INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

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最終話、現実と向き合う時

大乱闘スマッシュブラザーズの優勝者サムス、準優勝者ゲーム&ウォッチはそれぞれ

金、銀のトロフィーを受け取る。そして当日マスターハンドはファイター達にスマブラの感

想を尋ねるのだった。各自が感想を告げ解散の号令をかけるとファイターたちは元いるべ

き場所へと戻っていく。そして彩花もまた自らとの戦いに足を踏み入れようとしていた・・・
____________________________________
『また逃げればいい』


マスターハンドはそう言った。ロボットはマスターハンドがなんの話をしているのか分から

ない。しかしこれから彩花が行くであろう場所での事を言っているのだろうと察しはついた


「そうだけど・・・」

「日本は私の管理外だ。私の力で様子を見ることはできない」

「そんなのわかってるよ」


そう吐き捨てると彩花は一層険しい顔になった。全く理解できていない

ロボットだったが今この場で聞いてはいけないとそんな予感がしていた


「それでも・・・決めたんだ。運命と戦うって」

「・・・そうか」


モンスターボールを投げフライゴンを呼びだすとフライゴンの方を向きながら後ろに立ってい

たロボットに向かって告げた。その背中はさっきとかわらず元気な雰囲気は感じられない


「ロボならエイン島にいる。時々遊びに行くといいよ。ロボも喜ぶだろうし」

「わかりました」

「それじゃあ。また」


フライゴンに乗ると彩花は飛び立つ。その様子を3人は見ていたが

遠くに飛んでいくと数分と経たないうちにその姿は見えなくなった


「・・・あの、マスターさん」

「なんだ?」


完全に見えなくなったところでロボットは尋ねた


「運命と戦う・・・ってどういうことですか?」

「運命というよりは現実だな。本来あいつがいるべきところの」


クレイジーハンドが呟くと数秒後マスターハンドは答えた


「・・・彼女は、過去と戦いにいくのだ」

「過去と?」


かつての出来事を知っているマスターハンドからすれば今回の決断がどれほどのものか

それなりに想像できる。そしてこれはファイター達との関わりの結果だと思いたかった


「・・・・・・」

「んなしんきくせえ顔すんなよ。こればっかりは俺達がどうにかできる問題じゃないだろ」

「・・・そうだな」


良い方向へと向く事を願う一方、あの時のような事件が再発しないで欲しいと願った

これは創造神であるマスターハンドにどうにかできる問題ではなく運命が決める事だ


「いいことがあるといいのだが」


数ヵ月後、元の場所に戻ったファイターたちはそれぞれの生活を送っていた

キノコ王国付近のテニス場では、マリオ達が戻ったことにより観客がにぎわう中

コートに選手が入場すると歓声は大きくなった


「見ろよルイージ、相手ワリオとワルイージのコンビだぜ」

「そうだね。これは・・・」


顔を見合わせ頷くとテニスラケットを突き付けマリオとルイージは叫んだ


「「ワルイージ!アシストフィギュアでは良くもやってくれたな(ね)!」」

「それ俺関係なくねえ!?」


一方ピーチ城ではピーチが隣の国の姫デイジーと紅茶を飲みながら思い出話をしていた


「へえ、あんたの他にも姫が?」

「ええ。デイジー、一度も乱闘見にこなかったわね」

「馬鹿言うんじゃないわよ!あんた達がいなくてどれだけ大変だったか・・・」

「それはごめんなさいね」


苦笑いしつつ告げるとデイジーはため息をつきつつ笑っていた


『優勝は・・・キャプテン・ファルコンのブルーファルコンだぁー!』


「ふっ・・・」

「何調子乗ってんのよ!下手するとすぐ新人に追い抜かれるわよ!」

「俺が負けるわけないだろ!?」


さらに別の場では


「あなたがチャレンジャー?私はジムリーダーのツツジ。全力でお相手します!」

「よろしくお願いします!いくぞ!ゼニガメ!」

「ゼニ!」


ポケモントレーナーは解散後ホウエン地方のリーグに参加するために

ジム戦を回っていた。そしてここは図鑑を受け取ってから最初に訪れる場所


「イシツブテ!いわくだき!」

「ゼニガメ!避けてたきのぼり!」


そして宇宙を越えた場所では


「またカービィだ!」

「こらカービィ!これはワシがプププランドで行われる絵画コンテストに出す絵ぞい!」

「えー?ただの落書きにしか見えないよー?」

「お前が言うな!」


プププランドではデデデ城の中でデデデがカービィを追いかけていた


「大王様ー暴れないで下さいよー」

「カービィをとっつかまえるぞい!」

「いーっだ!」


そんな様子を見ていたワドルディ達の横でマントを羽織った剣士はため息をついた


「・・・やれやれだ。結局どこにいてもかわらんではないか」


そしてとある宇宙機の中では


「ファルコ、ペパー将軍から聞いたんだが世界には色のついたそうめんがあるらしいぞ」

「なに!?」


勢いよく振り返るとケラケラ笑ってカエルのスリッピーは言った


「やっぱファルコそうめん好きなんじゃないかー」

「スリッピーてめえ!またシバかれてえか!で?フォックス。詳しい話は」

「・・・知りたいのか」


戻ってニンテンドーのとある場所では


「宝飾に欠けるな。俺が新たに城をデザインしてやろう」

「なに?・・・ガノンドロフ、お前意外とインテリアにこだわりがあるのだな」

「当然だ。まずはクッパのステンドガラスをだな・・・」


キノコ王国から離れた場所でクッパは城を構えていた。元々キノコ王国内に会ったのだが幾度

となく建ててはピーチをさらったことによりマリオに制圧されてしまったため残された城はここ一つ

だけだった。そしてガノンドロフもまた7年後のハイラル城を自分流にアレンジし居住としていた

のだがリンクに撃破され行くあてもないためこうしてクッパの城へとやってきていた


「クッパお前楽器とか演奏できんのか?」

「む?ある程度なら出来るが?」

「余裕があればピアノが欲しいところだな」


セガではソニック達の元にある手紙が届いていた


「Wow!また来てるぜ!」

「なにが?」


テイルスが尋ねるとソニックは持っていた手紙をひらひらと見せた


「オリンピックだよ!」

「オリンピック・・・ってああ!マリオ達とやった?」

「そうそう!テイルス達にも来てるはずだぜ?」


手紙を見つめるとソニックはまたニンテンドーに行けると、またマリオ達に会えると呟いた


「・・・ロイ、これは?」

「パスタ」

「ではロイ様、これは?」

「餃子だよ」


机に並べられた料理を見てマリナスとリリーナは目を丸くしていた


「ロイ、あなた・・・何しに行ってたの?」

「え?」

「ロイ様・・・ますますご立派になられて・・・」

「え?」


ゲームをしていた、など言えるわけもなく苦笑いを浮かべていた


「ピカ、ピカピカピーカ?」

「こんなものがこの世にあるとは!!」


とあるカントー地方の町でピカチュウが尋ねる中ばくばくとルカリオはあるものを食べていた


「チョコレートが好きなポケモンなんて初めて聞いたよ」

「これは何と言う食べ物だ?」

「え?」


帽子を被った少年・・・もとい少女は答える


「パフェっていう食べ物だよ」



時間は戻り、しかし解散後から進み4月、プププランドを始め各地では桜が舞っていた

気温もやっと温かくなってきた頃かと思える時、とある家で少女は衣服に腕を通していた


「・・・・・・」


ピンクの4足ポケモンが見つめる中そんな様子に気づくと少女は告げた


「・・・・・・フィー」

「大丈夫だよ。まだ始まってもいないんだから」




数多くのファイターが元いた場所に戻り元々過ごしていた生活に戻る中彩花は全

く新しい環境へと足を踏み入れようとしていた。隣にいるポケモンは変わらずとも

土地、そしてこれから向かおうとする場所での生活はこれから始まろうしていた


「長年待ち望んでた東京に来たんだ。落ち着いたら一緒に渋谷とかアキバとか見に行こうよ」


階段を駆け下りると玄関で靴を履き替えると振り返り廊下に向かって呟いた



「・・・行ってきます」



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END

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