INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第11話、主との絆

スマブラにやってきた彩花のポケモンサーナイト。ロイに変わる人物であるものの

その方法の強烈さにロイさえも驚愕する。そんな中エーフィもスマブラに現れて

ポケモン屋敷と間違うほどの大所帯になる中ネスはあることを思いつくのだった
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「エーフィって最初に彩花のポケモンになったんだよね?」


ネスが尋ねるとエーフィはこくりと頷いた


「タマゴの時から一緒だったって聞いたけど・・・・え?そうなの?」


エーフィからある事を読み取るとネスは考えた。普段は他人の気持ちを故意的な

理由で使ってはいけないと思っていた。しかしこのチャンスは二度と来ないかもしれない


(・・・ということは)


「エーフィ、教えてくれない?」

「フィ?」

「何が?」


ゲームをしていたロイが尋ねるとネスは考えていることを話した


「エーフィに聞けば彩花の事が分かるかもしれないと思って」

「・・・・・そうか!」


マリオは立ち上がると勢いよくエーフィに近づいた


「あいつは話してくれないが・・・!」

「多分エーフィは貴重な彩花の過去を知っているポケモンだと思うんだ。サーナイト
 は進化前の時ホウエンで出会ったって言ってたし・・・DXはホウエンの前・・・と
 いうことは何か起きたのはそれより前って事になる。エーフィなら確実かなって」

「!」


コントローラーを置くとロイもエーフィに向かって尋ねた


「僕たち彩花の過去に何があったのか知りたいんだ!教えてくれない?」


少し困った表情をするとエーフィは何かを伝えようと言葉を発する


「・・・・何を言ってるんだ?」

「ネス、分かる?」

「心は分かるけど・・・・言葉までは・・・」

「私を呼んだか?」


その時マリオに良く似た声が聞こえた。3人が振り返るとそこにはDrマリオがいた


「Drマリオ!」

「言葉が知りたいのだろう?ならば・・・」

「薬はいらないよ!僕ミュウツー連れてくる!」


ネスが駆け出すとリビングを出ていった。数分後、ミュウツーがやってくる


「ミュウツー、エーフィの言ってることを訳してよ!」

「なに・・・・?」


いきさつを伝えるとミュウツーは納得したように「そうか・・・」と呟く


「というわけでお前はいらん」

「・・・・く・・・。しかし興味深い話だ。私も聞こうじゃないか」

「もう一度訪ねるけどエーフィ、彩花の過去に何があったの?」


ネスが尋ねるとエーフィは先ほどと同様に何かを伝えた


「なんて?」

「・・・・・今はまだ話すことはできないと言っている」

「なんで!?」


エーフィが引き続き困った様子で伝えるとミュウツーが語訳する


「様子を見ていると貴方達が彩花と仲良くしてくれているのは伝わってきます。
 ですが・・・折角できたこの関係を壊すようなことはしたくない・・・・・だそうだ」

「・・・・どういうこと?」

「そのままの意味だろう」


ネスとマリオが呟く中エーフィはロイに向かってしっぽを向けた

「?」

「貴方が一番彩花を想ってくれているのは伝わりました。ありがとう・・・だそうだ」

「そんな・・・・関係が壊れるってどういうこと?」

「・・・・知らぬが仏・・・ということか」


Drマリオが呟くと一斉にDrマリオの方を見た


「なんだそれ?」

「・・・・ことわざだ。世の中には知らないほうが幸せなこともある。ということだ」 


『エーフィ、何をしているのです?』


そこにサーナイトと彩花が入ってくる


「みんなしてエーフィ囲んで何してるのさ。前にも会ったじゃない」

「あ、いや・・・・・」

「どうでもいいけど、2人とも画面」

「・・・・・あぁ!?」


2対2でやっていたのだが2人ともコントローラーを放置した状態なので

CPUにやられたい放題となっている。そのことに気づくとあわてて画面に戻った


「だから言ったでしょ?何もしてないわけじゃないって」

『だからといって迷惑かけていいとはいわないわ』

「・・・・・」


サーナイトのきつい一言に彩花は再び黙り込む


「いつまでここにいるのさ」

『・・・・もう帰るわよ。いつまでも空けておくわけにもいかないから』


ホウエンの後一通りの家事を覚えたサーナイトは彩花がいない間

よく空けられる神月家・・・ホウエン地方の家にいた


『ここでも彩花も少しだけど見られた訳だし、私は帰るわ』


そう言うとサーナイトは姿を消した。エスパータイプであることからそれが

『テレポート』であることはだれしもがすぐに分かった


「・・・・・・」


自室に戻るとミュウツーはエーフィの言葉を要約するように考え込んでいた

以前ミュウツーはエーフィと会ったことがあるのだがその頃とはトレーナーではなく

エーフィの考えが一層読めるようになっていた



(私が変わったからか・・・)



その日の夜、彩花はエーフィの額に手をかざしその周辺は光輝いていた

光が消えると静かに目を伏せると呟いた


「・・・・何かと思ったら・・・そんなことを・・・」


手を下すと彩花は下を向いた。それをエーフィは鳴き声を上げて覗き込んだ

エーフィのしっぽが手に触れると少しだけ顔を上げて口を開いた


「・・・そう。言わなかったんだね。うん。それでいいよ」


一人で会話しているように聞こえるもののちゃんとエーフィの意思をくみ取って

会話している。ファイターたちがまだ知らない彩花の能力の一つ



「・・・話しても大丈夫だとは思うんだけどね」


力なく呟いた言葉を聞いてエーフィもまた沈んだ表情を浮かべた。ファイター達の予測は正しく

数少ない過去を知るポケモン達の一体にエーフィも含まれていた。そして過去を知っている

ポケモン達の中でもエーフィは当時その場におり現場を見ている


「・・・・・・」

「環境が変われば大丈夫になるかと・・・直るかと思ったけどそういうわけでもないか」


近づいたエーフィの頭を撫でると無音に近い時間だけが流れた



「今も時々思うよ。経験してからは尚更。あの場に生まれていれば・・・世界の
 ために生きられたんじゃないかって。生きる意味を見出せたんじゃないかって」


膝を抱えたまま頭を撫でると感覚と共に伝わってくるのは温かな体温

そしてこの行動をする事によって懐かしい風景を思い出すと一層目線は下がった


「懐かしいな。昔もよくこうしてたっけ」

「・・・・・・」

「ここへ来てからはすっかりエーフィ達とは会わなかったもんね」


ふとエーフィの思考を読み取り手の動きが止まると数秒後質問に答えた



「・・・そうだね、今のところは。やっぱりあそことは色々違うよ。・・・そっか。や
 っぱり分かるんだね。やっぱり・・・エーフィだけだね。あと、ポケモン達かな」



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次回

マスターハンドにより招集されたファイターたち。マスターハンドとクレイジーハンドは

とある企画を発表する。それは球技大会。しかしやはり常識が常識ではない者が

少なからずいて・・・・・マリオ達が指導者となる!?


次回 第12話、「球技大会」


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