疑問を

持ちかける。そこには旅人ならではの返答が返ってくるのだった


次回 第39話、「望まれた人格」


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