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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第20話、嵐

ファルコのとある一件から偶然か突如始まった流しそうめん。彩花の思わぬ能力に

驚かされる中勝敗はカービィとヨッシーチームの圧勝に終わるのだった。数日後台

風がキノコ王国に向かうと知り心配するが自然現象ではないことが発覚し・・・
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「今回グラードンやレックウザの姿は確認されてないけどカイオーガが原因なのは間
 違いないと思うよ。つまり・・・これはただの自然現状じゃないし普通の嵐じゃない」



少女は言う、普通の嵐よりも強力であり時間の経過で治まる事はないと。画面を見ながら


「キノコ王国に向かうのか・・・様子を見に行ったほうがいいかも」

「だが、外は危険だぞ?」

「この人達は普通じゃないんだし嵐くらい平気じゃ?」



少女の言葉に決心したのか立ちあがるとマリオは叫んだ


「よし、俺はキノコ王国を見に行く!」

「えっ兄さん!?」

「全員が逃げ切れてるとも限らん。救助も兼ねて俺は行く」



マリオの一言に「ふむ・・・」と考え込むとマスターハンドはファイター達もともに行ったほ

うがいいだろうと告げる。ファイターの多くは断る理由もなく頷きかけたとき声に遮られた



「だったら私はカイオーガを止めに行くよ」

「え?」


ファイターたちが振り返るとノートパソコンを閉じ少女は立ち上がる


「元を絶たないとこの嵐は収まらないだろうし、前回と同じなら尚更・・・」

「前回・・・ってまさかお前その時あの場にいたのか?」

「まあね。実際止めたのは私じゃなく私はただ手助けしただけだけど・・・」



「大丈夫なの?元の近くはさらに危険そうだし・・・」

「このままじゃ被害は大きくなるだけだし行くしかないでしょ?」



そう言い残すと彩花はリビングの外へと出て行こうとしたとき更なる声が足を止めた



「僕も行きます!!」

「ポケトレ!?」

「え?」


ファイターだけでなく少女も驚いた声を発する中ポケモントレーナーは言う


「これが伝説のポケモンによって引き起こされているなら・・・僕も力になれるかもしれません」

「え、でも・・・」

「彩花さんに比べたら力不足かもしれませんが…お願いします!!」

「・・・・・・分かった」



「えっちょっと待ってよ、2人だけなんて危ないよ!相手は伝説のポケモンでしょ!?」

「それでもこのままにしておくわけにはいかないでしょ?」



止めようとするファイターを通り過ぎ外に出ると天候は荒れ強い雨風が一同を襲う

あまりの強さに一同は顔を俯かせ2人もまた腕で顔を覆いながら荒れ狂う空を見た


「リザードンで行くのはきついんじゃない?やっぱりポケトレは・・・」

「・・・リザードンがいけると言ってます」

「・・・そう?」

「きっとリザードンも彩花さんの手助けがしたいんだと思います」




「・・・フライゴン!」

「リザードン!」



彩花がボールを投げると中からフライゴンが飛び出す。またポケモントレーナー

も後を追うように腰にあったボールを投げるとリザードンが現れ鳴き声を上げた



「これだけ雨がすごいんじゃリザードンはかなり厳しい。急いでいこう」

「はいっ!」






「あの馬鹿・・・!」

「すっごい雨だよー!こんな中飛んでいけるのー!?」




「2人も心配ですが・・・今はキノコ王国の救助に向かうべきでしょう」



怒りを露わにしていた一部のファイターたちはゼルダの声に振り向いた


「皆さんの気持ちもわかりますが・・・今は時間との勝負です」

「そ、そうだよ!一人でも助けられる人がいるかもしれないんだ!」

「俺のファルコンフライヤーに乗って行くか!?」

「それでは狭いのではないか?私の戦艦に乗ったほうがいいのでは?」

「何人かで分けていったほうが多くのやつを助けられるんじゃねえか?」



次々と出る意見に数機に別れてキノコ王国へ向かう事になり一同は乗り込んでいく



「俺たちはアーウィンで行くぞ!!」

「メタナイトさんの戦艦はどこかで待機していたほうがいいと思います、救助した人をそこに
 連れてくるようにして、広いですしある程度の治療や介抱もできるのではないでしょうか?」

「わかった」



ファイター達とは別にカイオーガの元へ飛んで行った2人はカイオーガが見える

場所まで近づいていた。その場所は以前暴れていた場所と同じだった



「カイオーガを何とかすれば・・・嵐は止むんですね?」

「そのはずだけど・・・なんで暴れてるんだろう。グラードンは見当たらないし・・・」


近づこうとするが強風と雨でうまく飛べないのかふらつき少しでもバランスを崩せば

海に落ちてしまいそうだ。必死にしがみつくが揺れる視界は上手く確保できない



「これじゃ近づけない・・・!」

「くっ・・・」



その時フライゴンに乗った2人の前にミュウツーが現れた。まっさきに捉えた彩花が


「ミュウツー!?」

「私に任せろ」


ミュウツーはカイオーガに近付くとシャドーボールを撃った。雨風の中をすり抜け見事命中

すると鳴き声を上げミュウツーに向かってハイドロポンプを撃ちミュウツーはそれを避ける

それを見て彩花もまたもう一度近づこうとするとモンスターボールを投げた



「ライボルト!かみなり!」



彩花の指示でフライゴンの上に現れた黄色いポケモンが鳴き声を上げるとカイオーガの頭上に

雷が直撃した。その後カイオーガは鳴き声を上げると次第に嵐は止んでいき雲が晴れていった



「止まった・・・・?」



すでに海上にカイオーガの姿は見当たらず海深くへと潜っていったのだろうか



「空が・・・」



次々と雲の隙間から光が差し込み雨が止み風も穏やかなものになっていった。その後ミュ

ウツーによりキノコ王国に合流すると直撃は避けられたようで木々が倒れていたりはした

が建物が大きく壊れることもなかった最悪の事態になる前に収拾がついたようだ


「けが人は結構いるけど津波も起きずに済んだしよかったよー」

「間に合った・・・という事でしょうか?」

「さあ・・・まあ普通の台風も結構進路が変わることあるし」



そのときひと際大きな足音が聞こえ振り向くとふてくされた表情で歩いている青年の姿が

それが『怒っている』と2人はすぐさま気づくが逃げる間もなく目の前にロイは迫っていた



「2人とも勝手に飛び出して!」

「ご・・・ごめんなさい・・・」


ポケモントレーナーが謝る中少女は謝ることはなくため息をつくと告げる


「ポケモンの事ならポケモントレーナーがなんとかするべきでしょう?」

「結局原因はなんだったんだろうな?」

「突然暴れ出す事もあるだろうさ、伝説とはいえ野生なのだから」

「一体何が・・・」





「話を反らすな!ごめんなさいは?」

「・・・断る」

「・・・・・・・・・」


ピクリと目元が動くと今にも何かしそうな雰囲気にマルスが慌てて止めに入った



「まあまあロイ。その辺にして・・・みんなびしょ濡れだから着替えないと風邪ひくよ」

「それもそうだな。一難去ったという事でひとまずはよしとしよう」



ファイターたちが乗ってきた飛行機に戻る中そっぽを向いていた少女に向かって


「・・・・説教は後だ!」

「えぇー・・・」



こうして大災難とならずに済んだもののただ一人ある人物はのちに数時間にわたる説教を受

けることになる。その様子を見ていた一部のファイターはこれこそ大災難だと少し同情していた





「兄さん邪魔だよー」


ルイージとディディーコングとリュカとアイスクライマーがリビングに入るとテレビの前で2人が

スマブラをしていた。それはマリオとロイなのだがコントローラーを動かしながらロイは叫ぶ


「なんで!僕が!いないのさ!」

「お前自分がいないからって俺をCPUにするなよ!」

「いけえ!大 天 空!」



画面ではアイクがマリオに向かって剣を振り下ろし派手な炎を散らしながら斬り付けている。ゲー

ムでもここと同様に『最後の切り札』がありアイクの場合当たれば高確率で相手を場外にできる




「2人とももうずっとやってるじゃん!変わってよ!」

「なんでだよ!」


変わる素振りを見せないマリオにルイージはため息をつくと後ろに隠していたパッケージを

握る力を強める。そしてふるふる震えると乱闘が終わった瞬間持っていた箱を突き付けた



「なんだそれは?」

「これならロイもいるってさ」

「え?・・・これは・・・スマブラ?」


そこには大乱闘スマッシュブラザーズDXと書かれた以前見た箱とはひとまわり小さ

な箱があった。2人が釘付けになっている他にも数種類の箱をルイージは持っていた



「その機械でも出来るらしいから。ここにコントローラー置いておくよ」

「オイラ達今からマリオパーティするんだよー!」

「マリオパーティ?」


マリオがリモコンを地面に置くとルイージが持っていた箱の1つを取り2人に見せた

そこには今やっているスマブラと同じ大きさの箱でマリオパーティ8と書かれていた


「マリオパーティもゲームになってるのか!?」

「後マリオカートにマリオテニスに・・・・」

「どうしたの?これ」


ロイが尋ねるとディディーが答えた


「彩花が貸してくれたんだよ!これ全部彩花の私物なんだって!」

「マリオばっかりじゃないか」

「実際にはほかにも皆のゲームは出てるみたいなんだけど皆でやるならこれがいいって」



ずっとやっていたいもののマリオパーティに少し気になりしぶしぶハードディスクを取り変

えた。するとディスクを取り込み完了すると画面は切り替わりマリオ達が画面に現れた




夕方になろうとしていた時、クレイジーハンドがリビングに入るとゲームをしている

のはあの2人に戻っていた。とはいえさらにリュカとネスが加わっていたのだが



「あ」

「ロイって復帰力がないんだねー」

「はっはははは!」

「ぐぬぬぬー!」

「でもこれじゃリュカがいないね」



現在やっていたのはDXなのだがリュカがいなかった。リュカは自分の変わりにピカチュウを

使っていたのだがなかなかに操作は難しそうだ。そもそもファイターの多くが機会に馴染みなく



「もう完全にゲーマーになってるじゃねえか」

「ネスたちならともかく・・・マリオ・・・・・」


ドンキーは1人だけ明らかに年上であろうにゲームに夢中になっているマリオを見てた

め息をついた。そんな横でバナナを食べていたディディーは呆れたドンキーに向かって



「ドンキーもやってみたら?面白いよアレ」

「ドンキーがやったらコントローラー壊れるんじゃね?」

「・・・・かもな」



その時クレイジーハンドにネスは他にはどんなゲームが出ているのかを尋ねた。しかし

クレイジーハンドはこういう事には詳しくなく持っている本人に聞くのが一番だろうと伝え

た。そもそも持っている本人があまりやっていないのはいいのかと思うが



「彩花がやってるのあんまり見ないけどいいのかな」

「たまにはやってるみたいだぞ?あいつらとやってるのは見たことないけどな」

「そう言えば僕前にやったなあ」



それにと付け加えクレイジーハンドは答えた



「一通りはやったって言ってたしいいんじゃねえ?それにゲームはあれだけじゃないしな」

「そうなの?」

「あれは家でしかできない家庭ゲーム機だが・・・持ち運べるように小型化さ
 れたゲームもある。カービィやポケモンは主にそっちでゲーム化されてるな」


クレイジーハンドが言うには今部屋でやってるんじゃないかと言うと聞いていたネスと子供リ

ンクはリビングから飛び出していった。階段を上り彩花の部屋の前に来ると声が聞こえてくる



「この9999メートルから先が数増えないからどうすればいいのか迷うんだよね」



部屋に入るとそこにはすでに先客が。ヨッシーがいた


「ヨッシーがいる。・・・それがクレイジーの言ってたゲーム機かな」

「あーネスさんにコリンさん~見てください。私です~」


2人が近づくと小さな画面が2つに分かれた機械を持っていた上画面には空が映し出されて

いてした画面は地面を小さなマリオを乗せたヨッシーが歩いていた。画面をしばらく見ていると



「これ何?」

「進んだメートルを表わしてるんですけど限界距離を超えてしまったみたいで」

「っていうかヨッシー黒い!?」



見たこともない色のヨッシーに2人は目を見開いた。ヨッシー曰く珍しい事でもなくヨッシー

の住む島にはこのほかにも赤、黄色など色が違うヨッシーが住んでいるそうだ。この

『キャッチ、タッチ、ヨッシー』も進んだメートルによってヨッシーの色が変わっていくのだとか



「へー初めて知ったよ」

「あ、でもスマブラのゲームはみんな色変わるところヨッシーは全身が変わるよね!」

「あ、そんな感じです」

「ということはカービィも実は他の色のカービィがいたり・・・?」



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次回

渡されたゲームに明け暮れるマリオ達だったがある日マリオはピーチの買い物に付き合う

ことに。ケーキを買って帰ってくるがこれが戦争の始まりだった・・・!?そして波乱はすぐさ

まやってくる。Drマリオはまた薬を開発させピットに飲ませようとするがその効果は・・・


次回 第21話、「Drマリオの薬」


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