INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第22話、マジシャン・ボム

突如アリティアに現れたのは攻撃の通用しない軍隊だった。絶体絶命の中マルスの

家臣であるジェイガンが過去と同じように自ら犠牲になることを選んだ。ネスの一言で

過去と違うことに気づくと助け出すために向かう。間一髪のところで間に合うのだが

そこに現れたのはかつて出会った少女沙織と謎の騎士だった
「やはり貴様だったか。マジシャン・ボムよ」

「マジシャン・・・ボムだと?」


男の声に反応したのはクレイジーハンドだった。他のメンバーたちも聞き慣れない

言葉に戸惑っている中沙織は一歩前に出るとはっきりした口調で告げた


「また企んでるわけ?場所が違うからって上手くいくわけないでしょ。しかもこのニンテンドーで」

「・・・へ?」

「まさか・・・沙織さんのことですか?」


動じることなく答えた沙織に対してファイターたちは驚いた

一方謎の騎士も動じることなく鼻で笑うと沙織に向かって口を開いた


「一体何を持ってそのようなことが言える」

「どっちにしろ私が止めるけど?」

「・・・・・・出来るものか」


男は無音のまま消えて行った。それと同時に次々と他の兵士たちも消えていく

アリティア城にもどったマスターハンドたちは沙織に話を聞くと衝撃の過去が明かされた


「ってことは・・・数年前にジェイガンを助けたのって沙織だったの!?」

「うん?偶然通りかかっただけだけどね」

「お前は一体なにしてるんだ・・・・」

「ただの旅」


一番驚いたのは当事者であるマルスなのだがマスターハンドやファイター達も

驚かないわけがない。ファイターの過去に関わっていたなど誰が想像するものか



メンバーたちはそれぞれ顔を見合わせた。目の前に現れた少女沙織。

突如現れ魔法が使えることを告げ素性も知れないファイターたちの手助けをした

広い世界の中で再び会うことなど想像もせずしかもこんな関係があったとは



「どういうことだ?奴らは一体何なのだ?」

「あいつらはニンテンドーの奴じゃないんだ。なんだっけ?うーん・・・あ、そうだ。
 (KONAMI)っていう空間は知ってる?ここからそう遠くはないんだけど・・・」

「もちろんだ。なんたって俺の故郷だからな」

「へぇ、スネークさんの?でも違う星だと思う」

「その中で、やっぱり私は旅をしてたんだけど。そこで色々あってね
 いわゆる良くあるやつ。世界征服かなんかしようとした奴を倒すって
 いう。そこであいつを倒したと思ったんだけど・・・なんでまた・・」

「本当によくある話だが・・・なぜニンテンドーに?」

「そんなの知らないよ」



当時沙織はある人物たちと一緒にあの敵たちを倒していたそうだが

その時に沙織はやはり魔法を使って敵を倒していたらしく

その時地方では沙織のことが広まりいつしか「マジシャン・ボム」

と呼ばれるようになっていたそうだ


「まぁ、広まったっていってもほんの一部だけどね」


スマブラに残っていた彩花は何かの気配を察知するも瞬時に動きを封じられた

振り返るが抵抗する余裕もなく一瞬のうちにその場にぐったりと倒れてしまった


「素晴らしい・・・・完全なる闇だ」



マスターハンドは考えていた。マジシャン・ボムという名前について

そんな異名、今まで聞いた事がない

それはニンテンドーではない場所で起きたことだからだろうか



「1人か?」

「えぇ。他の人はクリミアにいます」


ある日アリティア城にやってきたのはアイクの仲間であるセネリオだった

なぜ来たかというとこれという理由はないようなのだが情報収集でいろんな各国

を回っていた時にここにスマブラメンバーがいると言う話を聞いたからきたそうだ



「そうだ、聞きたいことがあるんだ」

「マスターハンド?」


マスターハンドはもしかしてと思いマジシャン・ボムについて尋ねた


「聞いたことはあります。とはいっても数年前ですが」

「知っているのか?」


セネリオの反応に驚いたのはアイクだった


「えぇ。確か数年前どこかの国で人間ではない何かが世界を襲った事
 があったそうです。その時偶然通りかかった少女がいたのですが・・・」



一分の会話に少しの間が空く



「その人物の使う魔法は一瞬で百の敵を倒したとか」



「なに!?」

「ひゃ・・・百!?」



メンバーたちの反応が一気に変わる


「しかも、その種類は炎、雷、風・・・僕たちの国で基本とされているものだけで
 はなく他にも知らない魔法を使うそうなのです。僕にもわからないような魔法を」

「どうなんだ?沙織」

「・・・・どういうことですか?」


沙織に尋ねたマスターハンドに対しセネリオも沙織の方向を見た

無表情のままのセネリオに説明をしたのはアイクだった



「あぁ・・・こいつなんだ、その正体は」

「な・・・・・・?」


「ほかには・・・ってそこの人のいう基本がわかんないけど
 火、水、氷、雷、地、闇、光、聖、風、無とかねー・・・・・・」

「ちょっとまて。・・・・なんだって?」

「いくつか理解できないものがあったのだが」

「?」


魔道士として気になるようで普段は人に話しかけることはないセネリオなののだが

こればかりは興味があるようで次々と沙織に質問を投げかける


「氷・・というのはブリザードのことですか?」

「まあそれも入るけど基本は名前の通りに氷だよ?」

「僕たちの国ではそれは風と同じ部類に入るんです」

「へぇ、そうなんだ」


次々と質問が飛んでくるのに全く動じるこなく答えて行く



「まあ基本の原理は光も聖も同じなんだけど聖はゴースト系に結構効果いいんだよねー」


「ゴースト系・・ですか?」

「んー・・・あ。そっか。ここら辺では見ないもんね」


「ということは沙織さんって・・・ある意味最強ですね」

「そうかな?」



マスターハンドの反応を見る限り神すらも知らないようだが沙織はそれを「当然のことだよ」

と笑って答える。今言った魔法の種類は一部はニンテンドーのものではないようだ

もちろんニンテンドーで見つけたり覚えた魔法もあるようだが

それはほんの一部であり多くはニンテンドー外で覚えたものだそうだ


「覚えること自体は苦労しなかったかな。なんかすぐ使えたし」

「そういうのを最強というんだ」


まさかそんな有名人と会っていたなどとは思わずファイターたちが

口々に言う中沙織はあることを思い出しマルスに尋ねた


「そういえば大丈夫だった?けが人とか」

「あぁ、それなら大丈夫だよ」

「私も探してたんだけどまさか人の多い場所を狙ってくるなんて・・・」

「私たちは偶然こういう事態になったわけだが・・・君はどうやって知ったんだ?」


マスターハンドの問いかけに沙織は少し考え込み顔を上げると答えた


「知ったっていうか、偶然旅してた大陸で噂を聞いてね」

「噂?」

「最近この近辺で謎の何かが暴れてるって。その人たちの話だと
 昔あった竜がまた復活する前触れじゃあないかって言ってたけど」


しかし噂はハズレ。過去に起きた戦争とは関係のないものだった

真意を確かめるために沙織は以前訪れたこの土地にまたやってきたのだと話した


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次回

スマブラから離れて4日が経ったある日ファイターたちと別行動をしていた

リンクがアリティアへとやってきた。沙織がいることに驚くも同時に沙織は

彩花と再会したことを思い出す。ファイターたちにそのことを話すが・・・


次回 第23話、「戦いを知る者」


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