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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第19話、争い

ニンテンドーへとファイター達が向かう中3つの力を手に入れた彩花達はピットの故郷天空界に戻ると

パルテナよりそれぞれの力について説明を受けるのだった。実感が湧いたような湧いていないような

複雑な心境の中パルテナは席を外す。パルテナは地上界の様子がおかしい事を知るのだった
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パルテナが戻ってくるとその表情は一変していた。誰しもがその変化に気づいていた


「どうかしたんですか?」

「・・・ファントムが町を攻撃したことにより賊や魔物が大きな動きをしています」

「!」


パルテナの一言によってここにいた誰しもの表情が変わった


「賊って・・・盗賊とか?」

「そうですね。ほかにもならず者や・・・世界の混乱をいいことに暴れているようです」

「そんな・・・!」


クロスが驚く中トゥーンリンクは地上界に向かう事を提案した

一刻も早く混乱を抑えるべきだと主張する。その言葉にパルテナは頷いた




『わかりました。貴方達を地上界へ送ります。何かあれば私から伝えます』



全員が立ち上がるとパルテナの力によって地上界へとワープした

ワープした先にすでに町らしき姿があったのだがそこは町とは言えない状況になっていた


「なにこれ!?地震でもあったの!?」


緋香琉が叫ぶ中倒れている人を見つけたクロスは駆け寄った

遠くを見ると他にも何人かが襲われたのか倒れていた


「まずは倒れている人をどこかに運ばないと!」

「そうだね。どこかに大きな建物ないかな?」

「あそこなら大丈夫だろう」


ミュウツーが見つけた屋敷のような場所に次々と倒れていた人達を運ぶ

手分けをしながらトゥーンリンク、ピカチュウは治療をするクロスの手伝いをしていた



「そうだ・・・!」


クロスは杖を手に持つと上にかざした。すると杖から青い光が部屋中に広がって行った

光はそれぞれ倒れていた人達に降りかかり見る見るうちに傷口が塞がっていく


「すごい・・・!」

「これなら・・・!」


次々と運ばれてくる人にクロスは杖を振りかざす。そのたびに傷は治り

数時間も経たないうちに全員の救助と治療が終わった



「終わったぁ~!」


一息つくとリビングのような場所で緋香琉はソファに倒れ込んだ

それに続き他のメンバーもひと段落ついたことに一息ついた



「賊も魔物も見当たりませんでしたね」

「でも・・・こんなのひどいよ!」

「この感じじゃ、他の町も襲われる可能性があるな」


リンクたちが話す間緋香琉は呟いた


「こんなこと、マジであるんだなあ」

「本当に、私達の所じゃあり得ないけど」


彩花の一言に緋香琉は体を起こすと呟いた

「あり得なくはないんじゃないか?私達の国も今は平和だけどいつか起きるかもしれない」


今平和なのは過去に起きたことから二度と起こしてはならないと誓ったからであり

いつ何が起きるのかはこの状況を見て改めて思い知らされた



「こっちは何もしなくても外国から攻撃を受けりゃ戦いになるし魔物が襲って来たら
 ここに似たような状況になるだろう。ここよりもっとひどい事になるかもしれない」


低いトーンで緋香琉は呟いた


「想像つかないな、あの日本が襲われる所とか」

「魔物相手だと流石の警察とかもどうしようもないだろうしね」

「この機会をきっかけに戦争が起きるかもしれないしね」


2人の会話にクロスが一言言うと2人の表情が固まった


「・・・戦争?」

「ファントムによって弱った所を侵略しようと企む者も現れるかもしれないわ」

「いやいや、流石に戦争は起きないだろ」


冗談だと思いきっているのも無理はないと思うが彩花は静かに伝えた


「あるみたいだよ」

「え?」

「・・・・・・・・・」


暗い表情をしていることに思わず聞き返す緋香琉だったがそれ以上彩花は

何も言わなかった。その時頭の中にパルテナの声が聞こえてきた



『ファントムの居場所がわかりました』

「本当!?」


トゥーンリンクが叫び立ちあがるとパルテナはその場を口に出した


『こことは違う大陸に向かっています』

「急いで行こうよ!パルテナ様連れてって!」

『それは構いませんが・・・』


歯切れ悪く呟くとパルテナは彼らもまた動き出している事を伝えた

そしてその片方マリオ達とファントムが間もなく接触するであろうことを伝えた


『貴方達より先にニンテンドーに向かったファイター達が数刻もしないうちにファントムと接触
 するでしょう。彼らではファントムには攻撃が通用しません。急いで向かわなければ・・・・』

『そしてセガに残っていたファイター達も・・・・ニンテンドーへと移動しています』

「!」

『場所は離れていますが・・・彼らもまたファントムの気配を感じ近づくでしょう』


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次回

パルテナの力でファントムの近くまでやってきた中リンクはどうやってセガから残りの

ファイター達がここにこられたのか疑問に思う。それはこうなる事を予測した彩花が用意した

手段だった。そして刻一刻とファントムに近付いていく


次回 第20話、「可能性」


第20話へ

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