INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

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第14話、カーニバル

ファイターに選ばれスマブラに来る前社長より『お宝を探す事』を頼まれたオリマー

そんな中マスターハンドがファイターたちに告げたのは近くで行われるカーニバル

の手伝い。それぞれ催しを考え準備を進めると一同はついに当日を迎えるのだった
__________________________________

「すごいお店ですねー」


ファイター達がそれぞれの持ち場につきに別れた後オリマー、ポケトレは既に開いて

いる出店の立ち並ぶ道を歩いていた。本格的な見どころは夜の花火やパレードだが

この時間帯でも既に多くの人が訪れ人々の声による賑わいで満ち溢れていた


「出店組のいる場はメインストリートですしそろそろ始める頃ですかね?」

「なんでしたっけ?アイスクライマーさん達がかき氷、デデデさん達が冷凍パインで
 したっけ?今日はいい天気ですし温かいので条件としてはぴったりでしょうか?」

「それにしても・・・アイクさんまですみません」


オリマーは無愛想な表情のままポケモントレーナーの隣にいる人物に話しかけた


「気にするな。どうせ俺もどう行けばいいかわからなかったからな」

「マルスさん達からカフェの手伝いを頼まれたと聞きましたが・・・」

「聞いたところ接客には敬語を使うんだろう?俺には出来そうもないからな」

「確かに、アイクさんが敬語で話すのは違和感あるかもしれません」


苦笑いしながら言うとポケモントレーナーは視線を出店に戻した。定番の食べ物

の他にもちょっとしたアクセサリーや玩具といった道具の店もあるようでオリマー

の言うお宝を探すにはもってこいと呼べる丁度いい機会だと思っていたのだ



「さて、マリオさん達の出番までまだ時間がありますしお宝を探しましょうか」


賑わっている場とは別のところでファイターたちは準備を進めていた。もうしばらくすれ

ばここも人が集まってくるだろう。一番の狙い時は夜ここを通るパレードの時である


「向こうの通りではすでにすごい人だそうですよ」

「ここももうお店開いてるところあるし人もいるし・・・さーて!」


かき氷器を取り出すと意気込むとさっそくやってきた数人に作った所で問題は発生する


「ピット変わって・・・腕がいたい」

「うーん・・・この状態でこれって最高潮の時は大変な事になりませんか?」

「とはいってもよく見る機械のなんてもってないし・・・」


始まって早々起きた事件にピットはマスターハンドに告げると机にある物が置かれた


「これで問題ないだろう!」

「流石です!」

「どこから出したのそれ・・・」

「神だからな」


その頃歩いていたポケモントレーナー達はある姿を見つける。これだけ多い人の中で

もあれほど特徴的なシルエットとピンク色の姿を見れば誰かなんて一瞬でわかるだろう


「カービィとプリンとサムス」

「あ、オリマーさんこれなんてどうですか?」


そう言ってカービィ達の前にあった屋台に置かれたネックレスのようなものを手に取った


「これ、暗い所で光るものですよ!」

「今は光ってませんが・・・」

「こうやって見ると・・・ほら!」

「あ、本当だ。不思議ですね」


カービィ達も同行するとのことでオリマーが探している目的を話すが直後オリマーは

この選択を後悔する事になる。それはある人物の参入によって効率が落ちたからだ


「あ、次たい焼き!」

「トロピカルジュース欲しい!」

「さっきの唐揚げとこっちどっちの方がおいしいかなー」



「・・・・・・」



カービィが参入してから食べ物屋ばかり立ち止まってる気がする、いや立ち止まっている

その頃、司会をしていたピーチは出番を終え別の人が司会をしているステージを見ていた


「どうだった?」

「すごく楽しかった!」

「説明の文章も良くできていたし大成功ですね」


横からロボットが告げると2人は笑みを浮かべて頷いた。午後に入りサムスとスネークの

アスレチックは大盛況を生み出だしは好調。ミュウツーのエスパーによるマジックショー

へと続きマリオ達の乱闘もマスターハンドが作ったステージで無事行われ成功していた


「当日すごくバタバタして・・・私達は気づかなかったけど大変なのね」

「そうですよ。スマブラの乱闘の時も何度も段取りを確認しますしマイクが入っているとか
 照明がちゃんと機能するとか、当たり前の事ですけど細かなチェックが必要なんです」


途中で照明が落ちたり音楽が途切れたり、問題が起きては催しとしてあってはならないこと

常に非常事態は想像し得ることでそのための対策や非常時の避難通路など表では見えな

い努力が至る所で行われているとロボットは告げると司会者のトーンが変わり横を見た


「さて!次からはそれぞれの歌手による歌の披露です!トップバッターを飾るのは・・・」


司会者が下がると照明が切り替わり音楽がかかると同時に女性らしき声が聞こえた

そして照明に照らされると水色の髪の少女がポップな音に乗せてメロディーを奏でて

いた。2曲に渡る一曲目と二曲目の間逆さに2人も思わず聴き入っていた


「ゼルダにピーチお疲れー」

「サムス!」

「サムス!ごめんなさい、観に行けなくて・・・どうだった?」

「大成功よ!結構きつかったけど」


次の歌手が登場し高らかな声で歌いあげる姿を見るとサムスは呟いた


「凄い歌声・・・」

「さっきの人もすごかったわよ。まるで別人のように曲調の違う歌を歌うんだもの」

「そうなの?」


観客は入れ替わりはあるものの数は衰えることなく今も怒涛の声援が聞こえてくる



「さて、私たちも皆の仕事ぶりを見に行きましょ!」


会場を後にしたサムスたちとは別の場、会場の声が聞こえる中少女は呟いた


「・・・あの神絶対凍らす」




「オリマー、そんなのでいいの?」

「ええ。長期間保存できる上に持ち運びできるなんて社長も喜ぶと思います」


探すに探し回ったオリマーが見つけたのは屋台で売っていたペットボドルの飲料

屋台だから売っている訳ではないがスマブラにはないため普段店に行かないオリ

マーからすると珍しい物のようだがカービィは疑うような目でそんな姿を見ていた


「いったいどうやってこんなものを作っているのでしょうか?」

「オリマー変なの。普通そんなこと考えないよ」

「そうですか?ですがこういうのがワタシの探していたものなので・・・」


中に入っているのは一般的な水だが透明な容器と蓋によってこぼれない為持ち運び

には便利だろう。しかし宇宙は重力の関係もあるため宇宙で通用するのかは謎である


「まあ、オリマーがそれでいいって言うならそれでいいけどさあ?」


時刻は6時を回りこの地域では既に日は沈み始めていた。空が暗くなると屋台に明かり

が灯り暗い中でもこの場だけは無数の光によって明るく輝いていた。親子と共に来たで

あろう子供達が走り、オリマーを始めとした一同はステージへと足を運んでいた


「クレイジーが『これだけは見て行け!』って言ってたけどなんだろう?」

「さあ・・・」


がいがいと人が集まる中オリマー達は何のことなのかさっぱり想像がつかなかった


「だってさ、ステージに出るファイターたちの出し物って全部終わったでしょ?」

「いんや?ミュウツーとルカリオがなにやら忙しそうにしてたぞ?」

「忙しそうって?」

「ありゃ確か・・・ヴァイオリンか?・・・チェロ?俺楽器全く知らねえからよく分かんねえけど
 そんな感じの楽器持ってたぞ?時期的にてっきりここで披露する何かかと思ってたんだが」


また違う場所、人の多さ故に一同が合流すると言う事は難易ではないが続々と

ファイターたちが集まっていた。また店番をしていたファイターたちも集まっていた


「そういえばドンキー珍しいね。ディディーと一緒にいないなんて」

「あぁ、2時間くらい前にちょっと用事があるとかでどっかいったぞ」

「ふーん?」


その頃楽屋では、衣装に身を包んだクッパ達がそわそわと出番を待ち望んでいた


「あわわわ、緊張してきましたよー」

「なんか・・・乱闘とは違う緊張があるよね」


胸にリボンをつけていたヨッシーとディディーがそう告げる。客席は順調に埋まって

いると報告を受け、マスターハンドからファイターたちも向かったとの話を聞いていた


「皆どんな反応するかなー?」

「私たちより、ガノンさんに驚きそうですよね」

「フン」


そう言って向けた視線の先には黒っぽい衣装に変わりはないのだが普段着ている

ごついものではなくまさしく演奏者と呼べる衣装を身につけ胸にはリボンがついている


「ワガハイ達の演奏の後には花火が上がるそうだ」

「ほう」

「これは壮大な演奏会になりそうだな」



クッパに続いて初の楽器演奏経験となるミュウツー、ルカリオもいつもとは違う風貌だ



「練習したし大丈夫だよね!」

「大丈夫大丈夫」



こうして移動を開始し間もなく出番はやってくる。心臓が音を立てる中照明が上がり光

が灯されると観客の前に一同の姿が映され同時にトゥーンリンクがタクトを振り始めた

タクトの刻む拍子に合わせて空間中に音が鳴り響き観客は盛り上がりの声を見せた


「・・・・・・」

「ねえ、なんでガノンドロフがいるの」


そんな中ファイターたちは想像を遥か斜め上に行く人物の存在に言葉を失っている


「え、ちょっとまってあれ・・・ガノンドロフがピアノ弾いてるの?」

「え?ガノンドロフってピアノ弾けるの?」

「弾いてるってことは弾けるんじゃない。わざわざ弾けない人参加させないでしょ」


狂いもなく重なり合う音にこれまでの苦労を感じさせないような完成度の高さ


「す、すごい・・・皆すごいけどガノンドロフ・・・」

「そう言えばリンクが言ってたなあ。乗り込んだ時ピアノ弾いてったって」


一通りの演奏を終えると観客の拍手によって会場は包まれる。そして台からトゥーンリン

クが降りると入れ替わるようにクッパが入場し台に立つ。これもまた第二の驚きだったり


「お、おい・・・まさかクッパが指揮をするのか?」

「マリオ、あいつ指揮できるのか?」

「・・・わからん」


トゥーンリンクに打って変わり何倍もの図体は手を上げると拍子を刻み始める。そして大

きく振りあげた瞬間2曲目の音楽は始まった。途中でテンポが変わり目まぐるしい曲だ

ファイターが圧巻されること数分、音楽が終わると背後から巨大な花火が打ちあがった



「おつかれー!」

「皆!」


演奏を終えディディー達はファイターの姿を見つけるとそこには大勢のファイターがいた


「皆頑張ったのにおいしいとこ持っていきやがって!」

「すごかったよ!」


囲まれ口々に言うファイターに対しヨッシー達は喜びの笑みを、クッパは当然だと

言わんばかりにふんぞり返りガノンドロフはそっぽを向いたまま聞き流していた


「ほらお前ら、すぐ行かねえとパレード始まっちまうぞ」

「あ、そうだ!皆急いで!」

「わー!僕わくわくするなー!」


演奏が終わって間もなく、ファイター達が駆け寄ると通り道付近にはすでに大勢の人が


「あ、花火だ!」

「おおおおすげー!」



「・・・音楽が聞こえる」

「え?」

「・・・聞こえないなあ・・・」


あっちの方からとピカチュウが指を指した数分後、ファイターたちの耳にも音は微かに聞

こえ次第に大きくなって行く。そして何十人、何百人と列を組んだ人が管楽器を吹きなが

ら行進する姿が見える。時間の経過につれ列はファイターたちのいる前を通過していく


「あ、見えた!」

「わーキラキラ光ってる!」

「すごい大きいな」

「あ、あそこに人が乗ってるよ」


暗い夜にも関わらず無数の光と装飾によって煌びやかな空間が作り出され初めて見るファ

イターたちもこれまで似たようなものを見た事があるファイターたちも目を離せずにいた。負け

ず、それ以上に壮大な演奏と踊りと共に装飾が通りパレードは終わりを遂げたのだった



==========================================

次回

ついに第1回大乱闘が始まろうとしていた。オープニングを終え初戦のメンバーマリオ

スネーク、ソニック、リンクはモニター室へと移動する。無事1日目を終えマスターハンド

を含めた3人は今後の計画を立て始める。そんな中ふとした疑問が浮かぶのだった・・・


次回 第15話、「ふとした疑問」


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