INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第31話、自らとの戦い

新年早々騒がしいスマブラ。しかしマスターハンドはファイターたちに「解散宣言」をする

分かってはいても受け入れられない事実にファイターたちはショックを受けるも

3日前に行われる大乱闘スマッシュブラザーズに向けて特訓を始めるのだった
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「後1カ月でルイージ達のご飯も食べられなくなるんだよね・・・」


昼食時、カービィはご飯を食べながら呟いた


「なんだよ、カービィが悲しむなんて珍しいな」

「今までカービィ普通だったのに」


過去2回にわたった発言時ファイター達が落ち込む中カービィは

ファイターたちを励ます側にいた


「だってー・・・」

「確かに、この料理が食べられなくなるのは残念だな」


カービィに続いてメタナイトも告げる。仮面のおかげで表情は見えないものの

やはりメタナイトもまた平常心ではいられなかった


「嬉しいなあ、料理がここまで褒められるなんて」


そんな中、ファイターたちの中に一人いない人物がいた

その人物はスマブラとは違うホウエン地方にいたのだ



「・・・・行くよ」

「本当か!?」


実家である家の中で彩花は父カミヅキに告げた


「3月でスマブラが解散するってさ」

「そうなのか・・・・良く考えたか?」

「考えたさ。ファイター達を見ているともう一度行こうって思ったんだ」


過去を知って、乗り越えてきたことを知った。そして経験した出来事から

少しずつ再び現実に立ち向かう勇気が出てきた気がする


「・・・お父さんの知り合いに理事長がいるんだけどいい人でね、前からこの話を
 していたんだ。ほとんどの学校は募集を切ってるだろうけど・・・ちょっと待ってて」


そう言うとカミヅキは電話を取り出しどこかへと電話をかけ始めた

一方的に聞いているだけでは何を話しているか分からない中電話は終わった


「・・・条件がある。ポケモントレーナーとしての実力を見せてほしいそうだ」

「つまりは・・・ポケモン推薦ってことだね?」

「そうなるな」



スマブラに戻ると、いつもリビングにいるはずの人物たちがいない事に気付いた


「あぁ、マリオなら乱闘してるよ。特訓だってさ」


答えたのはネスだった


「最初はマリオで前は僕が優勝だったんだよねー」

「ネスが?すごい!」

「あのトロフィーは飾ってるの?」

「もちろん!」


彩花の問いかけにネスは胸を張って答えた。今回は誰が優勝するのか

かつてのメンバーたちは当然新メンバーとなるX組も優勝する可能性は十分にある


「多分ステージは今までの感じだと戦場で、決勝戦が終点かな?」

「ということは本当の実力が試されるんだね」


今回初参加となるリュカだが不安が多くを占めているように暗い表情をしていた

それはファイター達との別れを惜しんでいるからという理由もあるだろう


「・・・・・・・・」


リュカほどではないもののネスも3度目となろうとも別れが近づく事実に

なれないようでいつものような無邪気な雰囲気は感じられなかった

そんな2人を見ているとふと彩花は口を開く


「・・・とある人が言ったんだ。出会いは別れの始まりだって」

「?」


2人はきょとんとした表情で顔を見合わせた


「別れは早かれ遅かれ訪れるもの。出会うということはいつか訪れる別れの時
 へのカウントダウンの始まりなんだよ。そして別れは出逢いの始まりとも言う」

「・・・・・・・」

「新たな物語が始まるんだよ。ここから」


見たこともない人に出会い。見たこともない世界に触れたファイターたちは

例え元の場所に戻ったとしても新たに訪れる出来事に対し今までなかった

思考を持つだろう。今までとは違う観点で物事を見ることができるだろう


(そして・・・・自分も)


2人は顔を見合わせるとネスはいつもの表情に戻ってさけんだ


「そうだね!別れは避けられないんだし。また会える日を待てばいいんだよね!」

「なんならエイン島に遊びに来てもいいんだよ?いるかどうかはわかんないけど」


そして解散3日前の17日がやってきた。モニター室に集まるファイター達の

表情はどこか固く、しかし楽しそうにも見える



「これから大乱闘スマッシュブラザーズを行う」


マスターハンドの開会の言葉により大乱闘スマッシュブラザーズは始まった

ルールは例年通りストック1のアイテムあり。ステージは『戦場』で

優勝賞品はトロフィー。今回は人数が多いこともあり2位までにトロフィーが送られる



「お待ちかねのトーナメント表だ!」


クレイジーハンドが叫ぶと画面にトーナメント表が表示された。ファイターたちは

目を凝らしながら数多く表示された中から自分の名前を探す


「うおおおおサムスとじゃねえかあああああなんだよこの貧乏くじ!」

「むしろ当たりじゃね?」

「サルとかよ」

「チンパンジーだってずっと前から言ってるでしょ!?」


がやがやと騒がしくなる中すぐさま第一試合が始まった。その後も試合は

続き勝敗が決まる中ファイター達は画面を見ながらそれぞれ話していた


「ルイージが・・・最下位敗退じゃないだと・・・」

「マリオよ。努力する者は日々進化するのだぞ」


驚きを隠せないマリオにDrマリオが肩を叩くと呟いた


「そしてフォックスが初戦敗退とは・・・」

「さすがにこれだけ強者が集まると勝つのもそうたやすくはないさ」


かつて2回にわたった大乱闘スマッシュブラザーズではフォックスは決勝に

残っていた優勝候補とも言えた。故に今回の結果は誰しもが驚いたのだ


「腕が落ちたなあ。フォックス」

「お前だって1回戦で負けてるだろ」

「ぐ・・・・」


ファルコはアイク、ポケモントレーナー、カービィで第1試合に挑んだのだが

あえなく敗退。アイクが最終的に勝ち残ったのだが


「アイクとリザードンに焼かれてカービィに煮込まれてなんか料理できそうだよね」

「実際リザードンに焼かれて大天空くらって煮込まれてたけどな」

「ファルコの料理美味しいかなー」

「お前らふざけんなよ!俺を食いもんにすんじゃねえ!」


下手をすれば料理番組にもなりそうなものだがファルコは3人に向かって叫んでいた

そしてモニターの音声に気づくと現在行われていた試合の結果が現れた


勝ち上がったサムス、リンク、マリオ、アイク、ネス、ゲーム&ウォッチ、ミュウツー

2試合の勝者2人がマスターハンド、クレイジーハンドを加えた決勝に出ることが出来る

第3試合が始まろうとしていた。カウントが始まるとファイターたちはモニターに注目する


「始まった・・・!」


サムス、マリオ、ミュウツー、ネスはめまぐるしく動きモニターでは所々見づらい

おまけに普段の乱闘とは違い何十人がモニターに集中しているため


「クッパもう少しひっこめ。見えんだろ」

「む」


そんな中モニターの向こうではマリオがスマッシュボールを取った

ミュウツーは切り札がない分不利ともいえる状況での戦いなのだが


「切り札がなくとも・・・!」


マリオがマリオファイナルを撃った瞬間、ミュウツーは浮上した

他のメンバーが当たりダメージを受ける中ミュウツーはテレポートで移動し

打ち終わったマリオに向かってシャドーボールを投げる


「ぐおっ」

「フン!」


地面に叩きつけさらなる攻撃を加える。その時サムスは一直線上にチャージショットを撃った


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次回

大乱闘スマッシュブラザーズも佳境。緊迫の空気が流れる中ついに準決勝進出者が決まる

準決勝を終え勝ち残った2名は決勝戦に臨む。マスターハンドとクレイジーハンドを加え

スマブラXの最強、優勝者が決まろうとしていた


次回 第32話、「最強決戦」


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