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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第23話、戦いを知る者

絶体絶命のところに現れたのはかつてファイターたちと会った沙織だった

衝撃的なことにアリティアに以前来たことがありその時も同じ境遇だったジェイガンを

助けたことが発覚した。『マジシャン・ボム』についての話をファイターたちは本人から

そして偶然立ち寄ったアイクの仲間であるセネリオから聞くのだった
スマブラメンバーたちがスマブラから離れて4日。ファイターたちと別行動をしていた

リンクがアリティアにやってきた。姿を現して沙織はこの事態に気付いた


「あぁ、誰かがいないと思ったらリンクさんがいなかったんだ」

「なぜ沙織さんがここに・・・?」


リンクはスマブラにいたのだが彩花での会話以来通信をしていなかったため

どういう経緯で沙織が現れたのかは知るはずもない



「いろいろあるのさ」

「はぁ・・・・?」



(まあ、きっとまた気まぐれな旅の途中でファイターたちに会ったのでしょうけど)



そんなことをリンクは考えていた。あらかた間違ってはいないが少し違う気もする

なんといっても沙織は大体のことを知ってやってきたのだから


「その後の様子はどうだ?こっちはそれどころではなかったのでな」

「あぁ・・・その後は特になにもないですよ?」



あの後から調べたことを報告する


「外に出る様子もありませんし、あ、でも僕たちの通信の次の日にギンさんが
 入っていくのは分かりました。それでまた数時間後にギンさんだけが帰って
 行きました。それからは特に話しているような音は拾えませんし。ひょっと
 かしたら寝ているのかもしれませんしあるいは地下室にいるかもしれません」

「あれ?でも確かフロルのなんとかってやつでワープできるんじゃ?」



「・・・・・・・」



リンクの顔が変わった。そして少し考え込む



「・・・・それはわかりません」



マスターハンドはメンバーたちと顔を見合わせた


「音がしない・・というのが気になるな」

「まさかとは思うが・・・?」


その時沙織はふとファイターたちが探していた人物について思い出した


「あ、そうだ。皆が探してた彩花って人見たよ」

「えっいつですかどこでですか!?」

「前にスマブラから離れた2日後くらいかな?復活したあの村で」


沙織の言葉を聞くと「あぁ・・・」とファイターたちはうなだれた

沙織が話しているのはあの事態が起きる前なので現在がどうなのかはわからない


もしもの可能性はどちらかというと大きい。それは今までの行動からしても取って見れた

どこかから情報を手に入れたとしてもどこかで会うはずだ

ふとマスターハンドはある言葉を思い出した


「!」


このことなのかとマスターハンドは自分の心に問いかけた。確かに現時点で

私たちは彩花を信用していない。やはり待たずに行ってしまったと決めつけている



「実はあの後彩花はスマブラに帰ってきたんだけどね・・・・」


ルイージが説明をすると沙織は声を上げた


「そりゃ怒るよ!仲間外れじゃない」

「だって彩花は戦いを知らない国で生まれてあんな過酷な世界を見る必要はないのに!」


ロイが叫ぶと沙織は驚きの表情を見せるも変わらぬ口調で答えた


「私の国も戦争のない国だけど・・・」

「・・・そうなの?」

「きっかけがあって魔法を覚えて旅をするようになったから・・・・」


沙織に対して心の中で冷静さを保ちながらマルスは口を開いた


「争いや苦しみを嫌でも経験させられた僕たちからすると関
 係ない人にそんな思いを・・・同じ経験をしてほしくないんだ」

「・・・確かに、強いられた人からすると私達みたいな自ら首突っ込んでるのは皮肉よね」

「そう言う意味じゃないんだけど・・・ええと」

「わかるよ。言いたいことは」


穏やかな口調であるが沙織はだけどと続けた


「だけどそれは逆もあるんじゃないかな?」

「逆?」

「私だったら一度経験した人に同じ経験をして欲しくないって思うけど」

「!」


自分は魔法が使えて戦える。今までの経験がどうとかじゃなくて戦いたいか

戦いたくないか。どうして戦うのかという理由が重要じゃないかなと沙織は言った


「戦いの場には出さないにしても状況を伝えるくらいしてあげてもいいんじゃないかな」

「それすると一人で解決しようと飛び出すんだよね・・・」

「どうするの?マスターハンド?」


ピカチュウに言われてマスターハンドはハッとなると考えた。まさかの事態が

あるならそれ相応の対処をしなければならない。そのためにはまず存在の

有無を確かめなければならない。宙に浮いた状態でマスターハンドは言った


「私が見てこよう」



そう言うとマスターハンドはメンバー達の前から消えていった。マスターハンドが

現れたのはスマブラの中。リビングにはごみは一つも落ちておらず何かを食べた形跡もない


(これは・・・・やはりか?)


そのままリビングから廊下に出て階段を上っていく

2階からはほとんどがメンバーたちの部屋であり彩花の部屋もそこにある

嫌な予感が当たっているのか、中から物音が聞こえない

寝ているのかもしれないがドアを開けるとその考えは消滅した


(ここでもない・・・)


やはり頼みを聞かずに飛び出したのか。色々考えたその時机の上にあるものがあった

マスターハンドが戻ると真っ先にカービィが結果を尋ねた


「どうだった?」

「それがだな・・・・・」

「その様子からしてやっちゃった系?」


沙織が尋ねるとマスターハンドは数秒の無言のあと呟いた

「そうなのだが・・・・」

「?」


マスターハンドは見たものを頭の中で整理し大きく息を吸って吐くと

ファイターと沙織に向かって見たことを話し始めた



「スマブラ内にはどこにも彩花の姿は見当たらなかった。だが・・・」

「だが?」

「おかしいんだ。彩花が外出するときに必ず持っていくものが部屋にあった」

「必ず持っていくものって・・・モンスターボールですか?」


リンクは咄嗟に思いついた物を出した。スマブラから他の大陸に移動するには船を

使うほかにポケモントレーナーである彩花の場合ポケモンに乗っていく方法がある

ファイターたちも何度か彩花がポケモンに乗り移動するのを見たことがあった


「いや。それよりも重要な物・・・・・・ノートパソコンだ」

「パソコン?」


沙織は不思議そうな顔で首をかしげた


「彩花の持つパソコンはただのパソコンではなくてな、地図が見れる他
 普通のパソコンの機能もあり他に通信ができたりと重宝してるのだ」


マスターハンドに対しスネークがあることを思い出し口を開いた


「前に言っていたな。敵に対して調べるとどこか行ったことのある星のモンスターだ
 ったりすることもあると。毒があるかなど分かれば楽だし・・・・と聞いたことがある」


そこでじっと話を聞いていたヨッシーが話始めた


「そういえば私も聞いたことあります!自分で覚えるのは大変だからとか・・・」



いつも必ず持ち歩くはずのパソコンが置いていかれている

となると単にいなかっただけなのか。買い物のために外出しただけなのか



「じゃあマスターが行った時いなかったのは偶然なんじゃない?」

「そうかもしれない」

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次回

スマブラに戻るも状況は変わらず彩花の姿が見当たらない中マスターハンドは

再び異様な気配を感じる。ファイターたちの前に再び男が現れるも沙織の前に

現れたのは操られた状態の彩花だった


次回 第24話、「VS神の力を持つ者」


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