INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第30話、居場所

ファイター達は彩花によりアクア達の消滅を知らされる。ファイター達と別れ

修復作業の手伝いをすることを決めた少女の元にやってきたのは彼女の仲間である

シズクだった。彼女のはあのゼルギウスの話をするため彩花の元にやってくるのだった

瓦礫の山でどこかの廃墟のようにも見えゴーストタウンのようにも見える

そんな中、神月彩花は自分なりに出来ることをしていた

あまり大きくはないだろう石を自分の手で重そうに拾い上げては運んでいる



「彩花さん」


ふと明るいような暗いような声が聞こえ遠方を見る

そこには人にしては黒い翼が生え宙に浮かんでいる少女シズクがいた

シズクがやってくるとその姿を見てつくづく彩花は謎に思う



彩花の住んでいた場所日本では年上に対して敬語で話すのが当然のように

教育を受けた。だけどどうしてか最近その思考がおかしくなっている



半獣族であるシズクの方が年上なのは間違いない

それなのにいつの間にかほんの出来ごとから自分が慕われる立場へとなっていた


「どうしたの?」

「えぇっと・・・・・・」


シズクはあまり変わらない表情のまま少女に伝える



「ゼルギウスさんが私たちについていきたいと・・・」



ゼルギウス

かつて将軍という地位についており、アイクの父の仇でもある人物

その頭脳は傭兵団となれば必要となるのだが彩花は迷っていた



(仲間が増えるのはうれしい。それにあのゼルギウスなら尚更・・・)




団が強くなれば行動範囲も広がるし危険も少なくなる

経験が豊富なみんなにとって動きやすい状況になるのは私でもわかっている

だけどそこまで実力があるとなるとこんな団とは言い切れない所よりも

必要としている所があるはずといつも考えていた



「ゼルギウスは人をまとめる力があるんだからここに残った方がいいと思うよ」



村の人も信用してる。もう二度と戦いが起きないとは限らない

再び何かが起きた時のためにも必要と彩花は考えていた

ゼルギウスの元へと向かいその話をする、がゼルギウスの意思に迷いはないようで




「私は一度貴女に救われた。あの時決めたのだ。」


確かにあの時は色々混乱していた。今も私の心の中に「人を殺す」という選択肢はなく

出来ることなら誰も死ぬことなく解決したい。だからあの時も瀕死の状態だった

ゼルギウスを助けた。もしかしたらあの選択は間違っていたのかもしれない



「とはいってもうちの団はそんなアイクの所みたいに凄くないし大したことしないと
 思うけど・・・・ゼルギウスの実力もそこまで発揮できるかわかんないけどいいの?」



ゼルギウスは迷うことなく「あぁ」と即答した

複雑な気持ちの中押しに負けわかったと短く答える




「また何かあったら・・・うーん・・・・」



ランドール大陸から去る間際ミズキ達にあいさつをしていたのだが

相変わらずこの大陸にも家電製品などはなく連絡を取る方法が思い当たらない


「エイン島にフーディンがいるはずだからそこいけばいいんだけど・・・」

「まあスマブラが一番妥当ですよね」

「そうだねー。スマブラに言えば皆協力してくれると思うよ」


ミズキは笑って「そうですね」と答えた


「確かに、彼らはとてもいい人達みたいですね。あれがスマブラですか」

「まあ、お人よしの集団だけどね」

「ゼルギウス殿と言ったかな。君の話は町の人から聞いた。前の襲撃の時も村を
 守ってくれたとか。礼を言う。ありがとう。これからはこの国は私達で守っていく」

「いえ・・・」

「まだまだ微力ではあるが、どうか安心して彼女たちに
 ついていって欲しい。そして彩花様達に助力して欲しい」

「わかりました」

「また遊びにでも来てください」


ミズキ達と別れランドール大陸をあとにすると新たにゼルギウスを加えた

彩花達は船に乗り込む。彩花1人だけならフライゴンで移動すればいいのだが

他に人がいる以上そうするわけにもいかず同じ船に乗っていた


「どうやって行くのだ?その『エイン島』とやらは」

「島の近くに大きな大陸があるんですけど、その大陸まで
 船で行ってそこにフーディンが迎えに来てくれるんですよ」

「フーディン?それも仲間なのか?」


ギンはゼルギウスにフーディンについて説明する

とはいえど最終的には彩花が説明することになるのだが


「ほう。そんなものがいるのか」

「・・・俺漆黒の騎士の話は聞いてはいたんですけどまさか人だったなんて」


漆黒の騎士はその強さから一部の間で人ではない何かが正体なのでは

ないかとうわさがたっていた時もあったようで


「あ、ちなみにゼルギウスは『印付き』だから」

「!」

「え?そうなんですか?」

「印付き・・・ってなんです?」


リフトは印付きについてしらないため説明する。テリウス大陸では印付きはいい印象を

受けないことから隠す人も多い。ゼルギウスは一瞬焦りの表情を浮かべるが


「あ、大丈夫。ここにはそう言う人いないから。ギンも結果的には同じようなもんだしね?」

「まあ、そうですけど」

「そうなのか?」


ギンもまた自分についてゼルギウス達に説明する


「んまあ、そんなわけでここではそう言う事気にしなくていいんじゃないかな?」

「君たちは知らなかったようだが・・・・」


そう言うとゼルギウスは青年に目を向けた。頭をかきながら答える



「そうですね。まず僕にはその『ラグズ』すらよくわかりませんし」

「・・・そうなのか」



締めくくりというわけではないけれど、彩花はこれから共に行動する仲間として言う


「まあ、これから一緒に戦うんだし?ゼルギウスが圧倒的戦力になることは
 間違いない。なんたってあの『漆黒の騎士』だもんね?『ゼルギウス将軍?』」

「どっちも今は違うけどな」


ゼルギウスは、一同に向かって会釈をした



「本日から共に戦うこととなったゼルギウスだ。・・・よろしく頼む」


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次回

彩花が戻ってきてマスターハンドはファイターを呼び掛けた

一部を除き集まるファイター達に彩花は『彼女達』アクア達の事を話し始める

話し始めたのはブラック、ホワイトから始まったアクア達についてだった


次回 第31話 「数々の疑問」


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