INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第29話、打ち解け

マスターハンドにより聞かされた外部からの援助。本人がやってくるものの別の星

で起きている戦争に関わっており代わりの人物をスマブラに向かわせるという

娘と告げ数日後、リンクが迎えにスマブラを出ると一人の少女がやってくるのだった
「あの、貴方がエイリアさんの」

「あ・・・・はい」


どうやら合っていたようで少女は返事を返した。見た目はリンクに近いものの

一体何才なんだろうと思うくらいにまだ子供にも見える



「待ってました。とりあえず中に入りましょうか」




扉が開き中に入ると、そこには見たこともないような人がたくさん

そしてメンバー達の目の前にはエイリアに良く似た少女が立っていた


「君が・・・・エイリアさんの?」

「は・・・はい。マスターハンド・・・ですよね?」

「そうだ。まずは・・・君の名前を教えてもらえるかな?」


名前を尋ねられると少女は視線を下げると考えたのち尋ねた


「えっと・・・・どっちの?」

「え?」


唐突にルイージが聞き返すと「あっ」と声を出し焦ったように少女は答えた


「本名は・・・神月アクアマリン。えっと・・・でも今は神月彩花っていうことが多いです」

「???」

「えっと・・・彩花でいいです」



名前を知ったがいまいちよくわからない答え方にファイターたちは疑問に思う中

人の姿をしているものの人とは言えない姿のファルコが口を開いた



「こいつが?本当にあのエイリアって人並みにキレるんだろうなぁ?」

「こらっファルコ!!」



サムスが一喝を入れるも困った様子で少女はそんな2人のやり取りを見ていた

基本的な自己紹介は終わりメンバー達が解散する中まだ数人はリビングに残っていた


「大丈夫。ファルコはこんなのだけど根はいい人だから」

「あぁ!?」

「そうだぞ。これからよろしくな」



フォックスは笑うと手を差し出したそれを彩花は握り返すと呟いた


「・・・・本当だ」

「え?」


小さくつぶやいた言葉に聞き返す。少女は視線を上げると


「本当に。いい人なんですね」

「?」

「あ・・・・あぁ、ごめんなさい。実は私、人の心が読めるんです。触れ
 た相手で自分が読もうとした時だけだけど・・・すごく伝わってくる」

「心が・・・読める!?」


ファイターたちが驚くも彩花は自分の住んでいるところにものすごい確率で

そのような能力を持つ事をファイターたちに説明した


「す・・・すごいね」

「あんまり使うことはないんだけど。それに使うっていってもポケモンばっかだし」

「ポケモン!?」


ピカチュウやトレーナーは反応を変えた。そして自分がトレーナーで過去にリーグで

優勝したことも明かしそれを聞いていたメンバー達は確かにすごい人物だと思った


「えっと・・・戦いは慣れてるの?」

「あ・・・・・」


少し間が空いた


「慣れてると言うか・・・まあ慣れてます。でもモンスターを相手にすることが
 多くて、人同士の戦いは1回しかしたことなくて・・・でも嫌いです。嫌いって
 いうかその・・・誰かが死ぬのを見たくなくて・・・どっちかっていうと怖いです」

「そうなんだ」

「まあ、今回の相手はサイボーグだしな」



廊下を歩きながら、ロイは考えていた。その理由は数分前に遡る



『君達に彩花のことは任せた』

「・・・はい?」


マスターハンドの前にいるのはロイ、リンク、ピット、ゼルダ、ポケモントレーナーの5人

ファイターたちの中でも子供と大人の境目に位置するメンバー達でもある


「なかなか馴染めないようだから、どうせなら年齢も近い
 君たちに頼んだ方が仲良くなりやすいのではないのかと」

「・・・ってあの子何歳なの?」


どう見ても子供にしか見えない。ネスやリュカと同じくらいだと思い込んでいたものの

帰ってきた答えは以外にも近くロイと同じ年だという。そして現在に至る


(マルスは・・・おそらくメタナイト辺りとやってるんだろうけど)


その時丁度ポケモントレーナーと彩花が話しているのが見えた。ポケモントレーナー

がロイの姿に気づくと駆け寄ってくるトレーナーに続いて彩花も歩いてきた

しかしポケモントレーナの後ろから警戒しているようで重なるように立っていた



「こ、こんにちは」

「そんなにかしこまらなくてもいいよ」

「え・・・・でもさっき、マスターハンドにみんなの資料見せてもらったら・・・貴公子って」


今まで何度かファイターたちから言われた言葉を聞くと納得した

それでもファイターたちに返したのと同じ言葉を返す



「気にしなくていいよ」

「・・・貴公子なんて初めて聞いた。私が知ってるのは王子とかだから」



リビングに入るとピーチとサムスがお茶を飲んでいたところに遭遇した

ピーチが姫だということもあり持参した茶葉で入れた紅茶であり3人が

入ってくるとカップを取りだし紅茶を入れるとイスに座るように勧めた



「そうだ!私達丁度彩花のことが知りたいなーって話してたのよ」



軽い口調でサムスが言うとその様子を見ていたピーチは同じく楽しげな口調で尋ねた



「そうねぇ・・・・好きなタイプは?」

「ぶぶっ」



ピーチの問いかけにコンマ単位でロイはピーチに渡され飲んでいた紅茶を吹きだした

突然の行動にピーチだけでなくサムスや彩花も驚いた


「な・・・何を聞き出すの?!」

「何かおかしいかしら?」

「おかしいよ!他に聞くこといくらでもあるじゃないか!なんであえてそれ!?」



ふと方向を向きなおせば一生懸命考えている少女の姿が


「いや・・・そんなの答えなくていいよ!?」

「あらぁ?もしかして気になるのかしら?」

「あはは、楽しそうだねぇ」

「ってマルス!?」


背後から聞こえた声に振り返るとそこには笑顔で笑っている王子とメタナイトの姿が

ピーチに誘われるがままお茶を受け取りそのまま話に参加していた

とはいえ話している内容は完全に女子トークともいえる話なのだが


「そ、そういえば武器は持っていないみたいだけどどうやって戦うの?」


このままでは彼女達の思惑通りになってしまうと話の方向を変える

話を逸らされたとピーチたちは頬を膨らませるが少女は答えた


「ああ・・・基本は魔法ですけど・・」


そう呟いた後手を出すとその手に剣が現れた。突如武器が現れこんな手法を持つ

ファイターなどいないこともあり一同は驚く中少女はこの剣について説明した


「とある神様に貰ったんです。念じると念じた通りの武器や効果になるんです」

「そんなものが!?ていうかマスターハンド以外にも神様っているんだ!」

「その人は全空間を管理する神だと言ってました。おそらくあの神様より上の位じゃないかと」

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次回

ついに宣言の日前日がやってきて彩花はファイターたちによりその話を聞く

そしてその日がやってくるもファイターたちは苦戦を強いられる


次回 第30話、「仲間と正義」


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