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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第11話、エリアと剣

謎の声「エリア」によりある場所へと飛ばされた4人はデデデと遭遇しファイター達がバラバラに

なった事を知る。同じくデデデより魔物によって廃墟に人が囚われている事を知り救出に向かった

その先にいたのはなんと彩花の旧友である少女「緋香琉」だった
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「・・・・彩花さんと緋香琉さんは友達なんですね?」

「とはいえ一緒にいたのはほんの幼稚園と小学校・・・って言っ
 てもわかんないか。小学校2年までだから・・・5年くらいか?」

「そうか、そんな前か!変わんないなあ!」


そう言うとべしべしと背中を叩いた


「痛っ痛!」

「まさかリンクやピカチュウが実在したとはねえ」

「緋香琉も僕やリンクは知ってるの?」

「ゲーム版スマブラを知ったきっかけは緋香琉なんだよ」


苦い表情をしながら彩花が答えた


「実は初代スマブラもゲームとして出てるんだけどその時スマブラの存在を知らなかったんだ
 よ。小学校の時緋香琉の家でスマブラをやったのが私がスマブラを知ったきっかけなんだよ」
 
「ゆーてもほんの数回だったけどなー」


そう緋香琉が笑う中彩花は話を続けた。その後緋香琉は引っ越し数年経った頃

スマブラを買おうとしたがすでに初代は店には並んでおらずDXを買ったのだとか


「だからDX、Xは持ってるけど初代は持ってないんだよね」

「CMでみたような気もするけどこれがあのリンクなの?グラフィックが全然違うけど」

「そりゃゲームと現実を同じにしちゃ駄目だよ」


2人が話で盛り上がっている中あの声が聞こえた


『無事助け出せたようですね』

「「!」」


会話が止まり5人は顔を上げた。緋香琉もまた聞こえるようで驚きの声を出す

しかし彩花はすぐに冷静に戻るとトーンを落として尋ねた


「そろそろ正体を教えてくれてもいいんじゃないかな」

『・・・そうですね。試練も合格したことですし』


そう告げると6人の前が光輝いた。一瞬光ったあとそこにはプログラムで構成された

ように背景が透けて見えた状態で緑の長髪の女の人が立っていた

その身なりや髪の色から外国人であることはすぐに分かった




『私はエリア。この世界の神』




6人の間に沈黙が流れた。真っ先におかしい事に気付いたのはミュウツーだった


「何を言う。この世界の神はマスターハンドとクレイジーハンドだろう?」

『・・・訂正します。私は全世界の神です』

「どういうことだ?」


ミュウツーが疑いつつ尋ねる中変わらぬ表情と言動でエリアは答えた


「マスターハンド、クレイジーハンドはこの・・・ニンテンドーの神です」

「セガやコナミ、その他の星それぞれに神がいるのです。そしてその世界の中でも各国
 大陸によってさらに神がいます。ニンテンドーの神はマスターハンド達ですがハイラル
 を作ったのはフロル、ディン、ネールという3人の女神と言い伝えられているでしょう?」

「それは・・・そうですね」


リンクは答えた。スマブラメンバーで言うならアイクの故郷テリウス大陸もまた

ユンヌとアスタルテという元々は1人だったがある事情によって2人に分かれ2人の神に

よって構成されていた。他にもそんな話は珍しくない


「よくわからんぞい」

「つまり、それぞれの国に神様がいるけどその上に神様がいるってことだよ。
 ニンテンドーの神達をまとめるのがマスターハンドたちってことじゃないかな」

『そうです。そしてマスターハンド
 達の上にあたる神が私です』


「・・・・ええっ!?」

『ニンテンドー、セガなど全ての星、世界、空間を管理する者というべきでしょうか』



全員が無表情ではいられなかった。他にも神がいることに、あのマスターハンド達の上位にあたる

神の存在。この世界の全ての空間を管理する絶対的最高位の存在



『驚いていますね』

「そ・・・それは当然ぞい。あの神たちだけでも十分驚いたがさらに上の神がいるなど・・・」

『驚いているところ悪いですが時間がないので本題に入らせてもらいます』


エリアはファントムの名を口に出した。その一言により5人の表情は元に戻る


『ファントムは貴方達ファイターでは倒せません。これは前にも言いました。
 実力の問題ではなく現段階ではあの脅威を滅することは出来ないのです』

「ではどうすればいいのだ?」

『私の力を使えば、あのファントムを滅することができま
 す。よって彩花と緋香琉、貴方達に私の力を授けます』

「私も!?」


緋香琉は驚くが彩花は心の中では驚いているが声に出すことはなくその話を聞いていた

ファントムに対抗するための力を2人に授けるとこの女神は言ったのだ

そしてエリアは彩花にそっと近づくと小さく耳打ちした


『あなたの活躍はいつも見ていましたよ』

「!」

『ガノンを倒した事も、世界を救った事も、他の出来事も』



何も言わぬまま彩花はエリアを見上げた。透けているとはいえその目は嘘を言っているようには

見えなかった。嘘を言っているわけではないと確信した


『もう一人力を授けた者がいるのですが、ここから先のある教会にいます』


エリアは2人にその教会に行く事を指示した。ひとまずの目的は合流ということになる


『ではこれを』


エリアの手から光の球が現れそれは彩花に近付き弾けた

弾けた光は吸収されるかのように彩花の体の中へと入っていく


『もしもの時を考え今は彩花の力しか持っていません。
 ・・・合流次第2人の力が眠っている場所を伝えます』


「この先に教会なんてあるの?」

「一度行ったことがある。この国は年に一度祈りをささげる習慣があるんだって」

「いかにも外国っぽい・・・」

「ここは外国やんか」


呟きに突っ込みをいれるもどうやらこの先に教会があるのは間違いないようだ

そしてそこに彩花と緋香琉と同様神の力を授けられる人物がいると言う


「ねえねえ緋香琉はスマブラで何のキャラ使ってたの―?」


歩きながらピカチュウが尋ねると緋香琉は叫んだ


「喋った!?」

「いや、さっきから喋ってたよ。まあマスターハンドっていう神が話せるようにしたんだけど」

「マスターハンドもいるの!?」


足を止めピカチュウを見るも唸った後再び歩き出した


「ファルコン?」

「また変わったものを使ってますね」

「なんか面白くない?いちいち叫ぶし。とはいっても私初
 代以外CMは見たけど持ってないしやったこともないし」


ゲーム版初代スマブラで話す人物と言えばフォックスくらいだった

そもそも音声がついていること自体珍しかったりもするのだがファルコンも話していると

言えば話している分類に入っていたのかもしれない。技名を言っていただけなのだが


「ファルコンってまだいんの?」

「いるよ。相変わらず叫んでるけど」

「現実のファルコンもしょっちゅう叫んでるよ」



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次回

急展開を見せ戦う力を手に入れた彩花。教会に行く事を指示された6人は

この近くに教会がある事を知りその場へと向かう

早朝の事、ミュウツーはリンクに自らの過去とスマブラの時から気になっていた彩花との事を話す


次回 第12話 「裏の顔」


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