INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第15話、別食の理由

ピカチュウは疑惑をかけられている本人と話し怪しいものは何もない事を感じる。そして

夕食の時間になりやはり彼女は現れない。そして全員が夕食を食べ終わり散って行った

後少女はリビングに現れるのだった。だが夕食の内容は彼女にとっては複雑なもので・・・
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(この人・・・名前なんだっけ)


覚えているのはここに来る途中助けてくれた人物だと言う事。貴族だと言う事。見た目からもわか

るがまさか本当にこの世に存在するとは思わなかった。未だに信じられずどこか気に入らなかった


「皆と一緒に食べたほうが楽しいよー?」

「彩花・・・となんだ。カービィとロイもいたのか」


その時さらに背後から声が聞こえた。人物というには色々とおかしな気もするが


「あ、マスターハンドー!」

「・・・ロイ?・・・これ、君が作ったの?」

「あ、うん。ルイージに教えてもらいながらだけど」

「・・・・・・・・・」


少女は呟いた後食器を流しに持っていくと洗い出す量は少ないためすぐに洗い終

わり部屋から出て行こうとするとマスターハンドは歯切れ悪く唸りながら言葉を発した


「彩花は人見知りというか・・・色々と難しい奴だが根はいい奴だ」

「・・・なぁ!?」


彩花は突然立ち上がるとマスターハンドの方を向いた


「突然何言うの!?言っとくけど私はこんなのと仲良くする気はさらさらないよ?」

「えぇー!」

「・・・カービィは・・・まあ・・・」


言葉が詰まると引き続きマスターハンドが話し出す、が今度は少女に向かってだった


「言っておくが、彼が一番理解があると思うぞ?前にも言った通り彼は正真正銘
 ファイターと呼ぶにふさわしい人物だ。それは私がこの目でみて確かめている」

「分かりあう?貴族と?」


マスターハンドに対し彩花は信じられないものでも見たかのような表情を浮かべていた


「こんな奴だが・・・マルスにはすでに言っておいたがロイ、彩花の事を頼む」

「はあっ!?」

「え?僕?・・・いいけど」

「いらない!」


キッと睨むと扉へと早歩きで向かいリビングから出て行った。次の日


「ピーチとサムスがいないな・・・・」


マリオは空いている席を見るとそう呟いた。朝食となった時間いつもはいるはずの

2人がいない事に気づく。その時噂をすればなんとやらかその2人がやってきた


「・・・なんでお前ら朝から疲れてんだ?」

「再チャレンジしに行こうとしたのだけれど・・・あの子また起きないわ」

「・・・・・・あぁ。あいつか」


朝食が終わりメンバー達が解散して行く中、サムスは朝食を終えるとマリオ達に告げた


「もう一度行ってくるわ」

「起こしにか?」


フォックスの問いかけに「えぇ」と答えた


「なんでだよ。ほっときゃいいじゃねえか」

「なんだか負けた気がして気に入らないのよ。なんとしても起こしたいわ」


負けず嫌いなのか乱闘でほぼ完全勝利を収めていたサムスは力むと椅子をしまう。続いてピーチも


「ピーチもかよ・・・」

「面白そうじゃない?」


ピーチは負けず嫌いというより面白そうだから、という理由で行くようだ。2人が出ていき

それからリビングから人数が減りしばらく時間が経つと、疲れ切った2人が戻ってきた


「はあ・・・・はあ・・・・・・」

「その様子は・・・起きなかったみたいだな」


リビングに残りテレビを見ていたマリオが呟いた。ここまで悔しそうなサムスの様子

を見るのは初めてであり新鮮さとサムスをここまでさせる存在に恐れを抱いた


「・・・・本当に人間じゃないのかな」

「えー?でも僕が話した限り普通だったよー?」


ルイージの膝の上に乗っていたピカチュウが不思議そうに言う。あれからピチューはすっか

りこの生活に慣れ最初は常にピカチュウの傍にいたが今はミュウツーや子供リンクを筆頭に

他のメンバーたちとも打ち解けていたのだ



「モンスターボールの事とかステージに出てくるポケモンについて詳しかったし」



「やはりルイージ、お前が起こしに行って来い!!」

「えぇ!?」

「この際仕方がない。大丈夫、お前なら大丈夫だ!」

「何その根拠のない自信!?」


ルイージは必死に抵抗しようとするがマリオとピーチの圧力により

しぶしぶリビングから出て言った。そして5分後、ルイージは戻ってきた


「起きなかったよ」

「ちゃんと起こしたのか?」

「起こしたよ!!」


スマブラDXになる前までは寝坊の常習犯ともいえたマリオを起こしていたルイージ

だったがそのルイージを持ってしてもあのモンスターを起こすことは出来ないようだ


「ここはMr.ニンテンドーの力を見せてやろう!!」


立ち上がると勢いよく階段を上って行く。皿洗いを終えると息を切らせたマリオが戻ってきた




「なんなんだあいつ!?化け物ってレベルじゃねえぞ!生きてんのか!?」

「でしょ?全然起きないんだよー」

「なんなんだああああああああ!」



マリオはファルコンのように頭を抱えると叫びだした。そこにカービィ達がやってきた



「ファルコンかと思ったらマリオプリか・・・・」

「どうしたの?」

「あいつが全然起きねえんだ!」


あいつだけでネスたちは誰の事を指しているのかを理解した


「僕たちも一緒に遊ぼうと思ったんだけど何しても起きなかったんだよねー」

「ねー」

「上に乗ったり叩いたりふとん剥いだりしたんだけど反応がなくって」

「地味にすごいことしてんなお前ら・・・」


ついにマリオは呆れた。続いて意気込んでいたピーチたちも気力を失ったようだ


「もういい・・・もうどうでもよくなってきた・・・・フォックス達の乱闘を見に行こう」

「そうね・・・・」


がっくりとうなだれたまま一同はリビングから出ていった



そして日付は変わり再び朝を迎えた。朝食を終え午前9時になろうとした頃リビング

にあの少女が現れた。お茶を飲んでいたマリオだったがお茶を噴き出すとむせた


「ぶふっごほっごほっ・・・・・」

「マリオさん大丈夫ですか!?」

「彩花が・・・・起きてる・・・だと!?」

「・・・・・・」


起きている事に驚くがマリオはどことなく少女が不機嫌そうに見えた。ルイージが朝食を並べると



「朝は起きないからいらないって言わなかったっけ・・・・・・」

「そう聞いてたんだけど朝食を食べないのは体に悪いからって。僕が絶対
 起こすから彩花の分も作るって・・・・まさかホントに起きるなんて・・・・・・」

「どうやって起きたんだ!?」


どうなっているのか分からずにマリオは半分パニック状態に陥っていた。ここで少女は不機嫌そうに


「赤い人に起こされた」

「赤い人?・・・まさか・・・・なんか1人いないなと思ったら・・・」


朝食後皿洗いに1人いなくなっていることに気づいた。不思議に思うもそこまでおかしなことで

はなく特に尋ねることはしなかった。その理由が判明しマリオは謎の敗北感を味わうのだった


「あれ貴族じゃなかったの?」

「公子だって言ってたよね?」

「講師?先生?なんでもいいけど」

「なんだ?お前あいつのこと嫌いなのか?」


マリオが尋ねると不機嫌そうなまま答えるがしばらくしてルイージはある事に気づくこの一

連を見て彩花とマリオが普通に会話している事に、内容はともかく違和感は感じられない


「嫌いと言うか・・・だって貴族でしょ?」

「貴族が嫌いなのか?」

「あのね、私の国は王子なんていなけりゃそのコウシってのもいないの。大体この世に実物
 の剣を持ってるとかあり得ないし、髪の毛は普通黒か茶色か外国ならせいぜい金髪でしょ」

「う、うん?」


何かをブツブツと少女は呟いていた。言葉は聞きとれないものの不機嫌な事に変わりはない


「つーかお前何時まで寝てるんだよ」

「何時までってしょうがないじゃん、起きれないんだから」

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次回

乱闘をしていたフォックス達の元にもう一人の神クレイジーハンドがやってくる。マスター

ハンド同様神と名乗ったクレイジーハンドもまた謎起き人物だった。ファルコに対しクレ

イジーハンドはマスターハンドとは違う神『破壊神』だと説明するのだった


次回 第16話、「破壊神」


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