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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第17話、大乱闘スマッシュブラザーズ

最後の企画であり乱闘である『大乱闘スマッシュブラザーズ』それぞれ3回戦に渡る戦いは

終わりリンク、サムス、マリオが勝ち上がるのだった。そして最後の戦いでもある決勝戦が

行われる。最後の乱闘はなんと創造主でありこの星の神であるマスターハンドが参戦し・・・?
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「強くなったなマリオ!」

「当然だ!俺はMrニンテンドーだからな!」



サムスの攻撃をかわしながらマリオはサムスへとファイアボールを当てる

そのダメージは微々たるものながらも確実に数字を増やしていく

マリオのスマッシュとマスターハンドの攻撃がそれぞれ当たり場外へとはじき出される



「サムスが・・・負けた!?」



マリオの攻撃がサムスに当たりその反動でサムスは地面へと落ちて行った

スクリューによって復帰を試みるもマリオの追撃により場外へと落ちていったのだ


「・・・・初めてね。負けた事なんてなかったのに」


悔しい気持ちが募りつつもスーツの中のサムスはやりきった表情をした

メンバー達の元へと歩くモニターに視線を移すサムスに言うようにフォックスは呟いた



「さて・・・。最後の戦いを見届けようじゃないか」



「やはり残ったのは君か。・・・さすがはMrニンテンドー」

「強い・・・・・」


初めてサムスに勝利したものの初めて戦うマスターハンドは強く

その動きや攻撃が読めなかった。既にマリオのダメージは100を超えている



「強いな・・・。さすがは神・・・というわけか」

「スマブラは、楽しかったか?」


向かいあった先のマスターハンドの言葉にマリオは目を閉じると

あの日々を思い出しふっと笑うと目を開き答えた



「・・・・あぁ。ここに来てよかった」

「それならよかった。では・・・始めようか」


マスターハンドは上空高くへと舞い上がると勢いをつけて急降下してくる

手を広げた状態で叩きつけてくるためその攻撃範囲は広い

マリオは隅によるとその攻撃を避ける


「食らえ!!」


落下した直後にマリオは回転しマスターハンドの%を減らしていく

わずか2秒でマスターハンドは再び浮かぶと指の先から光線を発射する


「!」


避けようとするも数本のうちの一本に当たり大きく吹っ飛ぶ

場外へと出かけるもジャンプによってステージの端へと捕まるとステージによじ登る

マスターハンドの%は残り10を切っていた



「いっけー!マリオーーー!」


メンバー達はモニターに向かって叫ぶ


「うおおおおおおっ!!」


拳を握り構えるとマリオはマスターハンドに向かって走っていく

そして落ちてくるミサイルを避けると浮かんでいるマスターハンドと地面の間の

わずかな隙間に潜りこんだ


「!」


マリオは踏み込みジャンプするとマスターハンドに拳を突き上げた

この攻撃により直撃を受けたマスターハンドの%が0になった



「ぐわあああああああああ!」


マスターハンドが地面に落ちていくとゲームセットのアナウンスが流れた

勝利を収めたマリオは台座へと戻ってきた



「うおおおおおお!やったなマリオ!」    「マリオさああああああん!」

「おめでとう」     「おめでとう、マリオ」

「おめでとう!」   「兄さんおめでとう!」

「優勝おめでとうございます」 「おめでとぷり!」

「マリオおめでとう!」 「やりやがったなこいつ!」

「おめでと!」


戻ってきたマリオに向かてメンバー達は駆け寄るとそれぞれ祝いの言葉をかけた


マスターハンドは最後という名目でメンバー達に料理を振る舞うとその場から離れある場所にやっ

てきていた。そこはメンバー達が知る場所ではなくまた神のみしか立ち入ることのできない空間



「ついにこの日が来たか」

「・・・・あぁ」


誰かの声にマスターハンドは頷く。マスターハンドの隣にやって

きたのは巨大な手の姿をしたマスターハンドと似た存在だった



「まさか、神ともあろうお前が悲しんでるのか?」

「・・・想像以上に彼らとの日々は特別なものとなった。神ともあろう私がな」



しんみりした声で告げるマスターハンドに巨大な手は斜め上を向く



「ここから随分離れた場所で見つけたぜ、結構イイ奴を」

「なに?」


マスターハンドは聞き返した



「マリオにそっくり、しかも医者だ。マリオとはまた一味違う戦い方をするんじゃねーの?」

「・・・ドクターマリオか」

「おっ?さすが創造神、分かってるじゃねぇか」


マスターハンドとは裏腹に巨大な手は軽快な口調で告げる


「うーん・・・マスターハンドって神様なのは分かったん
 だけどご飯食べなくても生きていけるってすごいよねー」

「おいしいのにもったいないなぁー」




マスターハンドは正面を向くとそのまま尋ねた



「今まで教えてくれた新たなメンバー候補、まだ呼べるかどうかは分からないんだろう?」

「あぁ、なんたって俺は空から見てただけだからな」


「・・・・・集まったな」


午前10時、メンバー達はスマブラ建物の外へと集合した。ついにこの時が来てしまったのだ



「いやだよおおおおおおお」

「俺だっていやだぞおおおおお!」


ファルコンとカービィはお互いに抱き合うと叫ぶ


「最後の最後までうるさいなお前らは」

「カービィはともかく・・・ファルコンはいつもだよね」


すっかり慣れた状況に呆れ顔でフォックスとルイージは言う


「もう一度言うが。それぞれの場所に戻った後皆にはこのスマブラの存在を広めて欲しい」

「そして・・・・マリオ」

「なんだ?」


マスターハンドはマリオの名を呼ぶと前に出るように呼んだ


「昨日の『大乱闘スマッシュブラザーズ』優勝おめでとう」

「あぁ」

「これは優勝賞品のトロフィーだ。受け取ってくれ」


そういとマリオはスマブラのマークを模ったトロフィーを受け取った。そのマークは

初めて受け取ったスマブラの手紙についていたシールと同じ形をしていた



「いつまで泣いてるのよ」

「おれは泣いてないぞ!泣いてるのはピカチュウとネスだぞ!」

「ちょっとファルコン!バラさないでよ!」


ネスの目には涙が溜まりその涙を拭っていた


「俺達はまたすぐ会えるけどなあ・・・他の奴らはそうそう会えねえだろうしなあ」

「そうですねー・・・・」


別れを惜しむメンバー達だったがマスターハンドも言葉にはしないものの

ファイター達と同じ心境だった。しかし神である故そのような事を悟られてはいけない


「ひとつ良い事を教えてやろう」

「なんだ?」



同じく別れを惜しんではいるが表情口調ともに変わらないフォックスは尋ねる

それに対しマスターハンドは息を吸い込むと力を込めて告げた



『スマブラは不滅であり、同じ
           世界に住む限りまた会える』


「!」


力のこもった言葉にメンバー達は顔を上げる


「私達は常識も世界も星も違えど同じニンテンドーに住んで
 いるのだ。この先2度と会わない、ということもないだろう?」

「神の私が言うのだ」

「最後の一言で台無しだな・・・・」


マリオは呆れるが、心の雲が少し晴れた気がした

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次回

ついにやってきた解散日。別れが惜しいメンバー達はそれぞれ哀しみの表情を浮かべる

しかしマスターハンドは伝える「スマブラは不滅であり、同じ世界に住む限りまた会える」

と。その言葉を胸にファイター達はこの場から去り始めるのだった。そして・・・


次回 最終話、「また会える日まで」


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