INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第5話、神の声

セガに逃げるもロボットの修理に時間がかかることを知ったファイター達。数日後再びニンテンドー

へ向かおうとするがルイージの一言によりファイター達の中ではある亀裂が走っていた。スネークの

一言で一部のみが再びニンテンドーに向かう。その頃スマブラにいた彩花は待ちくたびれていた
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カレンダーを見ると既にあれから2週間が経っていた。それでも返ってくる様子はない

最初は何とも思っていなかったが日が経つにつれ落ち着きがなくなっていた


「エーフィ・・・」


ソファに座ると寄ってきたポケモンを抱き上げた。手を伸ばしテレビをつけると

昼間な時間帯名だけあり料理番組や通販番組が流れている

チャンネルを変えていくと、あるニュースが目に止まった



『キノコ王国謎の襲撃』


タイトルに手が止まりリモコンを持った手をゆっくりと落とした

表情の変化に気づくようにエーフィは彩花の顔を見るように見上げた



「これ・・・・キノコ王国?」


そこに映っていたのは地震の跡地のような壊れた建物の姿だった

実在するキノコ王国を見るのは初めてだが見出しを見る限り間違いないのだろう

そしてキノコ王国はファイター達が向かった場所


(単純に考えれば救助活動とかしているのかもしれない)


サムスやファルコンの乗り物で行ったことと空を飛べるものがいることを考えると

その可能性が高い。あまりにも無残に変わり果てた王国の姿から目を話せなかった

エーフィの鳴き声が聞こえハッとなると再び考える


(マスターハンド達はきっと大丈夫だ。私には・・・・何も・・・・)


何もできない・・・・


(ことは・・・・ない)



この星を作ったマスターハンドたちでさえあっさりやられてしまった

それを見るだけであのファントムという名の人物が強い事は分かる

そしてそれはあの時の事を思い出させた



「まさか・・・またこんなことに巻き込まれるなんて」



その時窓が風によってガタガタと震えた。一般人ならただ風が強いのだろうと

思うのだがある経験によって彩花はなんとなく窓を開けた


「・・・・・・・・・・」


風が吹き抜けた時、頭の中に誰かの声が響いた


『聞こえている?』

「!?」


聞き覚えのない声が聞こえ彩花は部屋中を見渡す。窓から顔を覗きこむが外にも誰もいない

気の所為かと思いかけた時、再び声は聞こえた


『彩花?』

「誰・・・・!?」


姿が見えない事に体が震えるが声は一言


『私は敵ではないわ』


敵ではない。その言葉に深呼吸すると頭の中に女の人の声は響いた


『今、少し大変なことになっています。それで貴方の脳内に語りかけているの』

「誰?」


怪しいとしか思えない展開にトーンを落とすと尋ねた

しかし怪しさは増しその人物は答えようとしない


『今は答えることは出来ません。』


彩花が言葉を発する前に怪しさとは裏腹な凛とした声が響いた

その透明感がさらに怪しさを際立たせて感じさせているのかもしれない


『今ニンテンドーだけでなく周辺の世界が危ないのです。だけど今のままじゃ誰も
 あのファントムには勝てません。このままではこの空間は崩壊してしまいます』

「ファントム!?ファントムを知っているの!?」


呟くと声は「えぇ」と答えた


『貴方のよく知っているスマブラのファイター達でも勝ち目はありません』

「え・・・?」


驚いたのはスマブラの存在を知っていたこと。大乱闘によりスマブラの存在は前より

色々な世界に広まりまたテレビ放送によってその名は知られていた

とはいえ声の主はそのスマブラのメンバーでは勝てないと言ったのだ


『彼らではマスターハンドとクレイジーハンドを助けることはできない
 。ファントムを倒すこともできません。まさに絶体絶命の状況です』

「・・・・あの人達はそこまで弱くないと思うけど」

『それは私もよく知っています。ですが、それ以上にあのファントムは強いのです』


きっぱりといいきる中彼らの何を知っているのだろうと思う半分

なぜ言い切れるのかという疑問とこの人物が誰なのかという疑問が混ざっていた

そんな考えを中断するように声は言った


『現状を見ればわかると思います。もし貴方が世界を、この世を
 救いたいと思うのならば私の名を呼びなさい。私の名はエリア』

「えっ・・・ちょ・・・・」


どういうことか尋ねようとした時、別の声が聞こえた



「彩花!」

「ミュウツー!?」


ミュウツーの声が聞こえた代わりにあの謎の声は聞こえなくなっていた

リビングにただ一人と一体しかいなかった空間にミュウツーが現れた

テレポートでやってきたのは言うまでもない


「無事だったか!」

「キノコ王国すごいことになってたけど・・・大丈夫なの!?」


テレビで見た事を伝えるとミュウツーは被害者は少ない事を伝えた


「今大変なことになっているのだ。そしてここも危険だ。いつ奴が来るか分からない」

「ていうか他の人達は?」

「・・・・・・一部を除きソニックの星にいる」

「ソニックの星・・・ってセガ?なんでまた・・・・・」


焦りの色を見せ尋ねる彩花にミュウツーは言葉を詰まらせると数秒の沈黙が流れた


『・・・・・・・』

「ミュウツー・・・?」

『・・・セガに行けば分かるだろう』


そう言うと、ミュウツーは彩花の服を掴むとその場から姿を消した


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次回

ミュウツーに連れられるままセガへとやってきた彩花はミュウツーから聞かされた話に驚愕した

それほどまでに強いとされるファントム。そしてニンテンドーから離れた星にいるというのに

ファイター達はまたファントムの力を感じるのだった


次回 第6話 「脅威なる存在」


第6話へ

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