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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第6話、脅威なる存在

帰りを待っていた彩花の元に謎の声が聞こえ声はファイターたちではファントムに勝てないと断言

した。入れ替えに聞こえた声に彩花の前に現れたのはミュウツーただ一人だった。ただならぬ雰囲

気を感じる中ミュウツーに連れられ彩花はファイター達がいると言うセガへと向かう
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「ロボットが!?」

「あぁ。直るそうだが時間がかかるそうだ」


機械が壊れるのは珍しくもないがマスターハンドが補強したこともあり

そうそう簡単に壊れることなど想像もつかなかった。そして故障ではなく見事に

破壊されたのだとミュウツーは告げる


「・・・・・・・・」

「どうしたの?」


大きな建物のまえでミュウツーはドアノブに手を伸ばした。しかし触れるか触れないか

のところでその手を止めた。そもそも中ではなく外にワープした事事態が疑問だった



「・・・・・今、ファイター達もかなり危険な状態だ」

「え!?大怪我ってこと!?」

「・・・・いや、怪我自体は対したことはない。だが・・・・心がな」


そいう言うとミュウツーはドアを開いた


「ミュウツー!彩花!」


ピチューはミュウツーの姿を見ると飛びついた


「・・・・・?」


見ると全員がけがをしているようでもなくいたって普通だった

しかしどこか暗い表情をしていることになんとなく感づいた



「えーと・・・これは、どういう状況?」


ミュウツーが変わらぬ口調のまま今まで合った事を話した

そして今ここにいるのは、スネークに言われ考えた結果戦う意思を失った者たちである事を



「スネークが?」

「戦う意思のない者は残れと、意思のある者だけ来いと言ったのだ」


なかなかにきつい言葉とスマブラで見るあのスネークからそんな言葉が出るなど

想像もできなかった。しかし彼がどのような人生を送ってきたのか、どんな事をしてきたのか

少しだけ知っていることから考えればあり得なくもない話だった



「スネークさんのあんな顔・・・初めて見ました」


ポケモントレーナーが告げると再び彩花は周りで頭を下げているファイター達を見た

一見ただ沈んでいるようにも見えたが見えない部分である傷を負っていた


「あんなにはっきり言われてしまいますと・・・迷ってしまって」

「ないわけじゃないんだけど、考えると勝てるのかなって」


リンク、ネスもまたぽつりと呟いた。あの声の言っている事は本当なのか


「ということはここにいない人達は・・・」

「あぁ。再びニンテンドーへと向かった」



見たこともない絶望した表情とこの暗い空気に何も感じていない訳がない

ファントムの強さを感じることができなかった彩花でさえ何か重いものがのしかかるような

感覚がした。この空気がそう感じさせた


「・・・・・・?」


ルカリオが顔を上げた瞬間、目を見開いた


「この気は・・・・まさかファントム!?」


次々とファイター達は顔を上げた。何かを感じているようだがその気配を彩花は感じられなかった


「まさか・・・近くにいるのか!?」

「いや・・・おそらく遠くにいても奴の気を感じることができる。それほど強い力を持っているのだろう」


ファイターのうちの数人の体が震えだす。がいくら神経を研ぎ澄ましても

一般人である彩花にファントムの『気』は感じ取れなかった

一部のファイター達の頭に壊れたキノコ王国の姿と自らの過去が浮かび上がる


「また・・・・沢山の人が・・・!」

「マルス!?」


頭を抱えうずくまるマルスにピカチュウが近づく。こんなファイター達は見たことがない

変わり果てた姿を見せつけられた彩花は考えると胸にあてた手を握った


(あのファイター達がここまで恐怖を感じる存在。マスターハンド達でさえ勝てない存在)


タブーの時は5人が操られたりしたり2人の神が破れたりし同じような絶望の中

立ち上がって乗り越えたファイターたちであるが今回はそれ以上に見てとれた




(それでも、このままじゃニンテンドーは・・・・マスターハンドは・・・)



ファイター達の強さは乱闘を見ていた彩花はよく知っているつもりだった

ゲームでは主人公となっている人達が集まった組織

負けるはずがないと思っていた。そう思いきっていた。心の中で

それでも彼らは人間であり生命であり心を持つ。喜怒哀楽、恐怖もある


(・・・・・・・・)


恐怖で完全に動けなくなっているという思考はすぐに浮かんだ

だけど自分には恐怖が感じられない。それは心が凍りついているからなのか

自分の中で最大と思っている恐怖を感じたことがあるからなのか



「マリオたちは・・・勝てると思ってるのかな」

「あんなのに勝てるわけないよ!」



その場にはクッパやガノンドロフの姿もあった。そしてミュウツーも平然としている

ファイターの中でも彼らはあの星を守る理由がない

あの世界を、向かっていったファイター達を助ける理由がないからだろう



(私は動ける。そして・・・マリオ達のように戦えるとは言えないけど・・・死ぬこともない)



強く握った手の中で、ある選択肢が浮かんでいた


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次回

考えた末ニンテンドーに行くことを決め話す彩花。その言葉にそれに続きミュウツーを

始め数人がファントムと戦う事を決心する。しかし恐怖を覚えたファイター達は

そんなミュウツー達を止めるのだった


次回 第7話 「無知な決意」


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