INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第36話、集合体

絶体絶命のピンチを迎えていた少女のもとに現れたのは記憶を取り戻したマスターハンド

セロと対峙する中彩花もまた再び魔法による攻撃を始めるのだった

サイボーグを倒している中2人のもとにはさらなる仲間ロイが姿を現すのだった
もう一人の手、クレイジーハンドは現れたかと思うと一言だけ残しその場から姿を消した

その中で消えることなく残っていた青年だったが瞬時にサイボーグによって遮られる


「ブリザード!」


氷魔法を唱えると見る見るうちに広範囲にわたってサイボーグ達は凍っていく

しかし機械には相性が悪く熱によって氷は解かされすぐに再び動き出す



「サンダー!」


垂直であるため範囲は狭いものの確実に倒せる魔法『サンダー』を唱える

直後サイボーグの攻撃を壁で防ぐと背後からマスターハンドの声が聞こえた



「それは?」



以前の彩花ならばハイラルの女神ネールによって与えられた防御魔法『ネールの愛』で

あらゆる攻撃を防いでいた。しかし今攻撃を防いだのは見たこともない防御壁だった

ネールの愛が術者を覆う円形名の対し今の魔法は板状で正面のみに現れていた



「シールドという防御魔法です」

「・・・・・・・」


記憶を取り戻した2人だったがファイターの記憶を消した今彩花の中にハイラルに

関する記憶はない。よって女神による魔法も覚えていないのだ



「マスターハンドはあいつを。ここは僕が。あいつを倒さないと収まらないと思う」

「わかった」


空中に浮かぶとマスターハンドはセロとゼロのいる場へと飛んで行った

先ほどまでマスターハンドがいた場所にはロイがいた



「なぜここが・・・・」

「クレイジーの力だよ。彼も神だからね」


次々襲ってくるサイボーグを倒すと再び口を開いた


「そんなに魔法が使えるなんて・・・すごいね」

「え?」


氷、雷、防御魔法、竜巻、少女の中ではそれほど多くもないと感じていたため

唐突な発言に疑問を感じずにはいられなかった



「そんなにでもないと思いますけど」



「もう二度と・・・・」

「え?」

「僕の傍から離れないで」



背を向けたまま告げると得意技であり必殺技である攻撃をした


「エクスプロージョン!」



「今までと違う・・・?」


マスターハンドと戦いながらゼロは呟いた。今まで見たこともない少女の力を見て

驚いているのだろう。しかし今使っている力が全力と言うわけではない。それは

誰よりもニンテンドーの神本人が知っていた



「危ない!」



数体のサイボーグが腕から銃のように弾丸を撃ち出され2人へと向かっていく

少女はロイの目の前で呪文を唱えると目の前に青い壁が現れ攻撃は

消し去られた弾は爆発するものの傷を負うことなく防いだ



「ありがとう」

「・・・・・・」


その時サイボーグたちが数か所で跳ね上がった。マスターハンドのいる所とは違う場所

かと言え彩花とロイがいる場所でもない。その正体が何なのかマスターハンドはすぐに分かった



「みんな!」

「・・・・待たせたな」


ファイター達が空間内にいた。何十人もの力でサイボーグ達は一気に跳ね上がり

空間内からサイボーグの数が一気に減ると隙間が出来上がった



「倒したのか?」

「んー・・・倒したっていうか逃げられたっていうか・・・」

「なんか様子がおかしかったんだよー・・・」


「あ!」


ふと、ネスが叫んだ、何かと思いセロの方向を見てみれば

そこにはメンバー達が戦っていた幹部達がいた。数名を除いて



「セロ様、ゼロ様、02と05が倒されました」

「そうか」


彩花は無表情のまま周りを見渡した。一戦を交えたからかファイターたちは

息が上がっていていかに力と体力を消耗したかを物語っていた


『さて、では最後の1チームを決めてもらおう。私達と戦うメンバーたちを』

「なに・・・?」


すっかり頭の中から消えていたものの現在戦ったのは5チーム。最初03が

告げたのは6チーム。よって最後の1チームとは6チーム目のことである



『良く考え決めたならば再びここに来るといい』


声にエコーがかかり響く中気がつくとファイターたちは元スクリーンのあった

待機場所にいた。横には一本道が続いておりあそこを抜けるとあの場へと行くのだろう

しかし、迷う余地はなく1人の少女が名乗り出た


「私が行くよ」

「沙織!」


これは誰もが予想できたことではあるが沙織も一度幹部と戦った身であり

見たままでも万全の状態でないことは明らかだった



「何を言われても、これが私の戦いであることに変わりはないの」

「でも・・・・魔道士って魔法力が要でしょ?さっきの戦いでかなり消費したんじゃ・・・」

「まだ大丈夫」


一心に曲げようとしない。芯が通ったといえば聞こえはいいものの変な

プライドは時に足元を救われる時もある。下手をすれば大事故になりかねない

そしてかつての少女のようにファイターたちは止めた


「ファイターじゃないしこういうのは俺達の役目だろ?」

「何かを護るのに誰がなんて関係ないと思うけど」


沙織と一部のメンバー達が言い争っている中ゼルダはマスターハンドに話しかけていた


「マスターハンド。あの・・・・・・」

「どうした?」


ゼルダの横にはリンクもいた。そんな中リンクはゼルダの一言に驚きの声を上げる


「・・・私達の記憶を・・・・消しました?」

「え?」

「彩花に関する記憶を・・・・」

「!・・・・思いだしたのか」


マスターハンドも思いだしていた。自分だけかと思いきやここにももう一人いたのだ


「彩花さん・・・ってどういうことです?」

「・・・・リンクは思いだしていないのか?」

「何の話ですか?」


リンクが首をかしげる中ゼルダは彼女の名を出した


「・・・・ソウルが教えてくれたのです」

「何?」

「書き換えられた私の記憶の中で彼女・・・ソウルは私に未来を教えてくれる存在でした」


今までも何度かあった夢のお告げ・・・予知夢の正体がソウルとなっていたのだ

ソウル。本来は彩花の中の人格でありアクアたちでさえも知らなかった存在

多くの彼女達に当てはまるものの彼女もまた別の意味で謎多き存在だった

===================================

次回

記憶を取り戻したことを告げるゼルダ。そしてきっかけを与えたのは『彼女達』

の一人『ソウル』だった。ゼルダは今まで聞いたソウルとの会話を話す

しかし記憶を戻すことはできないとマスターハンドは告げるのだった・・・・・・


次回 第37話、「取り戻した記憶」


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