INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第31話、夢未来

約束の日が訪れ姿を現す03と06。ファイターたちは苦戦するものの突如2人は

ファイターたちの前から退くのだった。沙織の唐突な行動に疑問を持ったロイは

ふと思い当った人物彩花に相談を持ちかける。それに対し大丈夫だと彩花は告げるのだった
「やっぱり、あの大人数相手にするならチームワークが大事だと思うんだ」


そしてお昼過ぎ、今日もメンバー達は会議室で会議を始めていた

06と03ということはナンバー的に6より前の幹部は存在するということになる



「ううむ・・・・」



「それに沙織、前は偶然なんとかなったからいいけど・・・
あんまり自分1人で行くのは良くないわ。分かるでしょう?」

「まあ・・・一直線は馬鹿のすることだって分かってはいるんだけど・・・
 やっぱ自分で何とかしないとーって思うんだよね。わからないかなぁ?」

「そうだけど、やっぱり私たちがいるんだもの、仲間を信じてくれても・・・」


さむすは基本一人で任務をこなすのが当たり前だった。スマブラとは違うある組織に

属していた時もあったがあらゆるいざこざにより脱退。単独行動に慣れていた

しかしここ数年、スマブラに属してから自らの信念そのものは変わらずともかつてとは

違う考えを持ち始めていた。本人は無自覚であるもマスターハンドは気づいている



「一人ではできないことも協力すれば出来るはず」

「それはわかってるよ?」



そんな中マスターハンドが言葉を発した


「沙織と彩花に聞きたいことがあるのだが」

「うん?」

「なに・・・?」

「『仲間』ってなんだと思う?」


マスターハンドは2人に聞く。実際聞いたのはマスターハンドだが

他のメンバー達も2人の回答は気になっていた




「一緒に遊んだり笑ったりするものでしょ?」


沙織の返答は間違ってはないない。しかしその解答は戦いとはどうもかけ離れている

ようにも聞こえる。少なくともマスターハンドが望んでいた答えとは方向が違う


「昨日も同じ質問されたなあ」

「えっ」


ファイターたちが声を上げるもそれに対しては答えることなくマスターハンドの

質問について考えた後彩花は口を開いた


「一緒にいて楽しいって思える存在かな?」


それは昨日ロイが聞いた答えたと同じだった。それに付け加えた言葉に

ファイターたちは驚きを隠せなかった


「でも仲間という言葉は必要ないとは思っています」

「え!?」

「ど・・・どうして!?」


ファイターたちが驚く中ピーチが声を張り上げた。唐突な叫びに

驚くも彩花は斜め上を向くと気づいたそぶりを見せると言い直した


「同じ目的があれば一緒に戦えると思いません?『仲間』っていう言葉に頼らないと
 一緒に戦えないなんて何か違う気がします。だから必要ないと思うんです。なんて
 いうか・・・仲間じゃないけど仲間みたいな?なんか変ですね。伝わるかな・・・・・・」

「なんとなくならわかるわ」


そう答えたのはサムスだった。そんなサムスに対し彩花は引き続き言葉を発した


「けど、沙織ちゃんの考えもわかる。同じ立場だったらきっと同じことをします」

「どうして?」

「だって、自分が一番敵のことを知っているんだから。そ
 れと、私の場合・・・・勝てない相手には挑みませんから」

「え・・・じゃあ勝てない敵に会ったらどうするの?」


サムスの質問にきっぱりと彩花は「逃げる」と答えた


「えぇっ?逃げられなかったら?」

「そもそも初対面の時点で勝てないと分かればそれ以上関わりませんし」

「「・・・・・・」」




その日の夜、ゼルダは夢の中である人物と会っていた。そしてそこには沙織の

姿もあった。本来の夢ならばあり得ないことがここではあり得た


「あれ?ゼルダ?」」

「私の姿が見えるのですか!?」

「え?」


ゼルダが驚くと沙織は「?」を浮かべていた。そんな中聞こえたのは少女の声


『彼女は私の力でここへ連れてきたの』

「誰!?」


ころころと表情を変える沙織の前に現れたのは彩花に似た少女


「彩花!?」

「いえ、彼女はソウルです」

「ソウル?」


いつからとはっきりしたことは覚えていないものの幼いころから夢の中に彼女は現れ

現れるたびに普段外に出ることが許されないゼルダの話し相手として存在していたという


「普段は話し相手なのですが時々彼女が未来に起きることを教えてくれるのです」

「そんなことが分かるの!?」

『私は魂の叫びを聞くことができゼルダは特別な力を持つ姫。私の声を聞くことができるの』


ゼルダはもう何度目も体験した事ではあるが自分とソウル以外の

人間がこの場にいるのは初めてだった。故になぜ沙織がここにいるのかが気になった


「あの・・・どうして沙織が」

『彼女も特別な存在で私の声を聞くことができるの。・・・とはいっても今だけだけど』

「?」

『明日、奴らが来るわ』


ソウルの言葉に2人は表情を変えた


『しかも今までとは違い2人だけじゃない。人数はさらに増えるわ』

「そんな・・・・」


ここ数回の戦いで強さは分かっていた。2人相手で苦戦していたというのに

さらに人数が増えると勝てるかどうか不安にならないわけがない


『大丈夫だとは思うけれど準備は怠らないように』

「・・・・・はい」


空間の中から沙織とゼルダが消えるとソウルはその場に立っていた

しばらく立った状態でいるとソウルもその場から姿を消した


「!」


沙織が目覚めると時刻は7時半、早すぎず遅すぎずといった時間であるものの

今まで見たこともない夢と感覚に一瞬で脳内は覚めた


『明日、奴らが来るわ』


いまいち信じられない出来事だったもののゼルダの反応を見ると本当なのだろう


「そうは、させない」


借りた部屋で準備をするも沙織自身は武器は使わないので特に用意

するものはない。あえて言うなら心の準備といったところか

下に降りファイターたちが集まるとリビングにマスターハンドがやってきた


「近い場所に奴らの気を感じた。その気はこっちにむかって近づいている」

「え!?」


ファイターたちが声を上げる中それはソウルの言っていた内容と同じだった

そこにゼルダが同じ内容を告げる夢を見たとファイター達に話した


「夢のお告げですか?」

「はい・・・・声は今度は2人だけでなく数人で来るだろうとも・・・」


ファイターたちが準備をしている中すでに終わったメンバーとすでに準備を終えた

沙織はリビングでファイターたちが準備を終えるのを待っていた

準備を終えファイター達が集まってから数時間後、マスターハンドは気配を感じた


「来たぞ!」


ファイターたちが外に出ると03が現れた。ゼルダの言葉とは違い他のメンバーは

おろか06の姿が見たらない。そんな中03はファイターたちにとある提案をした



「・・・・ゲームをしないか?」

「ゲーム・・・だと?」


クレイジーハンドが聞き返すと03はファイターたちに向かって告げた

それに対してすでに戦う気満々で今にも飛びだしそうな沙織が口を開く


「そうだ。これからある空間に行って我らと戦うのだ。こちらは6人、そちら
 は何人でもいい。ただし6つのチームに分けることを薦めるがな・・・・・・」

「・・・どういうつもり?」

「なに、ちょっとした提案だ」

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次回

03が現れるもマスターハンド達に提案を持ちかけた。それはゲームで勝敗を決めるもの

意図を読み取ろうと沙織が考える中ファルコは提案に乗ることを提案する

ファイターたちと奴らによる『ゲーム』は始まろうとしていた


第32話、「ゲーム」


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