INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第30話、仲間と正義

エイリアの代わりにやってきた娘彩花。一刻も早く打ち解けるためにマスターハンドは

年齢が近いメンバーたちに彩花を頼む。ピーチとサムス、そのメンバーたちの努力

もあってかなんとか打ち解けすっかりスマブラに馴染むのだった。しかし約束の日は近づき・・・
「じゃあ、今僕が何を考えているのか当ててよ!」

「えーと、・・・・ネスはハンバーグが好きなんだね?」

「凄い!本当に当たってるよ!」


ネスとリュカの前で彩花は告げるとネスは大声を上げて叫んだ

その時、全体にマスターハンドからの招集がかかる


『全員会議室に集まってくれ』


一週間後に再びスマブラに06と03は現れる。そして明日がついにその日となる

彩花もマスターハンド達に事情を聞いた中沙織が仕切るように口を開いた


「まず言えるのはあの二人だけで来るのはあり得な
 い。ぜったい多くのサイボーグを連れてくるはずだよ」

「今回は俺たちもアーウィンを用意しておいた方がよさそうだな」

「おっしゃ任せとけ!」


ファルコはやる気満々で腕を組んだ。その様子を見たメンバー達も再び気合を入れなおす

マスターハンドの言葉通り、メンバー達の前に現れた。06と03、そして無数のサイボーグたち



「・・・よく逃げなかったな」

「さぁって?始めようじゃねーか!」

「そうはさせないっ!」



メンバー達が戦闘準備日入る前に沙織はものすごい勢いで飛び出していった

沙織は手を思いっきり振り炎の球を飛ばすがその攻撃はいともあっさりかわされる


「くっ・・・・・・」



メンバー達も向かおうとするが無数のサイボーグたちに行く手を塞がれて沙織と

分裂してしまったサイボーグの所為で沙織の姿が見えない


「沙織!大丈夫!?」

「大丈夫!」



(これは・・・やっぱりきついかな)


大丈夫、とは言ってはみたけれど前よりも強くなってる。それに06なんて

見たことないためどんな戦法を持っているのかすら予想がつかない

と考えていた時、後ろから不意打ちを食らった


「いっ・・・・」


よろけた時、上から無数の弾がサイボーグたちを倒す。それはファルコ達の

アーウィンの攻撃だった。上空にいるため全体の様子がよく見え状況も把握できていた



「なんとかして沙織のところまでいかないと・・・!」

「でもどうやって!?」


倒しても現れるサイボーグで手いっぱいでこのままではあの幹部を倒すどころか

たどり着くことすらできない。他のメンバー達がどんな状況かすら把握できる余裕もない




沙織は魔法で一瞬でサイボーグたちを倒していき地面にはバラバラになった部品が次々と

積み上がっていった。「マジシャン・ボム」と言われた少女の実力はこんなものじゃない


(でもこのままじゃキリが・・・・)


「あーあ、つまんねーな」

「!!」


前の前には、サイボーグではなく06が立っており片手には剣を持っていた


「これ以上様子見すんのもめんどくせーし」


と急に斬りかかってきた。しかしその攻撃を沙織は予想などしていないのに

ギリギリのところで避ける。その時ふと06の横に、03が現れた


「遊びすぎだ。・・・・時間だ」

「あぁ?今日は思いっきりぶっ潰せると思ったのによぉ」

「まてっ!」


クレイジーハンドは勢いよく飛び出しだし06の懐に飛びこむ

しかし06は何か気合のようなものでクレイジーハンドを吹き飛ばした

その原理は、沙織にもフォックス達にもわからなかった。目にも見えない謎の攻撃


「チッ」



舌打ちをすると、2人は消えていった。残されたのは無残なサイボーグたちの姿と

ファイターたちだけだった。夕食後、空き部屋だったものの彩花が来たことにより

彩花の部屋となった場所へロイはやってきた


「ロイ君?どうしたの?」

「相談したいことがあるんだ」


ロイの言葉に彩花は一瞬考えるそぶりを見せるも否定することなく部屋の中に

招き入れた。来た時大きな荷物は持っていなかったため部屋の中は最初の状態

シンプルそのものだった。そんな中ロイは座るも


(どうして僕は彩花に?)


出会ってまだ日も経っていないというのに自然とここへ来ていた

他のファイターたちに聞いた方が正しかったのかもしれないと思うも

この選択が何故か間違っているとも思えなかった


「沙織のことなんだけど・・・・」

「沙織ちゃん?」

「うん。昨日・・・沙織一人で飛びだしたでしょ」



ロイの言葉に彩花は頷いた。あの時確かにファイターたちよりも真っ先に

沙織が飛び出したのはファイターたちだけでなく彩花もその目で見ていた



「ねぇ・・・仲間ってなんだろう?」

「・・・ん?」


ロイが尋ねるとピーチが質問をした時のように必死に考えると口を開いた


「一緒にいて・・・・楽しいって思える存在かな?でもなんで?」

「ええと・・・・」


返答に困るもそれを察したのか再び口を開いたのは彩花だった


「沙織ちゃんが皆の事仲間だと思ってないって思ってる?」

「え?・・・・多分前自分で倒せなかったから責任を感じてるんだと思うけど・・・」

「思ってないことはないんじゃないかな」


迷いなく答えた少女に対しロイは顔を上げた



「大丈夫だよ」

「え?」

「こうして気づいている人がいればいくらでもカバーは出来るし。多分ロイ君の言
 う通り責任を感じて自分でなんとかしないとって周りが見えなくなるんだと思う」

「・・・・・・・」

「大丈夫、正義は勝つってお決まりだもん」



少女は笑うとそう答えた。その時ロイの頭の中に何かが走った。一瞬の痛みに少し

ふらついた。数秒後痛みは治まるも今のが何だったのかは分からない


(なんだったんだ・・・?今のは・・・)


「?」


不思議そうにしている彩花の姿にハッとすると勢いよく立ちあがった


「あ、ううん。ありがとう」

「優しいんだね」


部屋から出ようとした時背後から声が聞こえた


「・・・・みんなそうならいいのに」

「え?」

「あ、なんでもないよ」


部屋から出ると自分の部屋へと戻っていた。その時ふと机の上で輝いている

あるものが目に入った。机に近づくと水晶がはめ込まれたものを手にする


「これ・・・なんだっけ」


中央水晶がはめ込まれその周りを囲むように8つの小さな水晶がはめ込まれていた

中央は虹のように輝き原理は分からないが次々と色が混ざり合い変化していた

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次回

会議にて必要なのはチームワークだと発言するロイ。そんな中マスターハンドは

彩花と沙織にとある質問をした。その日の夜ゼルダは今まで何度か見たことのある

夢のお告げに遭遇するがそこにいたのは沙織の姿だった


次回 第31話、「夢未来」


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