INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第32話、知られざる過去

戻ってきた彩花はファイター達にブラック達の事を説明する。休憩を挟み再び聞こうとした時

ファイター達の前に現れたのは彩花の姿をしたわずかな力で残っていたアクアだった

ミュウツーの考え「過去に何かがある」事が判明し聞こうとするも彩花に戻ってしまうのだった
「何が?」


彩花は緊迫した空気のファイター達を見ると尋ねた。さっきまでいつも通りの表情だった

ファイター達はなぜか殺気というかそんなオーラが出ている


「今アクアが・・・・」

「アクア?」


「もう・・・聞くのはやめましょう」

「え!?」


リンクの言葉にナナが驚きの声を上げた

声を上げたのはナナの他にも数人いたがその中でもナナはこんな言葉が出てくるとは

思わなかったと言わんばかりにリンクに向かって叫ぶ



「なんで!?」


リンクの言葉に話していた本人も驚きの声は出さなかったものの

その表情は驚きを表していた。そんな少女にリンクは静かな声で話す


「先程・・・アクアさんが現れて・・・やはり・・・過去に何かあったんですね」

「リンク知ってたの!?」



『過去』という言葉が出た時彩花はピクリと反応した

ロイが驚いた様子で尋ねるとミュウツーから聞いた事を話した



「話したくないこともありますよね・・・無理やり聞いたりしてすみません」

「・・・マスターハンドから聞いていたとはいいえ、あの時も思ったけど・・・流石超能力者」

「・・・・・」


そんな中彩花はいつも通りの表情に戻ると伝えた


「・・・まあ、君達の過去も見ちゃったしね。いや、見たというより知った?」

「どういうこと?」


リビングにスマブラやマリオのゲームがある事は誰しもが知っていた

しかし彩花の住む日本にはそのほかにもファイター達のゲーム・・・

それぞれがしてきた過去の出来事がほとんどゲームとなっていた事を話す


「じゃあ・・・僕達の戦争も・・・」

「知ってるよ。ほとんどは」




「キミ達には誤らなければならない事があるんだ。あぁ、僕はきみどりだよ」

「なんだって!?」


雰囲気が変わったと思った途端彩花は自らが「きみどり」だと名乗った

ファイターたちが知っているきみどりとは口調と態度がまったく違っていた



「彩花の中の主な人格はアクアとマリン。僕の中にももう1つ人格がある
 んだ。普段は人と接するのが苦手で自分の意思を伝えることもできない
 臆病者・・・・でも僕は真実を話す。きみどりの中のもう一人のきみどり」


そしてきみどりはピットに向かって話す


「ピット。君は逃げる僕に対して嫌われているとか思っていたみたいだけど違うよ」

「・・・そうなんですか?」

「だけど好きでもない。あえて言うなら貴族が嫌いかな」



アクアに似通った冷たい目で該当者を見ると再び言葉を発した



「いちいち僕らに構っていることがボクには理解できなかった」

「それは・・・・・仲間だからだろ」

「ああ、あと・・・・・」



アイクの方を向いて告げる

「僕らは『仲間』とか『信じる』・・・とかいうのも嫌いだから」

「・・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・あぁぁぁぁあ!!」


突然叫び出したのはドンキーだった

さっきから驚きっぱなしのファイターたちは突然の大声に更に驚く



「な・・・何よ!いきなり」

「話が全く分からんーーーー!!」


「・・・・・・・・・・・・」


この話はドンキーには難しかったようで他にも数名理解できていない人がいた



「正直僕らも分からない、仲間と思いたくないのに仲間と思うときがある。」


今までの質問には歯切れよく答えたきみどりはこの質問に対してだけ曖昧に答た

そしてこの会話が終わった時自分達は完全に消滅することを伝えると呟いた




「あぁあと、彩花も僕達が消滅することは知っていたよ。
 知っていた・・・というより感じ取った方が正しいかな?」

「!」


その時ミュウツーとネスはまた雰囲気が変わったのを感じた


「・・・またアクアが?」

「いや・・・きみどりだ」



彩花は元に戻ったのか尋ねるとマリオが答えた

ファルコンは無言で2人を親指で指す。彩花が視線を動かすとそこには



「何で僕は王子になったんだ・・・・・」

「普通に生きたかった・・・・・」



「なんであの人たち暗いの?」



その様子を見ていない彩花にとってなぜあの2人が沈んでいるのかが分からなかった

そこにはもはや貴族というオーラの欠片もなくなにかに操られているのか

憑かれているのかというくらい暗いオーラを纏った2人が膝を抱えた状態で呟いていた


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次回

アクア、きみどりによって傷ついた2人を見て彩花は呆れた表情でいた

それでも元の人格であり本人である彩花は自らの意思を述べる

その後マスターハンドが必要なくなったタイムマシンを分解していた時異変が起きる


次回 第33話 「過去の彼女達」


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