INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第11話、乱闘じゃない乱闘

ポケモントレーナーが尊敬している人物彩花。マスターハンドはポケモントレーナーの

言葉によりポケモンリーグホウエン大会で優勝した事を知る。ある日フォックスとファル

コは乱闘をしようとモニター室に向かうがそれがある出来ごとの始まりだった・・・
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それはある日のこと、乱闘するためにファルコとフォックスはモニター室に来たのだが

そこである人物を見つけた。珍しくもないのだがフォックス達が見るのは久しぶりである



「彩花は戦えないんだよなあ・・・・」


フォックスは一通り少女の身なりを見るとそう呟いた。ポケモントレーナーがいる限り

ポケモンを使えば戦えない事はないがそれでは意味がないという言葉に納得する



「実は戦えたりしないのか?」

「無理無理」



本人は即答するがマスターハンドが認めポケモントレーナーが尊敬する人物として

ただの人間とは思えなかった。それを思っているのはフォックス以上にファルコだった



「というわけでやることになったぜ!!」

「まじでやるのか?」


リビングにいたマリオたちはこの事を聞き驚いた。その内容はなんとファルコと彩花

が1対1で乱闘するのだという。それを聞きつけたピーチたちがメンバーに言いふら

しているのだ。その効果もあってかモニター室には次々と人が集まってくる


「嘘やん・・・ピーチ何してくれるの」

「こんな面白そうなこと見ないわけにはいかないじゃない!」

「私戦えないしすぐ終わると思うけど・・・」




痛みもなく怪我もしないという意味でしぶしぶ乱闘をすることになったのだ



「ストック制で1!アイテムは・・・まあアリにしてやろう」

「随分と上から目線だな」


2人はルイージの送信ボタンを押すと直後に移動した。ステージは『神殿』である


「あ」



カウントが始まると共にフォックスが一言だけ声を発した。それに対して

メタナイトが尋ねる。フォックスの表情はどこか穏やかではなかった


「どうした?」

「ランドマスター使うなって言うの忘れた・・・あいつこういうの相手が誰だろうと容赦しないからな・・・」

「「・・・・・・・・・・・・・」」



フォックスの言葉に一同は静かになるとぽつぽつと言葉が聞こえてきた


「・・・使うだろ」

「まああいつは最初から面倒くさそうにしてたから適当に負けるんじゃね?」



ファルコはダメージ0のまま1分が経過した時空中にスマッシュボールが現れた



「スマッシュボールはいただいた!」

「あ」

「やっぱりやりやがった・・・・」



モニター越しにファイター達は「あぁ・・・」と目を塞いだ。そんなことも知らないファルコ

は勝ちを確信したかのように笑みを浮かべるとスマッシュボールを手にするとすぐに



「こんなもんより俺は宇宙がいいぜ!」



叫び声と共にファルコが空に飛んでいくと直後ランドマスターに乗って地面へと降りてきた


「あーあ・・・・・・・」




誰もが、負けると思っていた。しかし彩花のいる場所は丁度建物の下でランドマスターは

引っ掛かり上手く攻撃が当たらず追いかける、だが、そのまま落下し場外にいってしまった



「ええっ!?」


誰しもの予想が外れファルコは敗北した。乱闘を終えた2人が戻ってくる


「なぜおちた」

「引っかかって落ちちまった」

「だっせえ」

「あぁ!?」


ファルコはウルフの一言でお互い睨み合うのだがそんな中子供リンク達が駆け寄った


「すごいね!」

「ゲームでよくやるんだけどやっぱ操作性も似てるのかな。上手くいってよかった」


乱闘の様子を見ていると最後の切り札『ランドマスター』は威力は桁違いなのだが

大きさの関係上小回りが効かず狭いところには入りにくい。そしてスピードもそこまで

速くないため障害物が多いステージでは不向きだろう。その習性を利用したのだ



「ま、戦えないとはいえお前ら以上にこいつはお前らの戦闘法を熟知してるからな」

「クレイジー?!」

「いやー面白いもん見せてもらったぜ」



「う~また負けた・・・・」

「ルイージよ、兄に勝つなどまだ早いわ」



その中の1人ルイージは他の3人に比べ一層暗い表情をしていた。初代から乱闘率の

低さにマリオに言われDXでもクレイジーハンドやマリオに言われていたルイージだった

があの事件の事もありXからは乱闘に比較的積極的に参加するようになったのだ


「サムスならとにかく・・・兄さんに勝てないなんて」

「おい俺様を忘れるな~!」



廊下を歩きながらルイージは考えていた。以前兄であるマリオも同じ悩みを抱えていた

のだがマスターハンドの助言により研究を怠らず結果現在ではそこそこの勝率である



「う~んどうしよ・・・・・このままずっと勝てないのは嫌だ・・・・・」


もう一度マスターハンドにアドバイスを聞きに行くべきかそんなことを考えていると

ポケモントレーナーとルカリオがやってきた。ファイター達は『ポケモントレーナー』

という名前が長いため『ポケトレ』や『トレーナー』と略されて呼ばれていた


「ルイージさん?」


新メンバーでありポケモンを指示して戦うと言う斬新な乱闘を繰り広げるポケモン

トレーナー。ルイージがなかなか勝てない事を話すとある人物の名が出てきた



「彩花さんに聞いたらどうでしょう?隙とか攻撃のタイミングとか教えてもらえるかも」

「た、確かに・・・・」

「確かに難しいですよね。僕もなかなか勝てないし。相性がないだけいいんだろうけど・・・」


一緒に探してくれるといい2人は彩花を探しだした。大抵リビングにいるかモニター室に

いるか外でリンク達の手合わせを見ているかのどれかだ。一番最初にリビングに向かうと


「ご飯が欲しいんだ。パンはもう飽きた」

「日本人は米が主食だからな・・・ここにも文化の差が」


彩花とスネークの話し声が聞こえ食べ物の話をしているようだがカービィとデデデが口を開く



「確かにここのご飯ってパンばっかりだよねー!」

「ワシはどっちでもいいぞい。だがパン率が多い気がするぞい・・・ん?」


デデデが2人の姿に気づくとつられるように言葉は止まり視線が集中する。探して

いた人物が丁度いた事もありルイージは当初の目的だった勝てない事を話した


「ワシもなかなか勝てないぞい!話に聞いていた通りフォックスやサムスは強いぞいな!」

「俺としてはどうしてもあのハリネズミが気に入らん」

「それ他の星から来た者同士だからじゃないの?」


彩花は向き直ると考えるように唸ると再び口を開いた


「そうだねー・・・アイテムに頼るってのもありだけど今後行われるであろう大乱闘では
 アイテムなしも時々やる予定だし・・・地形を有効活用したり・・・サムス達は射程範
 囲とかは広いけど曲がるわけじゃないしそう言う意味ではピットの弓の方が厄介かも」

「確かに、直線と分かっていれば空中に逃げることができるぞい」

「アイテムなしって言ってもスマッシュボールはあるだろうからルイージの最後の切り札は
 結構強いと思うんだけどなあ。ホームランバットとかあれば簡単に吹っ飛ばせるだろうし」


あの時のマスターハンドと同じくメンバーの戦法を研究することが必要という

そしてシールドや緊急回避を乱用せずに見極め使う事も重要だと話す


「タイミング?」

「ほら、シールドってずっと使うとクラッシュしちゃうじゃん?でも一瞬だけならそこまで減らないから」




ルイージは彩花から受けたアドバイスを元に再び乱闘に参加した。言われた事を頼

りに挑んだ。その戦いでも1位を取ることは出来なかったが何かを掴んだ気がした


「ただでさえ強いのにあの切り札はもはや兵器だな」

「だから切り札なんじゃないか」



マリオとルイージはサムスの最後の切り札『ゼロレーザー』について呟いた。最後の

切り札により戦況が変わることも多く一層乱闘は勝敗が分からないものとなっていた



「切り札と言えばファルコン。あれ完全にひき逃げじゃねえか」

「あのレールどっから現れるんだろうね。あれもプログラムかな?」

「私が今まで乱闘した中ではアイクが厄介だと思うけれど」



次々と強いメンバーの名が新メンバーの中にも当然強い人物たちはいるわけでフォッ

クス達の仲間ではないが同じ系統のウルフ、人間のアイクが新メンバーの中では強い

と言えるだろう。とはいえ他のメンバーが弱いわけでもなく選ばれるだけの理由はある



「ピカチュウとソニックの切り札って似てるよね」

「あぁ。空飛ぶし光ってるし・・・・ソニックの方が速いけどな」

「ワガハイはオリマーとやらの切り札が気になるのだが・・・」

「あぁ・・・あれ地味に吹っ飛ぶよね。ドルフィン号も壊れてるけど」



最後の切り札は一部を覗き誰しもが強力な技を持っており中には当たると確実に場外

へと飛ばされるものもある。スマッシュボールを取るかによって勝敗が分かれることも珍

しくはなく最後の切り札をいかに発動させるかが勝敗の要とも言っても過言ではない



「・・・マスターハンドとかもあるのかな」

「神達の最後の切り札って・・・想像するだけおそろしいな」

「何言ってんのさ、そもそも最後の切り札は大乱闘見たいな時状況を切り替えてもり
 あげる為にあるわけで、あの人達は大乱闘に参加する事はないんだからないでしょ」



「・・・なんだか・・・思ってたのと違う」

「え?」


ポケモントレーナーが去った後、ふと呟いたルイージの言葉に数人は反応した


「いや、DXの最初の彩花怖かったからさ」

「そうなのか?」

「デデデは知らないと思うけどさ、そりゃもうウルフみたいな感じで」


今となっては想像もつかないだろうが今でさえ決して人当たりがいいとは言えない

デデデ達新ファイターにはなかなか想像できないだろうがルイージは震える手で言う


「もう本当にね・・・『近づく奴は殺す』みたいな感じで」

「ぞい!?」

「いや、流石にそこまでは・・・あったかもしれない」

「あったの!?」


驚いたように表情を一変させ叫んだルイージだったが一方の彩花は苦笑いしながら


「確かに、『近づくな話しかけるなー』とは思ってたかも」

「ええっ!?なんで!?」

「いやそりゃ・・・元々話すのが苦手だし人と関わるの苦手だし。挙句の果てに有名
 人っていうか自分より一回りも年上だよ?色々気遣いとかめんどくさそうとか思って」

「とにかく、すっごく怖かったんだよ!」





「あーまあでも・・・それはこっちのセリフだし」

「え?」

「いや・・・私はさ、ゲームの中だけだけどマリオ達のことは知ってた。だからマスター
 ハンドに呼ばれた時も好きだから簡単に仲良くなれるだろうって思ってたんだよね」


けど、ここにいる人達は話すし感情がある。元々誰かと仲良くなる事が苦手だと

いう事もありそれを思い知らされた瞬間仲良くなろうなどという考えは捨て去った


「まあルイージはまだ話しやすいほうだけど・・・フォックスとかどうしろって感じ」

「なんで?普通でいいと思うけど・・・」

「その普通が出来ないから問題なんだよ」


疑問に思うルイージだが元々気弱と言う性格と穏やかそうな見た目もあってか比

較的話しかけやすい分類に入る。その他ははっきりとした理由は分からないものの



「ファルコンとかサムスとか・・・元々の顔も分かんないし人間かどうかすらもわかんなかっ
 たしもし機嫌を損ねて殺されたらどうしようとかね。皆自分よりは遥かに強いわけだから」



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次回

全員が初めて会うきっかけとなった事件『亜空事件』。そんな中でもマリオはあの戦え

ない人物が無事だったことが不思議だった。5人は彩花が操られないことも疑問の一

つだった。そんな中とある発言によりピーチは一つ間違いではないかと気づき・・・


次回 第12話、「操られなかった理由」


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