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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第8話、戦法とポケモン

説明を受け乱闘を繰り返したり話を聞くたびに深まる謎。お互いの常識が違うことに驚ききつつ

次第にメンバー達は馴染んでいた。屋敷のような建物と敷地の広さだが、ピカチュウ達が遊べる

ようにと中庭まで用意してあると言う。そして朝、相変わらずマリオが寝坊常習犯なのだった
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世界を守るための組織『スマブラ』が結成されてから1か月。早いものでメンバーはそれぞ

れお互い知らぬ場所から来た物同士ではあるが打ち解け今では仲良く日々を過ごしている


「うむむ・・・・・」


そう。仲良く・・・・


「何故だ・・・なぜ勝てんのだ・・・・」


部屋の中でマリオは唸っていた。部屋の中は特に持ってくるものはなかったので

大したものはない。初めて部屋に入って来たときとなんら変わりはなかった


「強すぎるだろ・・・」


何度もクッパを倒したりとその栄光は知れ渡り自分より強い奴がいるなどと想像もつかな

かった。だがその考えはここに来てひっくり返されたクッパとその手下とは比べ物にならない

ほど全員が強かった。世界を救ったりしているだけありその強さも半端なものではない


「特にフォックスとサムス。さすがに戦闘慣れしている・・・・あとリンクの多
 種多様な攻撃が厄介だな・・・・あんなに多くの武器を使う奴は初めて見た」


流石は強者が集まっているだけありマリオは乱闘になかなか勝てずにいた。その結果に

地元キノコ王国含め色々な場所である呼び名がついているマリオは納得がいかなかった


(Mr.ニンテンドーと呼ばれているこの俺が・・・・これはマスターハンドに聞くしかない)


マリオはマスターハンドを探すことにした。普段会うことが少なくどこにいるのかも分か

らないため知っている場所から片っぱしに見ていく。すると中庭にその姿を見つけた


「マスターハンド!」

「どうした?」

「乱闘についてなのだが・・・・」


まさかほかに人がいるとは思わずいいにくい雰囲気ではあるが尋ねた


「フォックスやサムスが強すぎて勝てないのだが・・・なにかコツとかはないのか?」

「あー確かに、あの2人強いよね」


そう答えたのはネスだ。この3人もマリオほどではないが時々乱闘に参加したりする

勝率は勝ったり負けたりで平均的と言えた。しかしネスは割と戦いに慣れているのか

ピカチュウとプリンよりは勝っている回数が多かったような気がする


「サムスにはなかなか勝てないよね」

「ピカチュウはまだ雷があるからいいじゃない。私なんか戦いにくいぷり」


そんな3人のやり取りをみてマスターハンドは答える


「そりゃそうだ。特にあの2人は戦う事を仕事にしているからな。あの2人
 に勝つのはなかなか難しいだろう。あの2人だけでなく皆強いだろう?」

「うんうん。ドンキーの攻撃は当たるとすぐ吹っ飛んじゃうし」

「ファルコンもいちいち叫びながら攻撃してくるくせになかなか素早いのよね」


マスターハンドはこの結果を知っていた、だからこそこの乱闘が必要だったのだと伝える


「だからこそのアイテム、ステージなのだ」

「・・・・?」

「普通に考えれば通常攻撃がサムスのような全身鎧を纏った者に勝てるだろうか?よっぽど
 の事がない限り難しいだろう。そのためにステージの仕掛けやアイテムを用意してあるのだ」

「ステージの地形、仕掛けを有効に利用したりアイテムの使い時を考えるだけで戦況
 というものは変わるものだ。そして自分の得意戦法を知ることこそ勝つ方法だろう」

「戦法・・・?」

「ピカチュウは雷攻撃が得意だろう?しかしずっと使うわけにもいかない。
 常にエネルギーを放出するのではなく技の使い時を考えるといいだろう」

「プリンはおうふくビンタが得意だったな。そこまで持ち込むのは大変だろうが
 流石のサムスやフォックスでもあの連続攻撃から抜け出すのは難しいだろう」


特にフォックスは戦闘には慣れているとはいえ普段はアーウィンを使う事が多く

自分の体で戦うのはまだ完全には慣れていないだろうという事だった


「プリンとカービィはよく似ているからな。戦法も似たようなものになるだろう」

「確かに・・・・カービィはあの吸い込みが厄介だよね」

「俺達の技をコピーするしな」


そしてマスターハンドはマリオにアドバイスをする


「マリオは・・・相手の隙を見極めるといいだろう」

「隙?」

「マリオは強いて言うならファイアボールくらいしか特徴がない。自分の技だけで相手を
 落とすのは難しいだろう。そこで各メンバーの技を研究するといい。誰しも攻撃の合間
 には隙が出来る。特にリンクは多種多彩な武器を駆使するが入れ替えの間には少な
 くとも他のメンバーよりは時間がかかるだろう。その隙を狙うといいのではないか?」

「なるほどー・・・」

「ということはルイージにも言えるね」

「そうだな。俺とルイージは似てるからな色々と」


兄弟からなのか2人の戦闘法はほとんど同じだった。しかしやはり少し違うところもあった


「もしくは自分の隙を見つけ克服するといいかもな」


更にマスターハンドは熱心に話を聞くメンバー達にアドバイスを続ける


「いくら身体的ダメージを受けないとはいえど速さや耐久力は自身の能
 力に値する。そのためには普段からのトレーニングとかも必要だろう」

「ファルコンが朝走ってるみたいに・・・?」

「ファルコン朝走ってるの!?」


ネスとピカチュウは驚きの声を上げる


「あ、うん。僕が起きる前に走りに行くんだって。リンクが言ってた」

「どうりでファルコンの奴いくら動いてもなかなか息が切れないわけだ」

「兄さんはいつもゴロゴロしてばっかだから・・・」


やはりマスターハンドに聞いて正解だったようだ

少しだけあの強敵たちに対する攻略法が見えてきた気がする


「よし、ルイージ!ピカチュウ!ネス!プリン!今すぐ乱闘しに行くぞ!」

「えぇ!?今から!?」

「ステージとアイテムについてとことん調べてやる!」



そう叫び立ち上がるとマリオを先頭に4人はリビングから出ていった


「ファイターたちよ、思う存分戦い強くなるといい。いずれ訪れるかもしれない脅威の為に」


「カービィはポップスターって星から来たんだよな?」

「うん。そうだよー」


リビングにてテレビを見ていたマリオは隣でパンを食べているカービィに尋ねた。もうすっかり慣

れてしまったがこの球体のどこにあれだけの食べ物が消えるのかどうなっているのかが謎だった



「謎と言えば・・・・」


呟くとカービィの隣にいた黄色い生物を見る。その生物は総称『ポケモン』と言うらしい


「ポケモンについて知りたい?」


マスターハンドの元に行くとその疑問を投げつけた。ルイージと共に乱闘の様子を見ていた


「というかお前はまた観戦か。戦えよ」

「さっき戦ったよ!・・・・負けたけど」

「ルイージはポケモンの事についてどれだけ知ってるんだ?」


マスターハンドは以外にもポケモンや他のメンバーについて少し知っていた


「えーっと・・・・このニンテンドーの中に『ポケモン』っていう生物が生息してるって
 ことと色んな種類があってその中でも色んな属性があるって事くらいしか・・・・」

「属性?」


ピカチュウとプリンが口を開いた


「ここじゃあんまり関係ないけど僕はでんきタイプ、プリンはノーマルタイプなんだよ」

「タイプによって効果がなかったりまた攻撃がよく効いたりするぷり」

「なんだかめんどくさいな・・・・」


炎は水に弱く・・・みたいなものがあるようで自然の原理と似たもののようだ 

ピカチュウのでんきは地面に弱くプリンはゴーストタイプに対し攻撃が効かないそうだ


「ごごゴースト!?おばけのポケモンもいるの!?」

「詳しくは知らないけどそんなタイプがあるって聞いたことがあるよ」


「へー。僕が進化すると『ライチュウ』になるんだー」

「進化・・・・?なんだそれは」


ピカチュウ達は未だポケモンについて話していた。偶然耳に入った単語にドンキーは聞き返す


「あぁ、ポケモンにはある条件を満たすと『進化』というもの
 をしてな。見た目形が変わるだけでなく能力が上がるんだ」

「変わっちゃうの?ピカチュウもプリンもかわいいのに」


サムスは残念そうにつぶやいた


「とはいっても全てのポケモンが進化するわけでもなくてな。進化の条件もポケ
 モンによって違い基本的なラインは一緒なのだが多少の個体差があるらしい」

 「中には特別な道具を使ったりすることで進化するポケモンもいるらしい。ピカチュウとプ
 リンは偶然進化する種族でピカチュウはかみなりのいし、プリンはつきのいしで進化する」


「進化するとどうなるの?」

「・・・・確か・・・ライチュウとプクリン・・・だったかな?」


ポケモンとはその種類は100を超えマスターハンドも全てを知っているわけではないようだ

そして生息する地域でさえポケモンは未知の生物でありその多くは謎に包まれているという


「まだ見つかっていないだけで新種のポケモンがいるかもしれないし新た
 な進化が見つかる可能性もある。一番の謎は・・・伝説のポケモンだな」

「伝説のポケモン?」

「乱闘中にモンスターボールの中からミュウ・・・ピンクの小さなポケモンが出なかったか?」

「そういえば見たような・・・すぐ上空に飛んで行ってしまったがな」


ミュウは伝説のポケモンの一種のようで伝説のポケモンは伝説と

よばれるだけあり生息地、その生態共に多く謎に包まれているそうだ


「タイプは基本攻撃を見れば分かるものも多い。・・・とはいえここじゃ相性は関係ないけどな」

「ってことはあの岩を落としてくるポケモンは岩タイプ?」

「そうだ」

「あの小判を飛ばしてくるやつは?」

「あれはプリンと同じノーマルタイプだ」


多くのポケモンは技を見ればそのタイプを見分けやすい。しかし一概には言えないそうだ


「僕もポケモンだけど・・・ここで見るのは森にはいないポケモンばっかりだよ」

「ピッピやニャースは見たことあるけど・・・・他は私も見たことないわ」



ポケモンである本人たちでさえ見たことないポケモンは多く存在するそうだ

そしてここに出てくるポケモンはほんの一部だという


「嘘を出すわけにもいかないからな。私が知っているポケモンの中でも特に面白そうと
 思っただけを出している。またポケモンもファイター同様情報を集め増やしたいと思う」

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次回

季節は梅雨。雨続きだったこともあり久しぶりに晴れた屋敷の外ではネスとピカチュウ、カー

ビィはかけっこをして勝負することになる。がいつの間にかある人物が乱入し思わぬ結果に

そんな中ふとしたネスの思いつきによって3人はある事について疑問を持ち・・・


次回 第9話、「戦闘機アーウィン」


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