INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第2話、王子と魔法

旅をしていた少女沙織は新たにやってきた大陸で盗賊と遭遇してしまう

撃退した中出会ったのはこの土地とは違う風変わりな青年リンクだった

リンクからある人物を探していると聞く中スマブラの存在について知らないことに驚き・・・

「ニンテンドーっていうのは宇宙空間のことなんですよ、そのニンテンドーっていう空間
 の中に、たくさんの星が存在するんです。それでここの星は地球という星なんです」

「知りませんでした・・・」


戦いを知らない平和な国では、ニンテンドーのことを知らないらしくて

戦いを主とする者たちは、地球という単語をしらないことが多い


「人を・・・探してるって場所は分かるんですか?」

「えっと・・それはその人はいろんな場を転々としてるらしくて行方が掴めなくて・・・」


今までの会話から考えると少女は顔を上げて尋ねた


「だったら、私も行っていいですかね?」

「え?」

「特に目的があって旅をしているわけではないし、人探しをしてるのなら手伝いますよ」



唐突な申し出にリンクは困った表情をしていた



「でも・・・危険ですよ?」

「旅に危険じゃないことなんてないでしょう?」

「そうですけど・・僕の場合さっきのようなことがまた・・・」



さっきのことというのは盗賊の件だろう。あれはリンクが原因ではない

ような気もするがあのような戦闘が行われるということだろう



「・・・迷惑?」

「あ、いえ・・・そういうわけでは・・・」


押し負け了承をしたリンクは沙織とともに行動することとなった


「さっそくですけど、今僕が通ろうとしてるこの谷には、モンスター
 が住み着いてるらしいんですで、この町に行くためには・・・・・」

「この谷を通らないといけない?」

「はい」


地図を見ながら呟くと沙織は


「大丈夫ですよ?自分の身は自分で守れますから」

「そういえば・・・さっき魔法使ってましたね」


谷に入ると案の定次々と魔物が現れる。2人は難なく倒していくものの

これほどまでにきつい行動は久しぶりだ



「大丈夫ですか?」

「大丈夫」


そんな中、沙織は上空に佇む何かを見つけた


「リンクさん!上!」

「え?」


今まで何度も上から岩が落ちてきていた。地形の問題かと思っていたが

それは自然現象ではなく巨大な鳥が落としていたのだ


「あいつがこの谷のリーダーみたいですね」

「倒すんですか?このまま走って行ったら・・・・」

「それも一つの手ですけど・・・もし追いかけてきたら・・・」


走って逃げきるのも手としてはある。だけどもしずっと追いかけてきたら、村まで来たら

それこそ被害は大きくなる。ここで倒すか、それともべつの方法をとるか・・・・・



「倒すしか、ありませんね、下がっててください」

「大丈夫です?」

「えぇ、僕一人で十分です」


沙織が尋ねるとリンクは前に出ると剣と盾を構えた

何の躊躇いもなく向かっていく姿と立ち回りから戦いに慣れている事が見て取れる

・・・・ただただ見ているわけにもいかない


「ブリザード!」

「えっ・・・・・・」


氷魔法ブリザードにより鳥を撃破し、無事村の前までやってくるとリンクは尋ねた


「さっきの魔法・・・どこで習ったんですか?」

(あの魔法は・・・彩花さんの・・・)


見た目、効果共に良く知っている人物と同じ魔法だった



「ブリザードですか?、んー・・どこだったかなー・・・わすれちゃった」

「・・・知り合いがその魔法を使うのを見たことあって・・・」


町で情報を集めようとするも写真の人に関する情報は無く

町を後にすると2人は馬車に乗って広い大陸を移動していた


「実はもう一人この大陸に来てるんですよ」

「例のスマブラ・・の人?」


リンクはそうだと答えた


平原から岩だらけのごつごつした場所に出る。草木もだんだん減っている気がする



「マルスもここにきてるはずなんですけど・・」

「マルス?あ、名前ね」


その時リンクが声を上げた。馬車から顔を覗くと遠くで何かを探している人がいた

外国人風の名前だとは思っていたけれど身なりも外国人そのものだった


「マルスさん!」

「リンク?やっぱりここにはいなかったよ」

「そうですか・・・」


そんな中マルスはリンクとともにいる見慣れない少女の姿に気づいた


「あれ?君は・・・・」


(どこかで見たことあるような・・・・旅の途中で・・・)


沙織はどこか見覚えのある姿に唸るもピンとこない。しかし記憶のどこかで

見たことがあるのは鮮明に覚えていた。実物ではなく物で

人を覚えるものと言えば肖像画か写真くらいだろう


「・・・あ!そうか」

「え?」


考えた末沙織はピンと来て声を上げた


「アリ何とか・・・アリティアの王子に似てる」

「え!?」


マルスが驚く中リンクは沙織に告げた


「沙織さん、似ているじゃなくて彼アリティアの王子ですよ」

「あぁやっぱり・・・って・・・・本人?」


沙織は目の前にいる人物をまじまじと見た


「実は沙織さん魔法が使えるそうなんですが・・・」

「え・・・?」

「だからもしかしたら・・・と」


その時、沙織はあることを思い出し申し訳なさげに告げた


「手伝うとか言ってあれなんですけど・・さっき道の片方
 にフエル行きの船場を見つけたのでそこに行こうかと」

「フエル?あ、ここから海を渡って東のところだね?」

「僕たちの目的地は・・・方向が違うね」


沙織は写真の人物を見かけたらスマブラという機関の人達が探していたと告げるように言う

2人と分かれると沙織は船着き場へとやってくる


「あ、これだ、フエル行き・・・よし」





「彩花さんは・・どこ行ってしまったんでしょうねぇ?」

「本当に、出るときくらい一言言えばいいのに」



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次回

再び一人になった沙織はフエル行きの船に乗り込む。たどり着いた先は

穏やかな村。沙織も興味本位から未来が見える老人を探そうとするが

そこで聞いたのは子供を助けた少女の話だった


次回 第3話、「噂と少女」


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