INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第16話、破壊神

夕方ファイター達に遅れ夕食を食べていた彩花にロイとカービィは遭遇し遅れて現れたマス

ターハンドによってある事を聞かされる。ピーチたちによる奮闘は空しく諦めていた次の日、

マリオはある人物によって起こされた少女を見ると謎の敗北感に襲われるのだった
_____________________________________
「また・・・サムスの勝ち・・・か」


結果が表示されたモニターを見るとフォックスは呟いた。あれから一週間以上経ち新メンバー達

にも説明がされた事により乱闘場はほぼどんな時も誰かが使っている状況になっていた。現在は

フォックス、ファルコ、サムス、クッパが乱闘を終えモニター室へと戻ってきた所だった



「強すぎだろ!本当に女か!?」

「貴方も結構強いと思うけれど?流石フォックスの仲間ね」

「全然嬉しくねえっ!」


以前のスマブラ同様その勝率はサムスが圧倒的で絶対サムスが勝つということ

はなくなっていたのだがそれでもサムスが勝利を収める時がほとんどだった



「ワガハイの攻撃が効かぬなど・・・・」

「これがクレイジーハンドの言っていた事・・・か」


マリオやリンクにはよく思われていないクッパとガノンドロフは呟く。2人に

聞いた時はどうなるかとも思ったがここ数日見ている限り至って普通だった


「ぐぬぬう・・・」


悔しそうに声を上げるクッパの元にあのクレイジーハンドがやってきた


「案外面白いだろう?」

「む。クレイジーハンド」


フォックス達はクッパの声を聞くとクレイジーハンドに気づいた。モニターを見る

とそこにはサムスの勝利が表示された画面が映っている。関心の声を漏らすと



「流石はバウンティハンターといったところか」

「バウ・・・なんだそれは?何かの食べ物か?」

「異名か何かか?」



自己紹介を受けたものの1人1人自己紹介された内容など覚え切れるわけもなく2人は尋ねる


「賞金稼ぎだ」

「金?」


クレイジーハンドからバウンティハンターの説明を受けると2人は唸る

自分たちの知らぬ存在があることに対し呟いているようだった


「そういえばクレイジーハンド」

「なんだ?」


フォックスはクレイジーハンドに疑問に思った事を尋ねた


「お前もスマブラを作った神なんだよな?」

「あぁ。そうだが?」

「なぜ最初のスマブラの時はいなかったんだ?」


マスターハンド同様宙に浮いたままクレイジーハンドは笑い声と上げると答える


「そりゃ俺はお前らがここにいる間新たなメンバー達を探してたからな!」

「新たなメンバー・・・というとファルコやクッパ達か?」

「あぁ。主に言えばガノンドロフの封印を解いたり新規のメンバーを探していたんだがな」


そしてマスターハンドと違い自分は元々メンバー達と関わるつもりはなかったと答

えるここに来ることになったきっかけはマスターハンドに言われたからだと言う


「元々俺はマスターハンドと違って人と関わるのは好きじゃないんだ」

「そうなのか?」

「けどまあ・・・マスハンに言われちゃなぁ?お前も創造主なんだからとか言わ
 れちゃ行くしかねえだろ?それにお前らの強さもこの目で確かめたかったしな」

「・・・・・で?どうよ?神様が見た俺達は」


ファルコが尋ねるとクレイジーハンドはマスターハンドとは違う軽快な口調で話す


「ああ。どいつも俺の見込み通りだ。とはいえ、まだまだだけどな!」

「・・・・・・」

「まあ、今はまだだがそのうち俺が直々にお前らの実力を見てやろう!」

「・・・・なに?」


サムスは以前マスターハンドと戦った事を思い出す。その強さは神と名乗るだけ

ありメンバー達以上に歯が立たなかった事を思い出した。考えていた事を悟ったのか


「おっと、サムス。俺をマスハンなんかといっしょにされちゃ困るぜ?」

「・・・というと?」

「俺は神だがマスターハンドとは違う。マスターハンドはこの世の物質、生物を
 作った『創造神』、俺はこの世に不必要と判断した者の存在を消す『破壊神』だ」

「破壊神・・・・?」


マスターハンドは生物を作ることが役目であり、一方のクレイジーハンドは目に

余るほどの悪事を働いたり世界を滅亡に導く者に裁きを下すのが役目だと言う



「つまり、俺はマスハン以上に強い」

「自分で言うとは、大した自信だな?」


ガノンドロフが呟くとサムスは尋ねた


「ならガノンドロフやクッパは排除しないのかしら?ハイラルやキノコ王国を襲ったと聞くけれど」

「たかが1つの国や世界消えたところで世界が滅亡するわけじゃねえ。なんでもかんでも俺
 がいちいち裁きを下してちゃそれこそ生物達は乗り越えることをやめ世界が滅亡するぜ?」

「!」

「その星の奴らで解決できる事は解決していかねぇとな」



なんとなく、クレイジーハンドの言っていることが理解できた気がした。考える事や努力する

ことをやめたらここまでの技術は向上しないし生物自体が強くなることもできないだろう


「お前ら人間だって獣に襲われるから武器を持つようになったしそのおかげで肉を捌
 く事が出来るようになった。全部神任せ立ったら今頃何もできずのたれ死んでるぜ」

「それは・・・」

「争いから学ぶことも少なくともあるだろう?」

「・・・・そうだが・・・・」


フォックスは言葉を詰まらせた。言葉には出さないもののサムスやファルコも口を開くことはなかった


「失う事により大切さに気づく。そして次は失わぬように努力するだろ?」

「「・・・・・・・・」」

「今いるお前らだって先祖の成功と失敗を繰り返し進化した結果なんだからよ」


奪う側であるガノンドロフやクッパにはわからなかったが口を挟むことなく静かに聞いて

いた。クレイジーハンドはクッパとガノンドロフに向き直ると変わらぬ口調のまま告げる


「ま、お前らがもし目に余る悪事をしたら俺は容赦なく裁きを下すがな?」

「!」

「ま、せいぜい限界ラインを考えながら侵略するこった」


あと少しで5月に入ろうとした頃、マリオは乱闘にて新しいステージ、アイテムの確認をしていた

世界で強いと思っていたあの時の考えは完全になくなり今は強敵であるサムスやフォックス

達に勝つ方法を模索しているのだった。その結果もあり前回のスマブラ解散前に行われた

『大乱闘スマッシュブラザーズ』では強敵サムスを倒しマスターハンドを倒し見事優勝を収めた



「後乱闘してないのは・・・ガノンドロフと・・・・アイスクライマーか」



新メンバーを迎えマリオは彼らの戦法を知るために片っぱしから乱闘をしていたフォックス

の仲間ファルコが強いのは予想通りとしてピカチュウの仲間であるミュウツーも圧倒的な

強さを誇りゲムヲの戦闘法はなかなかに分かりづらいものだった



「強敵と言えば・・・この辺りか?」


他が弱いというわけではないが今名前を上げた人物が戦いにくい、またなかなか勝てない

相手となっていた。ガノンドロフとアイスクライマーを乱闘に誘うためマリオはリビングを出た



「・・・・・アイスクライマー!」

「マリオじゃない。どうしたの?」


外に出るとそこには子供リンク達と遊んでいたアイスクライマーナナと

ポポを見つけた。マリオは乱闘をするために2人を呼びに来た事を話す


「一度も戦ったことないだろう?一度戦ってみたいと思ってな」

「確かに!いいよね?ポポ」

「いいよ!」


あっさり了承を得ると子供達を引き連れマリオはガノンドロフの姿を

探した。アイスクライマーたちに尋ねるがその姿は見ていないという


(・・・・そういえばガノンドロフって普段なにしてるんだ?)


クッパと同じような存在だと聞いていたが普段奴がなにをしているのか気にも留めなかった

ク普段あの2人はどこにいて何をしてるのか考えたことも無ければ思いつきもしなかった


「そもそも普段誰がどこにいるかとか考えたこともなかったな・・・・」

「リンク兄ちゃんとロイ兄ちゃんとマルス兄ちゃんなら外でよく見るよ?」

「外?外で何してるんだ?」


外と言えばファルコンのように走るかネス達のように遊ぶ以外に

考えられない。あの3人が外で遊ぶ姿など想像できないからだ


「なんかいつも特訓してるよねー」

「そうそう!前見たけど凄かったよねー!」

「特訓・・・・?」


マリオは子供リンク達に連れられると3人のいる広場へと向かった



「乱闘ですりゃいいものをなんでわざわざ外でやってんだよ」

「実戦用にって言ってたよ?」


そんなことを呟きながら向かうと丁度休憩中らしく3人は剣をしまっていた

そしてなぜかそこにはピーチ、ゼルダ、サムスの姿もあったのだ


「ガノンドロフならよく一緒に乱闘したりするから乱闘場にいるんじゃないかしら?」

「ガノンドロフが乱闘?おとなしくルールに従うとは思えませんが・・・」


リンクはしぶしぶそう呟く。しかしサムスによるとそんなこともないらしくきちんとルールに

従い乱闘を楽しんでいるとのこと。そしてそれはクッパも同様のようだった。にわかに信じ

られないがサムスが言うのなら間違いはないだろう


「マリオ色んな人と乱闘してるの?」

「全員の動きや戦法を知っておきたいからな。マスターハンドの
 言っていた観客を呼んでの乱闘もいつ行われるか分からんしな」

「・・・マリオはいつかそんな真面目になったのかしら?」


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次回

初期同様マリオはファイター達の戦法を研究していたのだがある人物達とはまだ乱闘して

いないことに気づくと探しに出る。日付が変わり朝、ある事により判明した人物を起こしに

行く。ポケモンとならば仲がいいもののその後ロイはある行動に出る・・・


次回 第17話、「参戦者の戦法」
   

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