INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第24話、VS神の力を持つ者

沙織は彩花の事を思い出しファイターたちに告げる。スマブラから合流したリンクと

共にファイターたちはあれから起きた複雑な問題を沙織に話すのだった

あれ以来物音ひとつしないことに異変に思ったマスターハンドはスマブラへ様子を見に行くが

普段持ち歩くノートパソコンが机上にあり本人の姿は見当たらなかったのだった
スマブラに戻ってきたファイターたちは静けさの漂う広い建物の中

手分けして辺り周辺を見回っていた。そこに人の気配はない


「うんー?いないねぇー」


偶然かと思われた失踪だったが偶然ではなかったようだ

やはりそこに少女の姿は見当たらない

沙織の横でマスターハンドは誰もいない部屋の中をぐるりと見渡す


(やはり考えすぎなのか・・・?)


我々が悪かったかもしれないという考えもこう本人がいないのであれば話しようがない

沙織との会話でマスターハンドだけではなくファイター達も少しだけ反省をしていた


「どっかに行ってて戻ってくる可能性だってあるよね」

「だとしたら一番の方法はここに誰かが残ってるのがいいだろうね」

「誰が残るんですかー?」


ヨッシーが相変わらず緊迫感のない声で尋ねた時、対称的な声を発した



「・・・・考える暇はなさそうだ」

「はい?」

「外を見てみろ」



クレイジーハンドの言葉にメンバーたちは異様な外の光景に外に出た

外に出るとその空は見たことのあるような色の空


「これは・・・・・!?」



誰かがそうつぶやいた時稲妻が目の前に落ち謎の男が再び

スマブラメンバーたちの前に姿を現していた


「お前は・・・・!」

「うん?この前とは何か違う・・・・って君は・・・・」

「やーっぱり生きてたんだ」


やはり目の前にいる人物も沙織の探していた出来事に値する

人物のようだ。かといって沙織は焦る様子もなく平然としている


「前の騎士さんにもいったんだけどさぁ、いくらコナミやらどっか
 の星で失敗したからってニンテンドーくるのは無理があるって」


「・・・・く」


一瞬男が笑ったような声を漏らした。気のせいかと思いきや


「く・・・・くくく」

「何がおかしいの?」

「いやいや、今の君の言葉にだよ」


男は笑い声を上げると力強い声で叫んだ


「それは、これを見てから言ってほしいね」



自信ありげな言葉に沙織は首をかしげるが直後男の横に1人の人物が現れた


「・・・ねぇ。マスターハンド」

「なんだ?」

「もうこのお決まりに突っ込んだら負け?」

「・・・・・・」



メンバーはどっちかというと驚くと言うより呆れていた。ただ一人横で冷静さを

失っている人がいた。当然のことである。なんたってこの人はこの状況に

なるのは初めてなのだから



「えっちょ・・・えぇぇぇぇぇ!?」



「あ・・・・・あ・・・・・!?」


沙織が震えて指を指す一方


「良かったね、サムス」

「・・・・何が?」

「この場合。裏切ったってことにはならないんじゃない?操られているみたいだし」

「ってえ!?みんななんで驚かないの?!」

「だって・・・・ねぇ?」



ふと見ると謎の男の横にいた人物はその場から消えていた

次の瞬間、本人とは思えない身のこなしでメンバーたちの目の前に現れる



「っ!?」


とっさにリンクが切りにかかるがこれまた本人とは思えないほど

それも人間ではないような何かの剣豪かのようにひらりとかわす



「あ・・・・彩花」



やっと状況を少しだけ理解した沙織が声を出す。しかし動揺したのもほんの少しの間

手に何か力を込めると沙織はまっすぐと正面を見た


「ちょっとマスターハンド!どうするの?!」

「どう考えても術者を倒すか別の方法を探さなければならないだろう」

「一体どうやって・・・って沙織!?」



さっきまで1人であたふたしていた沙織だが

さっきとは全くの別人のように戦闘態勢に入っている



「どんな状況でも焦らない・・・旅の基本」

「沙織さん?」

「一番簡単な方法は・・・本人を気絶させる!」


「出来るかな・・・?後ろの奴らは分かっているはずだ、こいつの実力をな」


沙織が駆け出すとファイターたちも構えを取り動き出そうとする

がどこからか物音を察知するとどこからともなく襲ってきた攻撃を避ける


「なんなら、暇をしないように君たちにも相手を出してやろう」



男が手を上げると、瞬時にメンバーたちの周りにアリティアで見たサイボーグが現れた

それも一体だけではなく数体。マスターハンドは沙織に向かって尋ねた



「・・・・・任せていいのか?」

「もちろん」



沙織は目の前に立っている彩花の姿を見て一度態勢を整える

とはいっても沙織は不審に思っていた


(大体操られるときって目が死んでるんだけど・・・死んでない・・・?)



一瞬目が合い、彩花も手に剣を持ち戦闘態勢に入ると斬りかかってきた

それを予想していたかのように沙織は避けるが精一杯だった


「は・・・・速!」


スマブラの庭といっても元々は森だったためそこまで庭も広くはない

こんなところで戦闘が起きたら周りの木々は無事では済まないだろう

しかし、今はそんなことを考えている余裕はない



「どうする!?」

「どうするといっても沙織を信じるしかないだろう!」



メンバー達はとりあえず周りに目のつくサイボーグを片っ端から倒していく

もちろんマスターハンドやクレイジーハンドも片っぱしから吹き飛ばしていく


「!?」


高速、音速とまではいかないがそれでも一般人にとっては避けることは

到底できない攻撃が次から次へと飛んでくる。とはいっても沙織が知っていることは


『たった一種類の魔法で助けられた』


という事実だけであり実際にはどんなことができるのかは知らない

笑顔もなくただ感情の入っていない表情で飛びこんでくる



(表情は操られてる感じだけど・・・目は・・・・・)

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次回

彩花と戦うことになった沙織は見たこともない戦術に苦戦する

彼女のことを良く知らないこともあり苦戦は一層強いられていた

しかし沙織どこか彩花にただ操られているだけではない異変を感じていた


次回 第25話、「意図」


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