INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第24話、隠し事と決意

目の前から突如消えた彩花を追いかけるとそこにはファントムと対峙したマリオ達と見慣れない少女達

の姿を発見した。スマブラの意味を再確認し戦う意思を戻したポケモントレーナーは迷うことなくファントム

に意思を伝える。そんな中ミニファントムがロイと彩花を襲った時、その場から2人の姿が消えるのだった
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突然起きた事に座り込んだまま唖然としている中数人のファイター達が駆け寄ってきた


「ロイ!大丈夫?」

「え?あ、うん」


心配をする中ファントムは緋香琉とクロスと数人のファイター達と激闘を繰り広げていた

いくら力が通用するとは言えファントム自身も強くまた長期戦に渡っているため

いくら運動神経がいい緋香琉であっても次第に息は切れ始めていた



「話は聞いたけど、なんで戻ったの?」

「マスターハンドを助けたい。この世界を守りたい。それが俺がここにいる理由だ」



マリオは答えると戦っているファイター達の方を向いた。直後マリオの視線は

ファントムに向き直った彩花に向いた。表情を見せないまま彩花は呟く



「・・・そう。ここからは、私達に任せて」

「なに?」

「・・・マスターハンドを助けたい気持ちは同じだから」


彩花は目を閉じるとあるものを思い浮かべた。直後その手には剣が現れた

体に見合った巨大な剣ではなく柄の上の部分には緑色の宝石がはめられている

かのように立体感を出し輝いていた


「それは・・・・?」

『とある人により授けられた力。あいつを・・・ファントムを倒すための力』

「・・・なんだって!?」


再び立ち上がったロイは大声で叫んだ


「言ったでしょう?私は無力ではないって」


これはファントムを倒すための力。だけどこのままでは勝てないと確信していた

サムス達のように戦いを熟知しているわけではなくロイ達のように戦争を詳しく

知っているわけでもない。戦いとは無縁ともいえる地で生きてきた


(勝つためには、もう1つ秘密を明かさなければならない)


運動神経、能力、技術、劣っている部分は多いけれどその中でも勝つために必要なもの

それは『覚悟』だった。どんな状況になろうとも揺るがぬ心

今の私にはそれがない。心の弱さがある限りファントムには勝てないだろう



(勝つためにはもう一人の私を、ブラックを出さなければならない)


「・・・迷っている時間はないね」

「?」

「いつかはバレると思ってたんだ。数人は感づいてるみたいだし。ま、時間の問
 題だよね。・・・意外だったけど。まさか気づく人が、変に思う人がいるなんて」

「何の話だ・・・?」


ミニファントムが近寄る中スパークを唱えるとミニファントム達は一気に消滅した


「!」

「魔法!?」


(・・・気が緩んだかな。馬鹿だな)


顔を再び上げると緋香琉達の元に駆け寄った


「緋香琉、クロス。今まで何もしなかった分ここから先は私が」

「でもあいつ・・・思ったより強いぞ?結構削ったと思うけど・・・」

「大丈夫。だけど・・・いや、なんでもない」


2人に背を向けるとクロスに一言残し走って行った


「ミニファントムはよろしくクロス!」


クロスは何度目かの魔法を唱えるとミニファントム達を一掃して行く

しかしやはり疲労があるのか威力は落ちている事は見てとれた

わずかに残ったファントム達をフロルの力で避けながら近づくと頭の中で呟いた


(私じゃ勝てなさそうだ。ブラック。頼んだ)


ファントムの目の前に迫った時これもまた何度目かといほどにファントムは手を振った

黒いビームが突きでる中、その場から彩花は姿を消した

そして頭上に現れるがその時表情を一変させた彩花は低いトーンで呟いた


「ゴミは、貴様だろう?」


剣を突き立てると何かを察したファントムはとっさに後ずさりした

しかし地面に着くと同時に彩花は聞き慣れないトーンで呪文を唱えた


「ブリザード」


手を振りかざすと手のひらから吹雪が吹き荒れ2倍はあるであろう体はみるみる

うちに凍っていく。足元が完全に凍り動けなくなる中その面積は次々広がり

ファントムは完全に身動きが取れない状態になっていた


「今度は氷!?」

「どういうことなの!?」


戦えないことを聞き前提としていたファイター達の目には信じられない光景が映っていた

そしてその中でもミュウツー、ネス、リュカは雰囲気も変わっている事に気づいた


「あれは・・・!?」

「なんだか、様子が変?いつもの彩花さんじゃない・・・」

「まさか・・・・感じていた違和感は・・・・これか?」


遠くてその様子は見えない者の一瞬見えた表情に思わずミュウツーの背筋が凍りついた

その表情は普段無表情である彩花をさらに無表情へと変貌させていた



「ミュウツー?」

「なんだ・・・あれは?」



ネスはミュウツーの体が震えているのを感じた



「あんな彩花・・・見た事がない」



ミュウツーは仲間であるはずの彩花に対しファントムと同様の

それ以上の恐怖を感じていた。そしてその異様な恐怖は他のファイター達にも直後伝わる


「「!」」


一斉にファイター達の背筋に冷たい何かが走った

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次回

次々と疑問がファイター達を襲う中ミュウツーを筆頭に彩花から今まで感じた事のない

恐怖をファイター達は感じ取る。そしてあのファントムが次々弱っていく中

ついに決着がつこうとしていた


次回 第25話、「決着」


第25話へ

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