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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第21話、Drマリオの薬

自然現象と思われた嵐がカイオーガによって引き起こされていることを知りピーチは

キノコ王国を見に行くことに。しかし彩花とポケモントレーナーは根源であるカイオーガ

を止めに嵐の中飛び出す。無事嵐は収まるがカイオーガの謎は謎のままだった・・・
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「スターゲット!」

「ちくしょう・・・・」



あれ以来、相変わらずマリオたちはゲームをしていた。彩花によってその種類は増え

ゲームをするメンバーは増えていった。時間ごとに交代してはゲームをしていた


「見ろ!次のスターは俺達の近くだぞ!」

「ちょっとどいてよ!」



ルイージは掃除機で掃除をしようとしているのだがゲームをしているマリオたちは退く

気がないのか動こうとしない。そのためテレビ付近とソファ付近が掃除できない状況

だった。画面を見ていた後掃除機をかけているルイージを見るとマリオが一言


「おまえ毎日掃除って良く出来るな」

「ホコリってすぐにたまるんだからね!大変なんだよ!」

「お、ミニゲームだ」

「話聞いてよ・・・・」


ミニゲームが始まるとマリオ達はルイージの話を聞く事もなくテレビ画面に向き直った

ゲーム機本体からソフトまで全て彩花の私物らしいのだがこれほどの種類のゲームを

持っていることに、他にも持っていることにルイージは心底驚いていた



「ほとんど僕達のゲームだし・・・」


ここにあるもののほとんどがマリオから始まる名のゲームばかりで残りはスマブラだった

持っている本人がやっている事などほとんど見ることはなくマリオが必ずと言っていいほど

テレビの前に座っている事が多く時々スマブラをやりにロイが来るのだった



「リンク達のゲームもあるんだけどねー・・・1人用なんだよねー」



リンク、ゼルダ、ガノンドロフが出るゲームも持っているらしいのだが本体が違うのと

同じものでもマリオ系とは違い1人でやるゲームのようで大勢には向いていないそうだ


「そういやこの間お前のデータ見たんだけどよ・・・全部取ってあったな」

「あぁ。アイテムの事?」

「カートも全部最高ランクだったし・・・・どうやったんだよ」


その時、ピーチとサムスが勢い良く入ってきた


「マリオ!」

「なんだよ」


ピーチに見向きもせずミニゲームをしているとピーチは勢いよく言った


「ケーキを買いに行くわよ!」

「ケーキ?」



夕方ごろピーチとサムス、そしてゼルダはデパートに行ってケーキを買ってきた。連れ

出されたマリオ、ルイージはもちろん荷物持ちである。よくある事といえばよくあること

なのだが今回に限っては自分達も食べられるのでそこまで苦にはならなかったとか


「人使い荒いんだよ」

「こういうところは姫だよなあ・・・・」

「姫は関係ないと思うぞ」


彩花の横でマスターハンドが突っ込む中テーブルには人が集まり賑わっていた


「僕はショートケーキがいいでーす!」

「私はモンブラン!」

「全部ー♪」



わらわらとケーキの取り合いが始まった。カービィから始めネス達や話を聞きつけたメンバー

達が次々とリビングに入ってきてはケーキを選んでいる。そんな中にルイージは近づていくと



「いっぱい買ってきたから・・・・・・ってもう半分減ってる!?」



すでに箱の中にあれほどあったケーキが一瞬のうちに半分ほど消えていた。犯人はカービィ

・・・・ではない。カービィはちゃんとフォークを使って食べているとなると犯人はもう一人の・・・



「ヨッシー!」

「はひ?はんへふか?」



ヨッシーはまだ入れるかというほどのケーキを口に入れようとしていた。次の瞬間、一気

にそれはおなかの中へと消えていく。例えるなら獲物を舌で捕まえたカメレオンだろうか


「皆の分も取っておかなきゃだめよ!」

「えーまだこんなにありますよー」

「メンバーが何人いると思ってるの!」


賑やかな一方話に耳を傾けずガノンドロフはケーキの上に乗っているフルーツをつついてい

た。鮮やかな色をしている木の実なのだが珍しいのか怪しげになかなか口に入れようとしない



「これはなんだ?」

「知らん、なんだこの紫の実は」

「ブルーベリーじゃないですか?」


それを見たポケモントレーナーが答える。どこからどう見てもブルーベリーなのだがガ

ノン達はその存在自体を知らないおそらく、スマブラメンバーの大半が知らないだろう


「ブルーベリー?」

「果物ですよ。甘酸っぱいんです」



怪しげにフォークに刺さったブルーベリーを見ながらガノンドロフは口へと運んだ


「甘かったな」

「甘いのは嫌いなんですか?」

「嫌いではないが苦手だ」



こっちではアイクとリュカが話をしていた。単に食べる機会がないだけだろうが

とはいってもこんな人物が甘いものがすきだったらそれはそれで違和感がある



「アイクは甘いものよりお肉がいいもんねー!」



リュカの隣でネスがケラケラと笑う


「なんでも肉に持っていかないでくれ」

「僕は甘いもの好きだけどなぁ?」



「リュカは?」

「僕?僕は・・・・オムレツが好きかな」

「オムレツ?」


なぜここで甘いものではない食べ物が出てくるのだろうかと思うネスだったがリュカにとって

オムレツは母がよく作ってくれた何よりも大切な思い出の一品だからだ。思い出すように笑うと


「お母さんがよく作ってくれたから・・・・」

「じゃあ今度リンクに頼んで作ってもらおうよ!てオムレツって何?」

「・・・卵を焼いたもの・・・かな?」



その説明でディディーの頭では、玉子焼きしか想像できなかった。というより、ネスたちとディ

ディーの想像しているものはまったく違っていた。そのことを本人たちが気づくことはなかった




ある日、ピットの目の前に現れたDrマリオは頼みがあるとある物を取り出した



「なんですか?その薬」



珍しくリビングにDrマリオがやってきた。普段は部屋でよく分からない研究をしているが

本人いわく薬を作っているらしい。Drマリオと言えば広い部屋が欲しいらしくXから彩花と

部屋を入れ替え一層広くなった空間を広々と使い怪しいもので溢れかえっている



「前にもロイに飲ませて大変になったよね・・・」


ルイージがテーブルに置かれた瓶を見て呟いた



「そんなに疑うなよ、本当に大丈夫だって。すでに検証済みだ」

「もう実験したのか・・・?」

「それで成功したから大丈夫といってるんだ」


ここ数日Drマリオを見た者はいない。そしてこの言葉からマリオは嫌な予感がした

一体誰に飲ませたのか。スマブラメンバーの誰かだというのは考えるまでもないが


「誰に飲ませたんですかー?」

「この中にいない誰かだろう・・・」


その時叫び声が聞こえてきた


「うわあああああああ!?」



リビングにもその声は響きマリオたちは顔を見合わせた。尋常ではない叫び声に焦りを覚

える。今の声はピカチュウの声だ。その時本人であるピカチュウがリビングに入ってきた



「たたた大変だよ!プリンが!プリンがー!」

「プリンがどうしたんだ!?」


どうしたと聞くまでもなくこのタイミングでのこの言葉である程度の察しがついた。そろりそろ

りと部屋から出ていこうとするDrマリオを捕まえ迫ると焦ったように手を振りながら叫んだ


「だ、大丈夫だ!これは好きな時に戻ることができる!」

「一体何の薬を飲ませたんだ?」

「こ、怖いぞマリオよ」





「あらかわいい」

「サムスと同じプリ~」


サムス、とピーチ、ゼルダ、アイスクライマーに囲まれてプリンはいた

しかしそこにいるのはいつものプリンではなく人間の姿をしたプリンだ


「最初聞いた時は絞めなきゃとか思ったけれど思ったより悪くなかったわね」

「ポポとナナが小さく見えるプリ~」

「いいなー僕たちも大きくなりたいー!」





「に・・・人間になれる薬?」

「そうだ。私はこれを『擬人化の薬』と名付ける」

「びっくりしたよー!見慣れない人がいると思ったらプリンみたいな喋り方するから!」


マリオ達は頭の中で想像するがあの丸い球体が人の姿になるとどうなるのか想像

もつかなかった。言われてみれば気にならない話でもなくルイージを始め数人が


「僕ちょっと見てみたいかも」

「宇宙人になってんじゃねえの?」

「ちゃんと普通の人の姿だったよ」


その時リビングに子供リンクが駆けこんできた



「大変だよー!プリンが歌って皆寝ちゃってるーーー!」

「また!?」


マリオ達は止めようと立ち上がるとその声が聞こえてきた。聞こえてきたのは

何の変化もないプリンそのものの声だ。近づこうとしたときどこからか声が聞こえ


「耳を塞げ!!」

「え?なんですか?」


マリオとルイージ、子供リンクは耳を塞ぐ。何のことか分からないピットが「?」を浮かべ

ているが可憐な声で紡がれる歌を聞いているとなぜか頭がぼーっとしてきた気がした



「あーあ・・・・」

「・・・・俺も・・・眠く・・・・」


耳を塞いでも完全に声が聞こえなくなるわけではなく。原理は分からないがプリンの

歌には人を眠らせる能力がある。実際にはそれは「うたう」というポケモンの技なのだ

が以前もプリンが歌う事によってスマブラはある意味大変なことになっていた




「うー・・・・むにゃむにゃ」




リビングにいた全員がその場に倒れ眠ってしまった。それから数時間後



「ミュウツー、これ食べなよ」

「う・・・むぐ・・・む?」


ミュウツーが目覚めるとプリンの周りで数人が寝ていてプリンも元の姿に戻っていた。そこに

は複数のきのみを持っている彩花の姿が。少女はため息をつくとプリンの方を向き告げる




「プリン歌うのは良いけど「うたう」使っちゃだめだよー」

「プリンは普通に歌ってるだけぷり。みんなが勝手に寝るプリ。みんな私の歌を聞きなさい!」

「あぶっ」


プリンのはたくが見事命中しポポは跳ねあがった


「いたっ・・・・」

「それはなんだ?」


ミュウツーは持っている複数のきのみを見て尋ねた





「カゴのみ。眠り状態を直すんだけど・・・まあみんなほかっとけば起きるか」






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次回

ある日子供リンクは自分とよく似た背丈と容姿をしているトゥーンリンクとある話をして

いた。同じリンクの名を持つもののここに至る経緯にはいくつかの違いがあった。共通

点だが相違点でもある楽器に対しマスターハンドから効果を持つ楽器の話を聞く・・・



次回 第22話、「似てるようで違う2人」


第22話へ

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