INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第33話、ファイター選出

06はファイターたちに『ゲーム』を提案しファイターたちは乗ることになった

バランスを考え分担された2チームが移動し沙織を主としたチームはすでに戦いを

始めているのだった。勝つことを信じ見ていたファイター達だが次々と順番はやってくる
「・・・・準備ができた。もう2チーム移動してもらう」

「ついに来ましたね」


モニター越しにいたメンバー達もついに戦う時が訪れ06の方を向いた


「リンク、ゼルダ、Dマリオ、スネーク、ディディー、
 アイク、ウルフ、ヨッシー、クッパ、ガノンドロフ頼んだぞ」

さっき決めたメンバー達とさらに決まったメンバー10人は03の元へ歩いていく

次々と減っていくメンバー達だがこの中からあと10人いなくなるのだ


「みなさん、頑張ってください!」

「うむ」

「みんなで絶対戻るんだ!」



オリマーの問いかけにスネークとディディーコングは返事をした。他のメンバー達も

同じ心境だ。負けるわけにはいかない。それは世界のためにも。自分たちのためにも


「もう慣れたと言えば慣れたのですが・・慣れないです」

「・・・・私はこういうことは何度もあったけど」

「そうなんですか?」


オリマーが呟くと隣にいた彩花が返した。見た目的には幼いものの

『何度も』という言葉に引っかかったオリマーはさらに尋ねる


「何度もって・・・・」

「何度もっていうか2回くらい?こんなゲームみたいな感じで2対2とか
 で仲間の中からこうやって戦っていくのは初めてじゃないってこと」

「・・・そうなんですか」


モニターで見ていたメンバー達の中から次々とその場から姿を消していく

ファイターたち。そしてついに残りの2チームも戦いに行く時が来ていた


「さてと、どうする?」


ロイの問いかけにメンバー達はマスターハンドの方を見る

随分と減ったこの中からさらに2チーム分・・・10人を選出しなければならない


「うむ・・・出たい者はいるか?」



「私が出ましょうか・・・?」

「私モ出マス!」


と勢いよく言いだしたのはロボットとゲムヲという人離れした感じの2人

とはいってもこのスマブラにとってはかけがえのない戦力であり仲間だ



「じゃあロボットとゲムヲは決定だ」



「さすがに・・・・戦わないといけない気がするんだけど・・・」


と声を上げたのはルイージ。それに続いてオリマーもゆっくりと話す


「そうですよねー・・・」

「なに、無理に出ることはない。この中から13人は残るんだからな」


「僕が出ようか?」

「いや、ロイも残っていてくれ・・・・いろんな意味で」

「?」



マスターハンドは視線を横に移す。それに続いてロイも視線を横に移動するとそこには

ピチューを抱え込んで子供リンクが隣に座ってマスターハンド達の話が耳に入らないほど

真剣な表情ででモニターを凝視する2人の姿があった


「大丈夫だよね・・・みんな・・・」

「心配ピチュ・・・」


ミュウツーとDrマリオが戦いに出た中DXメンバーで残っているのは3人だけだった

この中でいうなればロイが一番説得力があり2人を安心させられるだろう


「・・・わかった」


そう頷くとロイは懐からあの水晶を取り出した。これがなんなのか記憶にはないものの

何か特別な、深い意味のあるものだと倒されるかもしれないというこの戦いにお守り

代わりに持ってきたのだが水晶は見つけた時同様オーロラのように七色に光り輝いていた

ロイがそれを見つめていると近くからルカリオとデデデの声が聞こえた



「では私が出よう」

「わしも行くぞい!」

「陛下・・・なら私も・・・」



「いや、メタナイトは念のために残るぞい」


「ならプリンに任せるプリ!」


こうして5チーム目はゲーム&ウォッチ、ロボット、ルカリオ、プリン、デデデに

決まった。案の定少し時間が経った頃に呼び出しがかかり残っていたファイターの

数は20人を切った。それは半分を切った事を意味している


今だ勝敗が決まったチームが一つもないということはかなりの長期戦と

なっている。この戦いも相当厳しいものになるだろう



「ならば・・・任せたぞ」

「うん!」

「あぁ」

「任せるぞい!」



5人は自信にあふれたような表情でゆっくりとその場から姿を消した

残りは1チーム、マスターハンドがそう呟こうとした時


『待ってる人達は負けるのを待つだけだとおもったかい?』

「誰だっ!?」


マスターハンドを始め、他のメンバー達も険しい表情となる

モニターを凝視していた子供リンクたちもその声に気づきはっとなる


『ずっと見ているだけでは退屈だろう?お前らもここで果てるといい』


という謎の声に続いてメンバー達の周りに無数のサイボーグが現れた

その姿は今まで何度も見てきたあのサイボーグたちだ



「なんだと!?」

「これって・・・・」

「くるぞ!!」



襲いかかってきたサイボーグを素早く倒していく

しかし今まで同様その数は減らずに一方的に次々と現れる




『くくく・・・いつまでもつかな』

『ゼロ様、5人の幹部達がスマブラファイターと接触しました』



何もない空気中に浮かんだ映像を黒と白の服を着た老人らしき

人物とその後ろにあるいて現れた中年の男は見ていた


『しかしなんだあの女・・・まったく戦う素振りを見せない』


モニター越しに映っている少女は、マスターハンドの後ろに隠れ戦ってはいない

しかし、特に怯えているわけでもないただ近づいてくるサイボーグを

同じ炎魔法で対処しているのみ、それ以上は動かない


『・・・このまま待っているのも退屈だ・・・・』


老人が手を上にかざすと、中年の男はその場から姿を消した


「全然減らない・・・」


マスターハンドも自ら戦ってはいるのだがその神の力をもってしても

一向に減る様子のないサイボーグ、さらにはさっきよりも増えている気もする


「大丈夫か?」


一瞬後ろにいる少女に声をかけると小さな声で「・・大丈夫」という声が聞こえた

しかしこのままではらちが明かないとマスターハンドだけでなく彩花も考えていた



「え?」



ふと、後ろにいた少女が一瞬声を発した。何かが起こったのかと

後ろを振り向くと次の瞬間、少女は姿を消した


「な・・・!?」


一瞬、少女の傍に黒と白の衣服が見えた気がした。ファイター達は戦いに手一杯

で他のメンバーが見えないことから彩花がいなくなったことに気づいていない


「一体どこに・・・・!?」

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次回

突如消えた彩花を探すためにマスターハンドは行方を追いかける。それぞれ

幹部達と戦うファイター達、スクリーン前でサイボーグたちと戦う中再びロイは

頭痛を感じた。マスターハンド、ゼルダ、マリオも同じ痛みを感じるのだった


次回 第34話、「心の記憶」


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