INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第32話、最終決戦

スマブラX解散3日前が訪れファイターたちは大乱闘スマッシュブラザーズに挑む

別れを惜しむ中それぞれの思いを胸に悔いのない戦いを見せる

盛り上がる中準決勝、そしてマスターハンド、クレイジーハンドとの決勝が近づいていた
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「勝者はサムスだな」

「やハりデスか・・・・・」


ファイターの誰しもが納得する結果だった。サムスもまた優勝候補であり

1回目、2回目と準優勝だったのだ。そんな中マリオは叫ぶ


「くっそおおおおおおお」

「次行くぞ。4人共移動してくれ」


乱闘が始まるとモニターを見つつクレイジーハンドは言葉を発した


「これ・・・次は日数分けた方がいいかもな」

「だな。とはいえ・・・次があるかどうかもわからんが」

「えぇっ!?」


一同が驚くと声を聞いたマスターハンドは告げる


「ここ最近異変が続いていただろう。可能性は無くはないだろう?」

「へたすりゃ一か所に集めないほうがいいかもしれねぇしな」


そんなことあって欲しくないと思いながらもファイターたちはマスターハンド達の言って

いる意味を分かっていた。そしてリンク、アイク、Mrゲーム&ウォッチ、ルカリオの

乱闘が始まり一同はモニターに集中した


「ジャッジ9!?」


ゲーム&ウォッチの必殺『ジャッジ』。出す度に数字が変わり1~9の数字が

ランダムで出る。1の場合大して痛くもないのだが数字が大きくなるほどに威力は増し

9の場合ダメージ%が少なくても飛ぶ事もある


「おぉ!戻った!」


3人は飛ばされるも一番ダメージの少なかったルカリオは場外には出ず

他の2人も吹っ飛ぶも持ち前の復帰技で再び足場へと戻ってきた


「そういえば・・・あの4人あんまりアイテム使うの見ないよね」


今回の決勝だけではなくかつての乱闘でもファイター達の戦い方は様々。その中でも

4人はステージに現れるアイテムをあまり使わないメンバー達だった


「リンクはすでに色んなアイテム持ってるから使い慣れてるこれで十分とか言ってたよね」

「ルカリオもアイテム使うより波動の力使った方が戦いやすいって言ってた」

「アイクはアイテムの使い方がわからないって使わないんだよね」

「・・・ただのバカじゃねえか」


そんな中ゲムヲは現れたモンスターボールを拾うと投げた


「ゲムヲはまったく使わないわけじゃないんだよね。僕たちに比べると使わないだけで」

「ってトサキントかよ!運悪いな!」


その時空中にスマッシュボールが現れる


「・・・?なんで誰も向かわないの?」

「自分のものになる直前を狙っているのだろう。全員がそれを狙っていれば・・・」


すると心理戦をしていた4人の中でもリンクは駆け出すと目の前に浮かんだ瞬間を

狙い回転斬りをした。そして離れた瞬間逃さず爆弾を投げスマッシュボールを割った


「すげえ!」

「さすが!」


そして隙を見計らいリンクは最後の切り札を発動させる。3人は当たらないように立ち回る

が一瞬の隙を見逃さずリンクはすかさずルカリオにトライフォースラッシュを発動させる

見事決まりルカリオが場外へと飛んでいくと解除された瞬間


「スイクン!今デス!」

「!?」


見えないところで手に入れたモンスターボールを投げるとスイクンが現れ同直線上にいた

アイクとリンクに向かってスイクンの攻撃が命中する。ダメージも溜まっていたため2人は

飛んでいきゲームセットとなった


「やっぱアイテムつえーな」

「モンスターボールとかアシストフィギュアって運もあるよね」


戻ってきた4人に対しクレイジーハンドはにやりと笑うと軽快な口調で告げる


「揃ったな?さぁーて!サムス!ゲムヲ!よく勝ち残った!俺とマスターハンドとの決勝戦
 出場だ!これが本当に最後の戦いになる!せいぜい負けねえよう気を引き締めろよ!」


クレイジーハンドの言葉に2人はおろか他のファイター達も表情が険しくなる


「ええ。負ける気はさらさらないけれど」

「おっさすが。そうこなっくちゃな?」

「私も初の決勝・・・負けるワケにはいキマせン!」

「では・・・・始めよう」


マスターハンドが指を鳴らすと台座に移動していないというのに4人はその場

から姿を消した。向かった先は当然ステージ。『戦場』から『終点』へと移動する

そして3カウント後ついに最終決戦が始まった


「ごくり・・・」


誰しもがこの瞬間を期待し待ち望んでいた。多くの者が自分が立つことを目標として

挑んでいたのだが今はステージに立っているサムスとゲーム&ウォッチに心から

声援を送っている。だれしもが決勝に見入っていた


「2人の攻撃は・・・あの時と変わってないみたいだな」


ファルコンが呟くと数人が頷いた。今までと違いアイテムがスマッシュボールのみに

なるため先程見せたゲムヲの運は通用せず本当の実力が試されるのだ


「アイテムがスマッシュボールだけじゃさっきみたいな逆転は起きねえな」

「でも、ゲムヲさんはアイテムなしでも強いですよ?」

「まあな」


4人が戦っている様子を見ているとついにスマッシュボールが現れた


「・・・そういえば、マスター達が取ったら何かあるのかな?」

「ただでさえ強いマスター達の切り札とか・・・想像するだけで恐ろしいわ」


サムスがスマッシュボールを取ると最後の切り札を発動させるゲーム&ウォッチは

発動直前に上空へと逃げていたため回避、2人の神に直撃するも吹っ飛ぶ様子はない

その代わりものすごい勢いでモニターに映っていたHP数字が減っていった


「HPを0にすれば2人には勝ち・・・これも前と一緒だね」

「・・・だが、ここからサムスはきつくなるぞ」


切り札を発動したことによりサムスのパワードスーツは崩れ落ちゼロスーツへと変化する

強力な技だったチャージビームやミサイルは使えないどころか攻撃も避けにくくなってくる


「またスマッシュボール!?」


先程出たばかりだというのにまたしても空中にスマッシュボールが浮遊している


「もしかして・・・決勝だから出やすいように頻度が変わってるのかも?」


再びサムスとゲーム&ウォッチはスマッシュボールに向かって攻撃を始める。が


「後方注意ってな!」

「「!」」


サムスとゲーム&ウォッチの後方、クレイジーハンドが拳を握ると突進してきた

見事2人に直撃し2人は画面外へと飛んで行った


「ああっ!?」


ファイターたちは身を乗り出し画面を見るも2人は場外に飛んで行ったように見えた


「・・・・・・いや、まだだ!」


ソニックが叫ぶとサムスがスマッシュボールを取った状態で画面内へと戻ってきた

そしてパワードスーツを纏うと再びステージへと戻ってくる。そして勢いよく駆け出すと

2人の中央に向かって構えると球を発射した


「一度は倒しかかと思ったが・・・まさか同時に私たちを倒すとはな
 。これは優勝のトロフィーだ。ゲムヲも。サムス。優勝おめでとう」

「ありがとう」

「ありガとうゴザいマす!」


2人はトロフィーを受け取るとファイター達が一斉に拍手を送る。こうして最後の大乱闘は

幕を閉じようとしていた。次の日残り1日、ファイター達に残された時間は長くは無い

次またいつ会えるか分らないからこそ今この時間を無駄にするわけにはいかない


「で、ゲームか」

「しょうがないだろ!ゲームもあと少ししかできないんだ!」


フォックスはため息をつくと奮闘しているマリオを見ていた


「お前な・・・」

「なんで俺のところはゲーム売ってないんだよ!」


マリオは叫ぶと一層前のめりになってゲームキューブのコントローラーを握っていた

やっているゲームはWiiの大乱闘スマッシュブラザーズX


「Wiiのゲームをコントローラでやるって完全にゲーマーだよね」

「彩花!ロイ!」


ルイージが2人の名を呼ぶとロイはにやりと笑ってマリオに告げた


「ねえマリオ、今からゲーム版『大乱闘スマッシュブラザーズ』やらない?」

「・・・なに?」

「トーナメントモードで優勝した人が勝ち。どう?」


提案にマリオは断る理由もなく乗った


「どうせなら、フォックス達も参加しなよ」

「え?」

「人数は多い方が楽しい。なんなら全員参加させてもいいけど」

「いややらねえだろ、ガノンドロフがゲームしてるところとか想像もしたくないぞ」

「なら、ここにいるメンバーでしようか」



マリオの横にそれぞれ座るとコントローラーやリモコンを握った



「じゃあ、今からゲーム版『大乱闘スマッシュブラザーズ』・・・始めようじゃないか!」


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次回

ついにやってきた別れの日、マスターハンドはファイター達にこれまでのスマブラでの

感想を言うように告げる。それぞれが感想を言い合う中これまでにスマブラ内で起きた

事件や自らの経験、そして共に解決した事件から思うことを告げるのだった


次回 第33話、「それぞれの想い」


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