INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第27話、変わらぬ朝

エリアの提案『両者の記憶の消去』。神の間に彩花を呼ぶも本人の口からその言葉は

出たのだった。記憶を消した後マスターハンドはファイターたちにも同じことを告げる

反論するファイターたちだったがマスターハンドの決意は揺るがず強引にファイターたちの

頭の中から少女に関する記憶を全て消しさるのだった・・・

「いくらなんでもこれはないだろ・・・・」

「私だって迷ったのだ」


会議室に残ったクレイジーハンドはマスターハンドを厳しい目で見ると呟いた

目はないと言ってもその鋭さは雰囲気で分かった



「その迷った結果がこれか・・・仕方ないと言えば仕方ないが」

「終止符を打たなければ、我々はいつまでも引きずったままだろう」

「どんなに強くても生き物は生き物・・・か」



そう。どんなに強かろうと人には感情というものがある。そしてそれは

命ある限り種族に関係なくついてくるもの。当然神にも感情はある



「もう一度・・・・見たかった」


今までの思い出、出来事、記憶を思い出しながらマスターハンドは小さくつぶやいた







朝、何事もなかったかのように太陽は昇り地面を照らしていく。そしてスマブラ

の中にもその光は降り注いだ。いつものように早朝に起きるメンバーから

次々とリビングにメンバーが集まっていく



「うわぁ!今日もおいしそ・・・・」

「ちょ・・・カービィ!」



テーブルの上に並べられた朝だと言うのに豪華すぎる料理に飛びつこうとする

カービィを抑えルイージはカービィを押さえつける


「もうみんな集まるんだからもう少し待って!」

「えぇー・・・」




続いてメンバーたちが次々とやってくる。全員そろうなり行儀よく全員で手を合わせた後

大所帯の朝食は始まった。数時間後、リビングにマスターハンドがやってくると告げた



「ふむ・・・そろそろか」

「なにがだ?」

「私の予想が正しければ、もう少しで敵と接触するだろう」

「なにっ!?」


ガタンと言う音を立て立ち上がった。続いてマスターハンドは告げる


「何故か分からんが、最近私の力が戻ってきているのだ」

「どういうことですか・・・?」


リンクが問いかけるとマスターハンドは感じている事を伝える


「ふむ。今までは敵が強かったのかなのか何者かが近づいてきたり
 現れたとしても気づけなくてな。だが今はなんとなくわかるのだ」

「お前らいつ来てもいいように準備しとけよ」




ほぼ全員のファイターたちが自分の部屋へと戻り戦闘の準備を始めた

そしてマスターハンドの予想通りスマブラ前に奴らは現れた


「!!来たぞ!全員外に出ろ!」


クレイジーハンドの放送の声を聞いたファイターたちが一斉に階段を駆け下りて

外に出る。もちろん沙織も少し遅れてではあったが外に出る



「現れやがったな!」


そう。目の前には何回も姿を見たことのある03



「やれやれ・・・あの方も乱暴な方だ。この私にスマブラの壊滅を命令するなど」


(どうしたものか・・・・・)

(スマブラといえば、今まで数多くの世界支配者を倒してきたと02から
 聞いている。それにこの人数を相手にするのは難しい。無傷というわけ
 にはいかないだろう。となると・・・・・今回も一応様子見とするか)



ゼロスリーは手を上に振り上げると次の瞬間メンバーたちの前にはまたもや

あのサイボーグたちが現れた。ファイターたちが構えるとクレイジーハンドは叫ぶ


「お前ら、気ぃ抜くなよ!」


サイボーグが向かってくるのに対抗するファイターたち一体一体が高い能力値を持っている

からなのかなかなか倒すことができず苦戦している



「どいてーーーーーー!」

「!?」


沙織の叫び声にメンバー達は振り返った。沙織の手のひらに今まで見たこともない

巨大な球が浮かんでいた。巨大な球から無数の小さな玉が発射され

小ささからは想像もつかないほどの威力でサイボーグは倒されていく



「これが・・・マジシャン・ボム・・・・」



一気に倒されたサイボーグを見ていた03は


(ぐ・・・・やはり・・・ただでさえ難レベルだというのに
 あのマジシャン・ボムまでもがいてはこちらに勝ち目は・・・)


「一体なにしてんだぁ?」



「!!」


気がついた時には遅かった。03の横に黒い風と共に現れたのは白い髪の男

ハリネズミのようなツンツンした頭が特徴ともいってもいいだろう


「なっ・・・・・!?」

「おめーがおせーから俺様が来てやったんだよ!」



サイボーグと戦っていたメンバーたちもその存在にやっと気付く


「沙織!誰だあれ!?」

「知らない・・・あんな人・・・見たことない」

「どいつだぁ?お前が言ってた魔術女ってのは」

「・・・・・!」


03はすぐに冷静さを取り戻していた。しかし無数に現れるサイボーグと戦っているため

ファイターたちは集中して現れた男を見ているわけにもいかず


「・・・・っ邪魔!」


沙織の掛け声に比例するかのように今度は地面がグラグラと揺れ出して

地割れが次々と起こっていきサイボーグは地面に埋もれてゆく



「・・・ックク・・おめーか」


にやりと笑うと隣にいた03に向かって


「おい。」

「・・・なんだ?」

「撤収するぞ」

「・・・唐突だな」

「02がな・・・うるせーんだよ」


一体何を話しているのかはメンバー達には聞こえていない

ただわかるのは、初対面であるもう一人の男が何やら顔をゆがめていることだけだ


「・・わかった」


会話を終えたのか、口調の悪い男が叫んだ


「一週間後にまた来てやる!それまでにもう少しまともにして
 おけよ!ちなみに俺は06(ゼロシックス)だ!覚えとけ!」


そう言い捨てると、サイボーグたちと共に消えていった



「あの者・・・ただならぬ波動を感じた」


ルカリオの言葉を聞いたマスターハンドはあることを考えていた


(あの力はニンテンドーの者ではない。そしてあの気迫・・・
 また・・・我々では苦戦となりそうだな。さて、どうしたものか)


空中に浮かんでいる城の中のとある部屋には異様な空気が流れていた

部屋自体は至って普通だがその中の空気はどこか怪しい


「帰ってきましたか」


一人の男が呟くと03と06が入ってきた。その場には数人が座っていた


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次回

マスターハンドは一週間後に迫るであろう襲撃に備えファイターたちを呼び

対策を考えていた。そんな中ファイターとは違う人間の知り合いがいると告げ

その人物に援助を頼むことを告げる。その本人がやってくるが・・・


次回 第28話、「外部援助」


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