INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第3話、噂と少女

旅をしていた沙織はスマブラという機関のメンバーリンクとマルスに会う

未来を見る事が出来る老人を探しているようだが突如沙織は2人と分かれ

フエル行きの船に乗り込むのだった
フエルへと到着すると近くにあった村へとやってきた。賑やかな町とは違い

どこか静けさがあるもののそれもまた別の良さを出していた



「ん~街もいいけど村もいいな~」


大きく伸びをすると空を見て呟いた


「まずは宿を探さないと・・・あ、それと情報収集も」


村を歩きながら人に話を聞いていくけれど、そんな話は聞いたことすらないという

人が多く思うように情報が集まらない。宿を見つけることができ一夜を明かすことに

おばさんが一人で経営してる小さな宿だった



「へぇ、嬢ちゃん一人で?」

「まあ・・・そういえば、ある人を探してるんですけど」

「人?」

「なんだって・・未来の見える老人とか」

「そんな人がこの世にいるのかい?そりゃすごいねぇ」

「私も会ったことないんですけど・・・前に会った二人が言ってたんです」



その後いろんな話をしていた

魔法が使えること、外の世界にはここにはない物がたくさんあること

空を飛ぶ機械があったり、離れていても誰かと話すことのできる機械があったり



「そういえば、ここら辺にはモンスターって出ないんですか?」


「都のほうは出るらしいね、なんたってここは田舎だからなにもこやしないよ」

「へぇ・・・・だから魔法とかも知らないんだ」

「ここは平和だからね、武器も倉庫にしまってるよ、使いたくないけどね」


おばさんは笑いながら答える。平和はだれしもが望むことだろう


「じゃあここら辺りの面白い噂とかないですかね?」


「噂?」


基本旅は適当だが噂や珍しいもので行き先を決める事もある

ここには大きな都あると聞いて見るためにやってきたのだ



「都に行けば色々あるだろうけど・・・」
 


一夜を明かし、村を出ようと準備をし宿を出ようとするとおばさんが見送りに

村の外まで来てくれた。これも穏やかな田舎町ならではだろう



「お世話になりました。本当にありがとうございます」

「そういや嬢ちゃん、昨日別の客がこんな話をしてくれたよ」


ふと引きとめたおばさんは聞いたことを話し始めた



「噂なんだけど、都のはずれで怪物が子供を襲ったんだと。だけどその子供は
 人に助けられたらしいんだ。なんと助けた人は兵士じゃなく旅人なんだってさ」

「旅人?」

「それも嬢ちゃんと同じくらいの年の女の子だってさ」

「女の子!?」


思わず沙織は驚いた。旅をすることならあり得なくもないが一人で旅をするなど

自分が特殊のようなもので基本はあり得ない。さらに戦えることは少なく



「もし都に行くことがあったら探してみたらどうだい?その人も旅人
 らしいから嬢ちゃんの探してる人のことを知ってるかも知れないね」


気になるのと興味本位で都を目指すことに。元々行くつもりだったので問題はないのだが

数日前の話だっただけに今もその少女がいるのかどうかは分からない


「まだいるかなぁ・・・」



見る限り人、人、人、本当に大都市だ。真ん中には噴水があって待ち合わせ場所などに使えそう

とはいえ自分の故郷とは違い大きなビル層が見当たらない



「・・・・じゃなくて、情報収集っと、こんな大都市なら情報屋でもいるでしょ」


情報屋がいるかと思いきやこの都にはというよりこの大陸自体にそんな人はいないらしく

探していたどの内容にも当てはまる情報は手に入らなかった

しかし聴きまわっているととある商人から聞きなれた単語が飛び出た


「ガルアット大陸にスマブラ?っていう組織の人がいたなあ。老人を探してるって言ってたよ」

「ちなみに・・・・その人の名前は?」

「サムスっていったかな、すっごい美人だったよ」


(今度は違う大陸・・・・)


本当に色んな大陸に散らばっているんだなぁと思った

少女の姿も見当たらないため諦めると都から出ていった


「・・・・なにか・・・いる」


気配を感じると間もなく沙織の前にモンスターが現れた。モグラのような姿をしている

ものの動じることなく沙織は呪文を唱えた


「ハリケーン!」


目の前に現れた竜巻は次々とモグラ達を巻き込んでいく

しかし倒しても倒しても群れで行動しているのか数は一向に減らない

その時、どこからか光の球が飛んできてモグラを吹き飛ばした


「え?」

「ライト!」


微かに聞こえた叫び後の直後再び光の球がモグラ達を倒していく

ハッとすると沙織も負けずと呪文を唱えた


「ハリケーン!」


広範囲魔法であるハリーケーンは次々とモグラを倒していくと消滅していった

完全に倒したことにより姿を現したのは本を片手に持っていた少女の姿だった



「ここは、ダンシングモグラがでるからね、仲間を次々呼ぶからなかなか倒せないんだよね」


本をしまうと少女は呟いた。駆け寄るとあの攻撃を見てぱっと思いついた


「もしかして・・・子供を助けた人?」

「子供?二日前のこと?」


この人が本人のようだ。話に聞いた通り自分と何ら変わらない少女だった

服装はどこか外国っぽいもののこの大陸の人ではないことは一瞬で分かった


「あ、あの・・・!」


立ち去ろうとする少女に向かって沙織は呼びとめた


「名前は?」

「名前?」

「私、沙織」


その時ふと少女の表情が変わった気がした。異変を感じるも

疑っているような睨まれているような表情で少女は尋ねた


「・・・ここの人?」

「・・・あ、ううん、旅をしてるんだけど・・・」

「ここは危険だよ。街に戻るかしたほうがいい」


無表情のまま答えると沙織は自分が港に向かおうとしている事を告げた


「私も旅人なの。魔法が使えるし・・・・」

「・・・そう」


そう言い残すと少女はその場から姿を消した

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次回

ガルアット大陸にやってきた沙織はつい数日前別れたリンクとマルスと再会する

その頃スマブラではファルコがイライラした様子で通信機を繋げるが・・・

ファイターたちにマスターハンドから帰還命令が出て一同はスマブラに集まるのだった


次回 第4話、「帰還命令」


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