INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第14話、同じ気持ち

戻ってきた彩花は水晶を見つけるとアクア、ソウルによって正体を知る

そんな中スマブラではある事件が起きていた。良くいなくなる人物ではなく

誰も予想しない人物ロイがスマブラから姿を消したのだった
いなくなる要素のない人物がいなくなっただけでもスマブラ内はパニック状態

だというのにもう一つファイターたちには探しに行きたくても行けない理由があった


「どうするの?!明日大乱闘があるのに・・・・」



しばらく空けてしまっていたのでしばらく大乱闘をしていない

正直失敗だったともいえるのだがこうして長時間日が空くともともと

そういう組織だったとはいえ何かあったのではないかと世間を騒がせる

こととなる。招かざる混乱を防ぐために急遽大乱闘を入れていたのだ



「探しに行きたいけどいけないよー!」

「確かゲーム内の現メンバー全員参加だったよな?」


マリオが尋ねるとマスターハンドは頷いた


「ってことは・・・・自由に動けるのは僕たちだけか・・・」


子供リンクが呟くとマスターハンドはファイターたちの中一人

いつもより険しい表情をしている人物に向かって告げた


「・・・というわけで行っても問題ないであろうコリンとピチュー、彩花に頼みたい」


ファイターの誰しもが理由が分からず、行きたくても行けない状態なのだ


「あのなんだっけ・・・セレブ・・・じゃなくてエレブー・・・フェレにいるの?」

「それ以外どこにいると言うんだ、お前じゃないんだから」

「む」


マスターハンドに指摘されるとため息をついた


「わかったよ。普段やられているぶん氷漬けの系だけじゃすませないからね」

「状況によるな。判断はコリンに任せる」

「えぇっ僕!?」


数時間前、水晶がいくつも集まった板を見ていた。今の色はきみどり

あれから、色々と少女の行動と水晶を見て分かったことがある


赤は怒り、オレンジは熱血、黄色は楽しい、青は悲しい、

白はまだよくわからない、それはどこどなく『彼女達』の色と似ている



そして今いる場所はフェレ城にある書物庫。情報を探すために戻ったのだった

何万冊もある本棚から一冊ずつ本を調べる。しかしそう簡単に情報は見つからない


「ロイ様、探していたものはありましたか?」

「ありがとう、なかったみたい」

「そうですか」


何も言わずに出てきたことに罪悪感がないかと言えばないわけじゃない

それでも考えれば考えるほど知りたくなっていてもたってもいられなくなった



「もうそろそろ戻らないと、大問題になってるだろうから」

「どういうことですか?」

「実は・・・・何も言わずにここに来ちゃったからね」

「なんですと!?」

「ははは・・・思い立ったらすぐ行動しないと忘れちゃうでしょ?」


スマブラから出てから数日間探してみたけれどどこにもそんな記述はなかった

この城にある本は十数万冊ありもしかしたらと思い立ってきたのだが成果は得られなかった



「わーやっぱりおっきいなあ」



以前来たことがあるためピチューと子供リンクは再び大きな城を目の前にすると

キラキラした表情で見上げていた。彩花自身もここに来るのはDXの時以来である

しかし城の中で聞いた事は自分たちの行動をかき消す結果だった


「え?帰った?」

「はい・・・・無断で飛び出て悪いことをしたと・・・」

「・・・・・・・・」


彩花の脳内が行動の無駄をしたことによる怒りが湧きあがる中

子供リンクは比較的年を取った人物に尋ねた


「おじちゃん、どうしてロイはスマブラを?」

「なんとも調べたいものがあるといって書物庫に籠っていたのですが・・・思
 った結果は得られなかったようで。一体何について調べていたのでしょう?」

「調べ物?」


子供リンクとピチューは顔を見合わせた

彩花の住む国ではあらゆるところに情報は流れている。最近は望んだものを

調べる機械やシステムまで出来上がっているもののこの世界にそんなものは

ないだろう。調べると言ったら記述された本を探すしかない


「マリナスさんでしたっけ。ありがとうございます」

「いえいえ・・・・消えた!?」


突如消えた3人にマリナスは驚いていた


「ロイにいちゃーーーーん!」

「わっピチュー!」

「うぅ・・・ぐず・・・・う・・・・・」



顔を上げると、無表情な彩花の姿が。心の中でめんどくさーとかつぶやいてそうな顔だ



「ご苦労だった。どうやらロイは本を探しに行ってたそうなんだ」

「あー・・・・城の人に聞いた」

「その・・・・ごめん」

「ピチューと子供リンクに土下座1000回と氷漬け
 にしてカービィの切り札の刑にしたら許してやろう」

「えっ」


瞬時にいつもと少女の雰囲気が違うことに気付いた。そしておそるおそる

飾られた水晶を見ると中央が赤く輝いている


「怒って・・・る・・・・?」

「怒ってないよ?」

「間違いなく怒ってるよね」


声のトーンからしてすぐに分かった。そして何よりも表情がマリオ達に

詰め寄るピーチ達のようになっている


「本当にごめん・・・・」


困った中ピーチが救い舟と言わんばかりの言葉を発した


「あら彩花?そこまで心配だった?」

「はっ!?」

「あら?図星かしら?」


ピーチとサムスが彩花の後ろで笑いを堪えている

その横ではゼルダが苦笑いしているような表情を浮かべていた




「くたばれえええええええ!」



彩花は叫ぶと氷魔法を唱える。しかし瞬時にロイはルイージを盾にした



「本当にごめんって許して!」

「ルイージ・・・・君のことは忘れないよ」

「いい奴だったな・・・・・」



騒動の後、彩花は自分の部屋に戻ってきていた。未だピーチとサムスの

言葉を思い出すと怒りが湧きあがる中もう一つの感情が生まれていた


(今までは、ずっと逆だったんだよな・・・)


勝手に行動して迷惑かけていることは自分でも良く分かっている

今回いつもしていることがされて平常心ではいられなかった

恐怖とは違う。それでも恐怖に分類されるものだろう




(私が消えた時・・・・皆も同じ感情を?)



リビングの水晶は中央の水晶が赤と青に分裂して輝いていた

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次回

成果を得られなかったもののもう一つ噂になっていた瓶について彩花も同じものを

見たとルイージ達は知る。そんな中スネークは意外な人物と遭遇していた

その頃沙織は気になったあの瓶について調べていたのだが・・・・・


次回 第15話、「瓶の中身」


第15話、瓶の中身

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