INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第28話、外部援助

ファイターと彩花の記憶を消し普段と変わらぬ生活をするファイター達

マスターハンドはふと自分の力が戻っていることを感じるのだった。そんなマスターハンド

の力で03が来ることを知り再び対面する、が沙織の見知らぬ06と名乗った

人物が現れると03とともに姿を消すのだった
空中に浮かんでいる城の中のとある部屋には異様な空気が流れていた

部屋自体は至って普通だがその中の空気はどこか怪しい


「帰ってきましたか」


一人の男が呟くと03と06が入ってきた。その場には数人が座っていた


部屋に入るなりずかずかと自分の席に勢いよく座る06

それに続いて06とは逆に静かに音を立てずに自分の席へと向かう03


「・・・揃ったな」

「なんだよ、02!急に呼び出したりしやがって!」



木でできた机ではなく何かの石でできた茶色い机をバンと叩き叫んだ

冷静な03は06が02に向かって言ったことに疑問を感じた



「・・・・・どういうことだ?」



その理由を知るために03は06に聞き返す。06は指示を受けて私のところに

来たのではないか?それだというのにこれは一体・・・・



「本当は俺も蹴散らしに行こうとしてたんだがよ、途中で連絡が入りやがったんだ」


02は小さくため息をつき机に向き直る。それに合わせてほかのメンバー達も

机に向き直った。なるほどかと03も納得をし向き直る



「さて・・・・」







「さて・・・・というわけで今日、とある人物が来る」

「とある・・・人物ですか?」



スマブラの会議室でファイターたちと沙織、そして2人の神が揃ってある話をしていた

それはもちろん1週間後に再び現れると宣言されその対策を考えていたのだ



「で?誰なんだ?その人物というのは」

「うむ。・・・・エイリア傭兵団というのを聞いたことあるか?」

「エイリア・・・・傭兵団?」



メンバー達は首を傾げたりお互いを見てたりと微妙な反応をしている

旅をしてきた沙織にとってもその言葉は初めて聞いたものだった



(聞いたことない・・・・)



記憶を消されたファイターたちにとってその言葉は初めて聞くものだった

そして、マスターハンドも重要な事は忘れている。自分が何かの感情に感化され

話してしまわぬように神達も必要最低限のこと以外の出来事の記憶を消したのだ



「うむ、私の知り合いだ。世界的にもそこそこ有名で世界的に考えればアイクの
 いる傭兵団よりも有名だろう。その人に護衛というか加勢を頼むことにしたのだ」

「グレイル傭兵団よりも有名なんですか・・・」


ここに集まっているのはそれなりに有名な者ばかり。ファイターの一員である

アイクもまたとある大陸では「勇者」と呼ばれその出来事に関係した傭兵団も

一般の傭兵団に比べると圧倒的な知名度を持っていた


「そんなに有名じゃないと思うぞ?」


本人は自覚がないのだが知る人は知るだろう。しかしそんなグレイル傭兵団よりも

有名だとマスターハンドは言った。というのもアイクとは違い一か所ではなくその名が

各地に知られているという意味で有名なのだ




「しかしなぜまた・・・・」





マリオは顔を歪めている。今まで自分達・・・少なくとも損な外部に任せること

なんてしなかったはずだ。考えを呼んだのかマスターハンドは言葉を発した


「うむ。それはだな・・・どっちかというとエイリア本人から来たのだ」

「なに?」

「言っただろう?世界的にも有名だと。沙織同様。あの方もどこかで情報を拾ったらしい」



会議も終わり、メンバー達は解散していく。その中で一部のメンバー達はまだ話していた


「エイリアさんって女性なんですよね?」

「あぁ」

「女の方で団長ってかっこいいですねー」


ピットが呟くとアイクも同じ種類の人間として気になるようで

尋ねるとマスターハンドは中に浮かんだまま思ったことを伝えた


「俺も気にはなる。どんな奴なんだ?」

「素敵な人だ。完璧な状況判断に作戦を練るのも上手い。私も尊敬するくらいにな」

「へぇ・・・・」


そんな様子を見ている人物がいた。しかしファイターたちはその姿に気づかない

薄い黄色の衣服をまとった少女は呟いていた


『どれだけ逸らしても・・・運命は再び導き出される。再び交差する』


数刻後、メンバーは再び一か所に集められる。しかし今度は会議室ではなくリビングだ



「私はエイリア傭兵団団長のエイリア、これからよろしくね」

「きれいな人です・・・・」

「本当だ・・・・・」


いろんな方向から声が聞こえた。ファイターたちの中にはいない黒い

髪は光によって輝き腰には剣が刺さっているところを見ると剣士なのだろう


「この人が一週間ここで一緒に過ごすことになる」

「あー・・・・そのことなんだけど」


マスターハンドの言葉をエイリアは止めると申し訳なさそうに口を開いた


「もちろんこれが最大の危機であることは承知してるんだ
 けど・・・こっちもある意味では危険な状況なのよね・・・。」

「と・・言うと?」


マスターハンドの問いかけにエイリアは答えた。『傭兵団』というだけあり

現在ここにいるエイリア一人で全員というわけではない。自ら申し出たものの

ここから離れた場所で戦争が起き他のメンバーたちはその対応に追われているとのこと


「それでとっても申し訳ないんだけど私もそっちに行かなきゃいけないのよね」

「また戦争ですか・・・」

「とはいってもこの星じゃないけどね。で、代わりがいるんだけど」


エイリアほど頭は良くないが状況を判断するのは劣らないほど上手で

戦いもそれなりにできるそうだ。なによりもファイターたちと年齢が近いという


「・・・仕方ないですね・・・もともと我々だけでなんとかするつもりでしたし」

「で、その1人というのは誰だ?」


マリオが尋ねると初対面だというのにマリオの口調に対し穏やかな口調で答えた

それは自分の娘だという。ファイターたちは驚くもエイリアが帰ったのちスネークが口を開いた


「おい、マスターハンド。大丈夫なのか?子供って・・・・」

「あのエイリアさんの子供だ、相当頭がキレるんだろう」


マスターハンドは宙に浮きながら外を眺めるとクレイジーハンドも告げた



「なるべく、戦わせなければいいのだろう?」

「そうだな、十八番ってところか・・・」


数日後、スマブラから少し離れた森の中見上げると遠くにスマブラの大きな

建物が見えていた。かなり高度が高い位置に建っていることは見て取れる中

一人の少女が地図を片手に坂を上っていた。一定の距離近づくと少女は呟く


「あれがそうかな。大きい・・・・城みたい」


『怖い人もいると思うけど見た感じ皆いい人そうだったから』


母親から聞いた言葉を思い出すと見上げていた視線を元に戻し再び歩き出した


「そろそろ来るころだな。ここは第一印象も兼ねてリンク、迎えに行ってくれ」

「わかりました」



リンクはリビングを出て外に出るとタイミング良く誰かがこちらに向かって

歩いてきた。その人物はリンクの姿を見つけるとリンクは駆け寄り問いかけた



「あの、貴方がエイリアさんの・・・」


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次回

スマブラにやってきた少女こそがエイリアの娘だった。良く似た姿をしているものの

エイリアとは違う立ち振る舞いにファイターたちは不安が募っていた。一刻も早く

ファイターたちと打ち解けるためにマスターハンドはある人達を会議室へと呼ぶのだった


次回 第29話、「打ち解け」


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