INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第28話、冬の風物詩

クリスマスパーティを開いたファイターたち。子供たちへのプレゼントも成功し一段落つくのだった

しかし冬はすぐに次なるイベントがやってきて・・・!?一年も終わりに近づき一年を締めくくるある

文化が近づいていた。よってルイージはマリオ達の前に現れる・・・
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「さあ、お掃除の時間だよ」


マリオとロイの前にルイージは仁王立ちをしていた


「なんだよお前。やけに気合入ってるな」


普段マリオ達に自分の部屋くらいは掃除するように言うもののここまで気合いの入った

ルイージは見たことがない。なぜか目には闘志が燃えている


「・・・・ふっふっふ」

「なんだよ」


ルイージが不気味と言わんばかりに笑い声を上げると


「2人も掃除を・・・・」

「なんでだよ。いつもみたいにお前がやっときゃいいだろ」

「ふっふっふ・・・・彩花」

「「!?」」


ルイージがその名を呼ぶと背後から彩花が現れた。ルイージは笑みを浮かべたまま


「さあ、掃除しないと2人とも氷漬けの刑になるよ」

「なんでだよ!」

「だってそりゃもうすぐ大晦日だし?こんだけ広けりゃ一日じゃ掃除でき
 るわけでもないし皆で手分けして掃除しようってことでこうなったわけよ」



彩花の説明を受けマリオはやっとルイージの様子がおかしい意味に気付いた

もうそんな時期かと思うのだがついこの間クリスマスを終えたのだから間違いない

そんなマリオの横で「?」を浮かべている人物が


「大晦日ってな・・・」  「てええええい!」


瞬時に口を開いた青年は固まった


「掃除した後これ玄関に飾ろうよ。門松代わりに」

「・・・いらねえな」

「ほら兄さん!2人はリビングを掃除してよ!」


そういうとルイージはマリオに掃除道具を押しつけた

2人もまた分担された掃除区域へと向かっていった



「大晦日だー!」

「さあ、僕たちの地獄が始まるよ!」


12月29日、リビングでリンクとルイージとロイは深刻な表情でいた

その理由はこのメンバーを見ればわかるだろう


「僕たちもおせち料理作るの手伝うよー」

「僕も手伝うよ!」

「私も・・・・」   「それはいいです」


ピーチの申し出を即刻ルイージが断ると一同はテーブルの上に並べられた

材料を見て気合いを入れる。手伝いとしてネス、リュカ、コリン、トゥーンも意気込んだ


「そもそも作り方知ってるの?」

「一応レシピ本は買ってきたけど・・・・」


ルイージの返答に彩花は絶句した。材料のほかに数冊の本が置かれている

ただでさえこの人数分と品数で時間がかかるというのにこの人数で足りるとは思えない


「これは僕たちも手伝うべきかなぁ?」

「俺も手伝おう」

「コンロの数が圧倒的に足りない気がするよ」


マルスとフォックスが手伝いを申し出る中彩花は冷静に今の状況を告げた

しかし現在は昼前のため頑張れば作ることは可能だろう


「まあいいや。重箱はあるの?」

「任せろ!」


クレイジーがどこからともなく巨大な重箱を出現させた


「まあ、火を通さなくてもいいものもあるし2人は指示通りに詰めてよ」

「わかった」


なぜか彩花が仕切っているもののこの中で一番詳しいのは彩花だろう

この文化は彩花の故郷のものなのだから


「おせちって料理なんだよね?こんなに使うの?」

「違うよ。さまざまな由来をこめて色んな料理を一つの箱に詰めるの」

「詳しいね」

「日本の文化だからね。大晦日もおせち料理も」

「そうなんだ!?」


一同が驚く中他のファイターたちも掃除の続きに向かう


「彩花姉ちゃんって色んな事に詳しいよねー」

「ここでやってる季節の文化はほとんど日本のものだし・・・・多分」


フル稼働で材料と格闘したかいもあり夜までにはおせち料理が完成していた

掃除組もなんとか終わらせたもののあの広さを掃除するのは重労働で


「や・・・やったぜ」

「こっちも終わりました・・・・」

「お前らまだ本番迎えてないのになにへばってんだよー!」

「ファルコンは相変わらず元気だね・・・」


数人のファイターたちがリビングに倒れる中


「はやくごはん食べたいよー!」

「まだそんな時間じゃないですよ!」

「お酒は・・・」

「何言ってるんだ。子供がいるからなしに決まっているだろう」


マスターハンドの言葉にサムスとスネークがうなだれた


「よし。年末最後の乱闘誰かしようぜ!」

「いいねー!オイラ参加するー!」

「まじかよ・・・・」

「いいですね。私も参加します」


ソニックの提案に乗ったのはディディーコング、ロボットだった。ロボットは疲労を

感じないからかいつもと変わらぬ様子だ


「では私は観戦するとしよう」

「じゃあ後一人はこのワリオ様が参加してやろう!」


それから数時間が経ちついに夜がやってきた。重労働の後かカービィ達だけで

はなく他のファイターたちもお腹は空いていたようで


「もうなくなっちまうぞ!」

「えぇっ!?あんなに作ったのに!?」


誰かの叫びにルイージが驚くと同じく参加していたクレイジーハンドが


「安心しろ!ここにいくらでもあるぞ!」


そういうとクレイジーはいくつもの重箱を取り出した。中にはおいしそうな料理が詰められている


「どうしたのこれ!?」

「どうせお前らじゃ限界があると思ってな。作っておいたのだ!」

「だったら最初からそうしてよー!」


ルイージは叫ぶが


「何言ってんだよ。こんだけ動いたから料理もおいしく感じるだろーが!」

「そうだぞ。どっちにしろルイージ達もおせち作ったのは初だろう?」

「そりゃそうだけどさ・・・・」

「いい経験になったではないか。他国の文化に触れるというのも面白いだろう?」



クレイジーハンドに続いてマスターハンドも言葉を発する

さらに数時間後・・・・数人の子供たちは眠気に勝てずダウンする


「おやすみ。すぅ」

「ここで寝るなー!」


分類としては子供だが他の子供に比べると明らかに子供ではない人物が限界を向かえていた


「お前こんなところで寝ると蹴るぞ!」

「普段の恨みを晴らすためにロイが何かするかも」

「ゲームで勝てないからって兄さんが何かするかも」

「・・・聞いテまセン」


乱闘とは違う賑やかな声が響く中ロボットが告げた


「みなさん!あと20秒37で日付が変わりますよ!」

「正確だな!細かいな!」


そして時刻が00:00を迎えると起きていたファイターたちは一斉に叫んだ


『明けましておめでとう!』


「あ・・・明けまして?おめでとう?」


・・・文化を知らない数人はワンテンポ遅れて呟いた


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次回

年が明け新年が始まった!寝てしまったメンバーも含めファイターたちは

再び新年のあいさつをする。新年早々スマブラは賑やかな事になっていた

しかし数日後、新年早々事件は起こる・・・・


次回 第29話、「新年そして試練」


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