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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第1話、招待状

ここにひとつの星があった。数多くある中でも有名なその星の名は『ニンテンドー』

この星にはには一人の神がいた。長い時間の末神『マスターハンド』はある組織を

作ることに成功し第一歩を踏み出す。世界中から英雄たちが集まる組織名は・・・
___________________________________


ここはニンテンドーの中でも大きな王国『キノコ王国』にとある二人が住んでいた



「兄さーん起きてー」

「うーん」


赤い衣服を着た男が寝ているところを良く似た緑色の服を着た男が起こそうとしており姿はよく

似ているが体格が違うところで見分けがつく。しかし姿が似ているのも当然、彼らは双子なのだ


「兄さん!!」

「なんだよ・・・もう少し・・・」



兄に比べ細い体で緑の帽子を被ったルイージがマリオを必死に起こすがなかなか起きない



「兄さん宛てに手紙がきてるよ」

「ん?」


言葉を聞き体を起こすと横に置いてあった帽子を被った。そしてルイージから手紙を受け取る

と目をこすりその手紙を見たその手紙は赤い丸の中に少しずれた十字のシールが貼られていた


「・・・・・なんだ?これ」


来る手紙といえば大抵『マリオパーティ』の案内やこの国の姫からの手紙だったりする。珍

しいと思いながら裏を見ても差出人の名は書いておらず顔を見合わせたマリオは封を開けた





                        マリオ・ルイージ様へ

              突然ではありますがこの度ニンテンドーを守るための機関
              スマッシュブラザーズを設立します。御二人にはそのメンバー
              に招待するためこの手紙を送りました。詳しいことはこちらで
              お話します。他の国からも来る予定なので是非お越しください

              4月7日   ○×の△××○     マスターハンド




「・・・・・・・」



手紙を読み終えると再び2人は顔を見合せた。いかにも怪しい手紙だがその中に書かれていた

スマッシュブラザーズという言葉が頭に引っ掛かった。何度読み返しても怪しさが晴れる事はなく


「最後に書いてあるの差出人かな?」


二人は世界的にも有名でニンテンドーの中では知らない人はいないだろう。この国の姫

ピーチ姫を攫うクッパ大魔王を倒したりピーチを救ったりと活躍は周辺にも知れ渡っていた


「マスター・・・ハンド?」

「知らないな・・・ところでなんでルイージまで呼ばれてるんだ?」


弟のルイージは、兄に比べこれといった経歴は少ない。ピーチ姫を助けに行くのもいつも兄の

マリオでルイージは部屋の掃除をしていたりご飯を作っていたりと、日々家事をしている。マリオ

パーティには出ているのだがそれでもその知名度はマリオが圧倒的に勝っていた


「そんなのわかんないよ。いいのかな?だってまたいつ何があるか分からないんだし・・・」

「うーん・・・・俺たちがいない間にまたピーチが捕まっても困るしな」



キノコ王国の城、ピーチ城に二人は向かうが案の定ピーチはマリオパーティの参加者で

城にはいなかった。キノコ王国の兵士や国に仕える者といえばキノピオという種族。尋ねる

が聞いたところ城の人にもスマッシュブラザーズという言葉は聞いたことがないらしい


「連れて来ました」

「キノじい!」


中でもキノじいと呼んだ人物・・・年を老いたように見えるキノピオは長年キノコ王国の王家

に仕えてきた人物。キノピオから話を聞くがそんなキノじいでも聞いたことがないという



「ハンドって・・・手、ですよね?」

「そうなんだよねー。人物名とも思えないし本名じゃないでしょ」

「悪者か?」


キノピオに尋ねるがわからないと首を横に振る。クッパのようにキノコ王国を我が物にしよう

としている者がいてもおかしくはない。となるとこれは2人に対する挑戦状なのだろうか



「しかし文面的には悪い感じはしませんね」

「この世界を守るための機関・・・・」


文字に目を落とすとキノピオは告げた


「他の国からも人が来るみたいですけど・・・・何かの縁ですし行ってみたらどうですか?」

「え?でも・・・」

「マリオさん達も遠くの世界に行った事はないでしょう?」

「まあ・・・それもそうだな」


マリオたちはこれといって外の世界に出ることもなくキノコ王国周辺やキノコ王国

に住んでいる者達とは良く会うが遠くの国や他の国の者とは会った事がない



「ってことは強い人が来るのかな?」

「そもそもこの内容が罠な可能性が高いけどな」


だとしたらこの手紙を放っておくわけにはいかない。マリオの中の正義感がそう告げたのだ


「行ってみよう。キノピオ。ピーチの事は頼む」

「任せてください!」

「うむ。行くのなら気をつけてくだされ。どんな事が待ち受けているかわかりませんからね・・・」



この事をピーチに伝えるように頼むと2人はスマッシュブラザーズと呼ばれる場所へと向かった

手紙に記された場所はマリオたちが住んでいる場所からはそう遠くはなく走って行ける距離

にあった。とはいえ彼らは車に乗るという概念はなく長距離でも基本は走って移動していた



「思ったより近いな」


地図を頼りに坂を登るとそこには特にまわりには何もなくて木々が生えている中

大きな建物がひとつあった。城・・・とはいえないがホテルのような豪華な建物で

まわりを見渡すと遠くに飛行機が止まるような場所があった



「ここか?」

「地図を見るとここだよ」

「思ったより・・・怪しくないな」


怪しいものとはほとんどというよりほぼ100パーセントがクッパ城の為そんな雰囲気を想像して

いたのだが怪しげな雰囲気はない。それは童話に存在しそうな鮮やかな木々に囲まれるように

建っており何十人と住めそうな広さ。建物の中心には扉がありどうやらあそこが入口のようだ


「入ってみるか・・・」

「兄さん先入ってよ」


マリオを盾にしルイージはマリオの背中を押しそんな姿に呆れながらもマリオはゆっく

りと扉に近付き扉を開けた。扉が開き足を踏み入れるとマリオの前に誰かがいた



「よく来たな」


そこにいたのは人らしきものではなく大きな白い手だった。動じることなくマリオは尋ねた




「お前が、あの手紙の差出人か?」

「そうだ」


あまりの怪しさにマリオは扉の前から動かない。白い手は宙に浮かびながら2人に尋ねた



「ここに来たということはスマブラのメンバーになってくれるのだろう?」

「すまぶら?」

「スマッシュブラザーズというのも長いだろう?だから略してスマブラだ」


その場から動かないまま白い手は言葉を続けた


「まあ怪しむのも仕方がない。少しだけ説明しておこう、君たちにはしばらくここに住んでもらう」

「なっ!?」



ルイージも驚きの声を上げるがこの建物に入ってから初めて言葉を発した

ルイージは言い訳をして帰ろうとしていたのだが予想外の返答が返ってきた



「ぼ、僕ら色々忙しい時とかあって帰らないといけない時もあるんだけど・・・」

「知っている。マリオパーティだろう?他にも色々と」

「な・・・なんで知ってるの!?」

「確かに有名で多くの人に知られているが・・・・どういうことだ?」


2人はさらに驚きの声を上げる


「詳しいことはまとめて後で話す。今はまだほかの者を待っている。他に招待した
 人達もそこまで暇な人ではなくてな、仕事とかで帰らなければいけない時もある」


他のメンバーとは一体誰の事なのか。二人はあまり想像がつかなかった


「ではこの鍵を渡そう。1人1部屋ずつある。しばらく自分の部屋で待機していてくれ」

「・・・・・・わかった」



荷物を自分の部屋に置くと2人は同じ部屋で待機していた。ルイージがマリオの部屋にやって

きたのだが部屋は狭くもなく一人で使うにしては少し広すぎるほどだ。とはいってもテレビや

エアコンは着いておらず、あるのはベットとタンスといった最低限のものだった


「・・・兄さん、どう思う?」

「ほかのメンバーってのが気になるな、一体誰が呼ばれてるんだ?」


他の国の住民など知るわけもなく2人は知っている人物の中から呼ばれそうな人物を推測した


「まさかとは思うけど・・・ドンキーとか?」

「・・・ありえるな」


その時、窓の外から甲高い音が聞こえてきた。空を見るとそこには隕石のような何かが見えた

それはだんだんとこの建物に近付き窓から見えなくなったかと思うととても大きな音が聞こえた



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次回

警戒しつつ言われるがまま部屋で待機していたマリオ達だったがこの建物付近に隕石のよう

な何かが墜落し様子を見に行く。建物を出たところで目の前にいたのは人間ではなく、得体の

知れないとしか言いようのないピンクの球体の姿の生物だった。その生物の名は・・・


次回 第2話、「星のカービィ」


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