INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第16話、解決への道

城にて思った情報が得られなかった一方、スネークは任務先で意外な人物に出会い

想像もしなかった貴重な情報を知る。その頃沙織は寄っていた町でとある情報を得る

そこから沙織はあの瓶の中身は『感情』ではないかと気づくのだった
「・・・・・・なんてことに・・・・・」


敵を追いかけていた沙織の前に現れた、というより沙織が通りかかった

村には、人はいるのだが、その人たちに表情はなかった・・・・

まさに感情のない村、といっても過言ではないだろう


「遅かった・・・・・!」



進んでも進んでも、追いつくことも接触することもなく事態は悪い方向に進んでいる

折角黒幕に近づく、あの瓶の正体に気づけたというのに一歩遅かった

歯ぎしりとともに間に合わなかった自分に対する怒りが込み上げてくる



「・・・・・・く」



体中に力が入る中ふと沙織の目の前に一人の女性が通りかかった

人形のように生気が感じられないが今までと変わらぬように人々は生活をしている

悔しさの傍らこれはある事を示していると頭の中に浮かんだ



(死んだ訳じゃない。解放すればすべて元に戻せる)


ゴーストタウンと化した風景を一望すると沙織は前を向いた



(これ以上被害を出しちゃいけない)


その時、どこからか低い声が響いた


『貴様か、我々のことを嗅ぎまわっているのは』

「!!」


瞬時に表情を一片させ神経を集中させるもどこから声が聞こえたのか判断がつかない

上、下、右、左、後ろを向くも姿は見当たらない。すると目の前に黒い煙が現れ

渦巻いた中から声の正体であろう人物は現れた



「よくここまで見つけた・・・といいたいが、一人で解決できると思ったのか?」



低く落ち着いた声は告げた。何も言わずにいると再び男は口を開いた


「スマブラの邪魔者達がおとなしくしているからよしと思えば・・・フッ・・・いいだろう」


目の前に地面に空間が現れると男は沙織に告げながら空間の中に入って行った


「本気で倒す気があるのなら・・・・来い」



目の前にはいかにも怪しい空間が姿を現していた。あの男が出したものだから

間違いはないだろう。危険な一方とある確実性があった


(ここに入れば解決できる・・・・少なくとも一歩近づける)



意を決すると沙織はゆっくりと空間の中へと入って行った


「・・・・・・・意外と普通のところだ」


もっとも、今まで言ったことのあるい空間なんて変な場所でしかなかったけれど

結構現代とそうたいして変わらない。むしろ同じだ



「で・・・・?一体何が目的なわけ?あの変な物集めて」


目の前に立っている男に向かって沙織は尋ねた


「・・・・ここからどうやってお前は戦うつもりだ?」

「!!」


気がつけば沙織の周りには魔物がたくさんいた。そして、あの時見た妙な機械も

状況だけ見れば一人の沙織が不利だろう。しかし沙織が動じることは無い



「で、こっちの質問には答えてくれないのかな?」

「ふふ・・・・・聞かずとも分かる奴がいるはずだが・・・聞いていないのか」


男は鼻で笑うと告げた


「心には善意の心と悪の心がある。知っているか?悪の心は利用できることを。
 それはどの世界でもありふれたこと。闇は光に弱いとは良く言うが光は闇に弱い」

「悪の心・・・闇の力を集めて光を消そうってことね」


意図を知った沙織は静かに魔法を唱えようと構えた


「お前一人では勝てない。だがほかの奴が来たところで・・・これの前では我が力になるのみ」

「!!」


男が手をかざすと沙織の体から紫色の気体の塊が現れた

蒸発するように浮かんだ気体は魔人の手に向かっていく



「う・・・・・く・・・・・」



抵抗しようにも本人の意思と関係なく何かが抜けていくのを感じた

次第に細くなりぷつりと消えると沙織の目から光が消えゆらゆらと立ち上がった


「また一つ・・・・・く・・・っくくく・・・・ふははははは!!!」



「!」



スマブラにいたファイターたちは突如マスターハンドが反応したことに驚いた


「どうしたの?」

「今・・・邪悪な何かを感じた」


マスターハンドが横を向くとそこには破壊神であるクレイジーハンドの姿もあった


「俺も感じた。こいつは・・・」



マスターハンドはその場から姿を消し数分後ファイターたちのいる

リビングへと再び姿を現した。そして全員に聞こえるように呼び掛ける



『ファイターたちよ、全員会議室に集まってくれ』



マスターハンドに呼ばれたファイターたちは一斉に会議室へと集まった


「噂の気体の黒幕が分かった」

「なに!?」


マリオが叫び声を上げる中マスターハンドは再び言葉を発した


「スネークによるとあの気体は感情なのだな?」

「あぁ」

「これは一刻も早く解決しなければならない。よってファイターたち、向かってくれ」



マスターハンドは神の空間で見たことを伝えた


「ここから北東のところに奴の気を感じた。近くまでは私が送ろう。集
 まり次第出発するから各自準備してくれ・・・なるべく急いでほしい」


ファイター達がその場から離れようとした時マスターハンドは付け加えた



『クレイジーとロイとプリンとルカリオは残ってくれ』

「ぷり!?」

「えっなんで!?」


驚く二人に対してマスターハンドは答えた


「念の為数人ここに残すのが必要だと思ったのと・・・・・・」

「ちょっと考えたらわかるだろ、今寝てる誰かがな」

「書き置きもなしに起きて突然誰も居なかったら前回みたいなことになりかねんからな」

「あ・・・・」


マスターハンドとクレイジーハンドのことでココにはいない人物の事を指しているのだと

ファイターたちは気づいた。ファイターたちが散っていく中ゼルダはうっすらと何かに気づいていた



「ゼルダどうしたの?」

「なんだか・・・嫌な予感がします」


子供リンクの質問にゼルダは深刻な表情で答えた


「言うことを聞くのはロイ・・・君だけだと私は考えている。違うか?」

「違うでしょ。どう考えても彩花は人の言うことなんか聞かないよ」


今までの出来事的に居ても立っても居られないタイプなのかファイターたちの

心遣いをひっくり返してきた。そして今回もこの事態を知れば有無を言わさず

飛び出し一人でも行動を始めるだろう


「・・・・無理やりにでも止めねばならん。プリンは歌で睡眠時間を長引かせてくれ」

「わかったプリ」


全員が再びやってくるとマリオは4人に向かって告げた


「ロイ、プリン、ルカリオ、あのろくでなしを頼んだぞ」

「わかった」

「うむ」

「・・・・気をつけて」


「いざとなればこのクレイジーハンド様がいるから大丈夫だぜ?」

「・・・・あぁ」



マスターハンドは頷くとファイターたちとともに会議室から姿を消した


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次回

謎の攻撃を受けた沙織はとある人物に助けられる。直後マスターハンド率いる

ファイターたちと合流するのだが男の姿は見当たらなかった

ゼルダの予知夢を頼りに進む中無数の魔物たちが突如現れる


次回 第17話、「感情」


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