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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第13話、水晶の正体

以前助けられた少女の名は彩花。ファイターたちが探している人物と同名のものの

同一人物化までは分からない。脱出し数日後彩花はグレイル傭兵団とともに生活をしていた

そんな中アイクの妹ミスト、団員ヨファとともに依頼から帰ってくる団員達を待っていたのだが

馬のみが戻ってきて彩花は瞬時に囲まれていることの気配を感じたのだった
偶然か相手の策のうちなのかは分からないがこの状況が喜ばしくないことは確かだった

3人で十何人に勝とうなど常識的に考えたらあり得るわけもなく


「逃げるが勝ちだと思うけど・・・・」

「この状態でどうやって!?みんなの家を・・・僕たちの家を守らないと」


2人がそれぞれ弓と剣を構える。ここから引く気はなさそうだ



(とはいえ・・・・正直きついぞこれ・・・・)


無謀としか言いようのない中彩花は懐からあるものを取り出した

それは球体のボール。かといって弾むわけでもなければ遊ぶものでもない


「仕方ない・・・か。出来れば戦わせたくないけど」


開閉スイッチを押すとボールを空中に投げた。中から飛び出た光は形を象り

3人の前に現した。その姿は人の大きさを優に超えている


「フライゴン、吹き飛ばしちゃって!」


少女の指示にフライゴンと呼ばれた竜のようなポケモンは翼をはためかせた

風圧に耐えきれず軌道上の人達は次々と飛ばされていく


「さて・・・折角貰った貴重な魔道書を使うわけにもいかないし・・・ブリザード!」


魔道書を持たぬまま呪文を唱えると手のひらから吹雪が吹き荒れた

地面を凍らせ身の回りの物を凍らせ男たちの足元も凍っていく


「なっ・・・・!?」

「逃げるなら今のうちだよ」


彩花の魔法は途切れることなく吹き続けていた。負けずとフライゴンも

吹き飛ばし見たこともない生物と呪文に男たちは逃げていった


「凄い!あの時はあんまり知らなかったけどすごいね!」

「あの時よりは戦えると思う・・・」


その後無事団員達は帰ってくるもののやはりこの出来事は彼らの作戦だったようだ



「あれ・・・あれー!?」



カービィはスマブラにやってきた人物を見て大声を上げた


「みみみみ皆ー!彩花が戻ってきたよーーー!」


カービィが叫びながら建物内に入っていく。彩花も中に入りリビングにやってくると

そこには相変わらずと言っていいほどゲームをしている人物達がいた


「ずっと探してたのにどこ行ってたの!?」

「ちょっとクリミアに・・・」

「クリミアって確か・・・アイクのところだよね?」


ルイージが告げるとパープルが使ったことにより壊してしまった闇魔法の

魔道書を探しにテリウス大陸へと言っていたことを話した

一時は大騒ぎになったり説教を受けたりするものの数時間後リビングには

彩花しか残っていなかった。そんな中棚の上に飾られたあるものを見て呟いた



「アクア、どう思う?」


見覚えのない水晶が棚の上に飾られていた。しかしただの飾りと言うわけでもなく

なにかとは言えないが何らかの力を感じた。彩花の問いかけに背後から声が聞こえた



「ソウルが渡したそうだ」

「ソウルが?」


現れたアクアは水晶へと近づくとじっと見つめて呟いた


「これは・・・・俺たちの心を知るためのものだ」

「・・・・どういうこと?」

「今の光を見る限り外回りの水晶は俺たちのことを現してるんだろう。見ろ」


アクアに言われるまま彩花は水晶の方を見た。中央の周りに小さな水晶

が囲まれている中その中のひとつが青く輝いていた



「じゃあ真ん中は・・・?」



彩花が疑問形で呟いた時、ふと頭に衝撃が走った。鈍い痛みとともに振り返ると

そこには小悪魔と呼ばんばかりの表情を浮かべたソウルの姿があった


「いったぁ!なにするの!?」

「ほら。見てみて?」


中央の一番大きな水晶は、赤く光り出した


「・・・・・そういうことデスカ」

「?」


気がつくと彩花の周りに『彼女達』が出てきていた。彼女たちは全員が

水晶を見つめると理解したように頷いていた


「そうだ、これは彩花の感情を表している」


アクアは無表情のまま告げた


「ソウル。なぜこんなめんどくさいものを渡したの?」

「うふふ」

「・・・・答えろ」

「あらやだアクア怖いわよ?」


じりじりと迫るアクアに対しソウルは困ったように押し返すと告げた


「私だって貴方達の一部ですもの。身の内が知られるのは好いていないわ。
 それでも・・・・彼らは強くなる上で、成長する上で知らなければならないの」

「知る・・・?何をだ?」


ティウムが尋ねるとソウルは答えた


『魂の叫び・・・・いえ、この場合心の叫びかしら』



「「えぇっ!?」」



数時間後、ルイージによる放送でファイターたちはリビングに集まっていた

マスターハンドやクレイジーハンドからの用ならば会議室に、しかも本人の声で

集められるのだがルイージの放送によってファイターたちは集まったのだ



「どどどどうしてですか!?」

「わからん」

「確かにリビングでゲームしてなかったけど・・・・まさかなんで?」



しかし放送からただ事ではなかった。そしてルイージから事を聞かされた

ファイターたちは驚きを隠せなかった。今でもどこか現実味がない


「今度は何だ!」

「大変なんだDrマリオ!ロイがいないんだ!」


遅れてやってきたDrマリオに向かってマルスは叫んだ

あまりにも斜め上の言葉に思わずDrマリオも目を丸くした


「どっかの誰かじゃないんだしロイに限ってそんなことは・・・・・」



それは彩花やDrマリオのことであり彩花ならいつものこと・・・とまでは行かないが

何度かあったか上にDrマリオはいつの間にかいなくなりいつの間にか戻ってきている

むしろいついなくなっているのか誰も気づかない


彩花にいたってはよっぽどの事出ない限り誰かに言うため誰も知らないという事は無い

ロイに限ってそんなことは誰も予想していなかった




「何も聞いてないの?」

「荷物・・・というかもともとあいつに荷物なんてものはないが・・・・」



荷物がまったくなくなっているのならさらに一大事だが、もともとないのであれば判断もしにくい

どう対応すればいいのか誰にもわからない、理由も想像がつかなかった



=========================================

次回

突如いなくなったロイにファイターたちはパニックになる

大乱闘を控えていたことによりマスターハンドは彩花、子供リンク、ピチューに

原因を聞き連れ戻すようにと告げる。3人は向かうのだが・・・・


次回 第14話、「同じ気持ち」


第14話、同じ気持ち

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