INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第7話、最後の切り札

マスターハンドにより新メンバーにスマブラについて、乱闘についての説明を受けてい

る間マリオ達もまたクレイジーハンドによって説明を受けているのだった。新しくなった

ステージにわくわくしていたメンバー達だったがそれ以上の驚きが待ち受けていた
___________________________________


「ライラットクルーズ。フォックス達のステージだな」

「・・・・え?終わり?」

「こんだけあると説明がめんどくさくてな」


クレイジーの性格が表れていると言うのか、次々と画面が切り替わると見た事のない

風景と共に説明は行われるがステージ名に加えどれも一言だったりとすぐに進んでく



「適当すぎるよ~!」

「お前らこの説明がどんだけめんどくさいかわかるのか!」

「彩花~クレイジーの変わりに説明してよー」


カービィはパソコンを操作していた彩花の名を出し一同が一斉に後ろを向く。少女は

パソコンを操作していた手を止め「え」と呟くがクレイジーハンドを見てため息をついた


「まあ・・・基本ステージは移動式、固定式の2種類だしねえ・・・今回種類も多
 いしめんどくさいとは思うよ。まあ、相手が相手だからってのもあるだろうけど」


そういい画面を見るとメンバー達に向かって説明を始めた


「オルディン大橋。リンク達のステージだけど一定時間が経つと爆弾が転がってきて
 橋が壊れたりモリブリンだったかそんなような名前のモンスターが現れたりするね」

キーボードを押すと画面は一変しのどかな村のような場所が映された


「すま村。えーと・・・ニンテンドーにある動物と人間が住む村をモチーフにして作ったステ
 ージかな。誰のステージってわけじゃないけど(ある意味)有名だからステージ化した
 みたいだよ。特に大きな仕掛けはなかった気がする。あ、後ろにいるのは住民とかだよ」

「ニンテンドーにはこんな世界もあるのか」


数ステージの説明の後マリオはマリオサーキットに気がついた


「ついにマリオカートがステージ化!?」

「あぁ。マスターが面白そうだと言ってな。プログラムで作ってある出場者が障害物と
 なりコース上を走って来るんだが・・・当たるとダメージを受ける仕組みになっている」

「よく考えてあるなあ・・・」


再び一変し画面は怪しげな雰囲気に包まれた


「ノルフェアだな。サムスのステージで一定時間が経つとマグマの波が来るのだが・・・
 どこかに現れるカプセルに入れば防ぐことができる。が時間が経つと閉まるから押し出し
 あったりしてあえてマグマを受けさせるって言うのも手の1つかもな。逆もありえるがな」

「また危険なステージだな・・・・サムスのステージって本当危険なのばっかり」

「平坦なステージばかりでも面白くないだろう?あえて危険なところをステージにしてるんだ」


次に映された場所もサムスのステージとなる『フリゲートオルフェオン』先程のような危

険な仕掛けはないが上下が入れ替わったりとまったく仕掛けがないわけではなかった


「ここは・・・俺のステージ!」


ファルコンの叫び声にクレイジーハンドは説明した

「そうだ。『ポートタウン エアロダイブ』。ある意味では空中ステージになるな」





「今回新要素があるんだ」

「ほう?」


パソコンを操作し画面にあるカプセルのようなものが映された


「新アイテムの1つ『アシストフィギュア』。開けるとファイター達とは違う奴が現れて攻撃した
 り変化を与えたりアシストしてくれるアイテムだ。現れる人物たちはニンテンドーの英雄達
 だったり有名人だったり、ファイター達の顔なじみもいるかもな。1人セガの奴がいるがな」

「そういえば・・・ナックルジョーがそんなこと言ってたような・・・」


クレイジーハンドは声のボリュームを上げるとファイター達に向かって叫んだ


「そして!今回最大とも言える新要素『最後の切り札!』」

「最後の・・・切り札?」


画面に映った者に対して説明を始めたのは彩花だった


「新アイテムの1つ『スマッシュボール』。これを取ると最後の切り札・・・強力な技が使えるように
 なる。この技は1人1つ用意されていて・・・まあ、言ってしまえば力が解放されるって感じかな」

「・・・・?どういうことだ?」

「言っちゃえばガノンドロフやクッパは真の力が解放できるしリンクはトライフォースの力
 が解放されるしフォックスやファルコはランドマスターが使えるようになるしそんな感じ?」

「ええっ!?そんなの勝てないんじゃ!?」


真っ先に声を上げたルイージだったが誰もがそう思っただろう


「とはいっても完全に全能力解放ってわけじゃないしある程度の制御はしてあるよ」

「む、そうなのか?それは残念だ」

「あぁ。それを使えばマリオを踏みつぶせると思ったのだが」

「クッパにガノンドロフ、一応言うとコレ乱闘だぞ?お前らの力がいくら解放されようと
 マリオもリンクも死なねえからな?大体力の制御ってのは死なねえようにっていう
 より乱闘のステージに負荷がかかってぶっ壊れねえようにって言う配慮だからな?」


クレイジーハンドが一喝すると2人は言葉を止めるがすぐさま別の声がはいる


「それとDXメンバー・・・ピチュー、ミュウツー、Drマリオ、子供リンク、赤い人はち
 ょっとした事情で最後の切り札がないけど文句はマスターハンドに言うと良いよ」

「それって・・・」


ぽつりと呟くが彩花の耳には届かない


「あ、一応言っとくけど君達は一応先輩なんだからね?X組も戦い慣れてる人
 がほとんどだし問題ないとは思うけど・・・慣れないうちは色々と教えるように」

「よしお前ら、説明はこれで終わりだ!乱闘場も早速使って構わねえぞ」

「よっしゃ!」


数人が駆け出す中真っ先にコリンとピチューは彩花の元へと駆け寄る


「彩花姉ちゃん」

「彩花!」

「どうした?」


駆け寄ってきた2人と少し離れた場から様子を見ている3人でクレイジーハンドはあ

の話だと察しがつくが一方の彩花は突然呼びとめられた事に「?」を浮かべていた


「僕達、最初は今回呼ばれるはずじゃなかったって・・・」

「!?」


ピチューの言葉に表情を一片させると勢いよくクレイジーハンドの方を向いた


「はっ!?なんでそのことを・・・クレイジー!?」

「いや、それはだな!?」

「僕達、本当はここにいちゃいけない気がしたんだ」


更なる言葉に再び2人の方へと振り向いた。表情を一変させるがそれは驚きの表情だ


「だって僕達・・・あの時操られて・・・」

「あの時・・・って亜空の?」

「そう!僕達ファイターなのに・・・世界を救うために戦ってたはずなのに・・・」


10歳ちょっとの少年の口から出た言葉とは思えないほど言葉に重みがのしかかって

いた。そんな沈んだ表情の子供リンクを数秒間見つめるとため息をつき口を開いた


「・・・勇者なら、くよくよしてる場合じゃないよ」

「・・・え?」


顔を上げると少し怒ったように頬を膨らませた少女は言葉を発する


「前に言ったよね?リンクみたいに強くなるって」

「え、それは・・・」

「ずっと過去を見てちゃ強くはなれないよ。あれを避けるなんて事前に操られるって事
 が分かってでもいない限り無理だよ。重要なのは、同じ事を繰り返さない事だと思う」

「!」



「何、リンクだってコキリのヒスイにゴロンのルビー、ゾーラのサファイアを集めたんだか
 ら決して弱い訳じゃないんだって。私に比べたらものすごく強いし勇気があると思う」

「彩花姉ちゃん・・・うん。僕・・・頑張るよ!」


力む子供リンクを見てため息をつくが直後ハッとしたように子供リンクは告げる


「あ!って違う!僕、彩花姉ちゃんにお礼を言いに来たんだ!」

「え?」

「僕達がここに呼ばれたのは姉ちゃんのおかげだってマスターが言ってた!」

「そうだ!彩花、ありがとう!」


2人が笑みを浮かべながらお礼を告げるとふと笑みを浮かべ口を開く


「そりゃ当然よ。ピチューも子供リンクも未来のエースだからね」

「未来のエース?」

「そのうちファイター最強になるのを楽しみにしてるよって話」



「ファイター最強・・・ってええ!?」

「2人やネス、アイスクライマーだってまだまだ強くなれるんだから」


マリオ、ルイージがリビングに入るとネスとリュカ、子供リンクとトゥーンリンクがテレビを

見て何かをしていた。その周りにはピカチュウ、ピチュー、アイスクライマー、トゥーンリン

クと子供達が集まっており画面に映された映像を真剣に見ておりなんとも珍しい光景だ



「集まって何見てんだ・・・?」


全員が集中しているテレビの画面を見ると、そこには乱闘場と同じような画面となって

いた新ステージの1つポケモンスタジアム2でネス、リュカ、リンク、トゥーンリンクが乱

闘のような事をしていた。その手に握られているのはリモコンのような形の何か



「乱闘・・・?乱闘場の様子が映されてるのか?」

「え?でもネスとかここにいるじゃん・・・・」


リビングにやってきたマスターハンドがそれに気づくと少女に向かって呟いた


「結局持ってきたのか」

「やっぱゲームないとつまんないし。大体ゲーム無しで過ごせって方が無理だっての」


画面を見たまま受け答えする彩花と話を続けるマスターハンドだったがマリオ達か

らすればおそらく画面に映っているものの話だろうが何の話かさっぱりわからない


「これはどういうことだ・・・?」



画面と目の前にいる同一人物の姿に困惑しているとそんなマリオに気づき告げた


「あぁ。これは『スマブラX』っていうゲームだ」

「ゲーム?」


良く見ると画面上のファイターたちは4人の持っているコントローラーのボタンが

押されたり動かされると同時に動いている。その度にガチャガチャと音が鳴る


「私たちがしている大乱闘・・・実はある場ではゲームとして出ているのだ」

「ゲーム・・・?大乱闘がか?」

「そう。で今ネス達がしてるのがそのゲーム『スマブラ』」


隣から淡々とした少女の声が聞こえると画面に向き直る。ステージ、ファイターとも

にこのスマブラにいる一同と一致しておりアイテムさえも何度も見た事のあるものば

かり、これまで一致しているのは驚きと同時にどこか不気味さも感じられなくもない


「わかったようなわからないような・・・」

「まあ、驚くのも無理はないだろう。画面にいるはずの自分がいればな」

「何?・・・あ、あそこにいるのは俺!?」



乱闘が終わりキャラクター選択画面に戻ってくるとマリオは真っ先に自分の姿を見つける


「ゲームというもの自体は知ってるだろう?」

「まあ・・・僕たちもキノコ王国じゃゲームやるし・・・」

「君達が想像しているものとは違うだろう。お題に沿った対決を現実でやるのではなく・・・
 これで言うゲームと言うのは機械を通して画面に映し、それを見ながらやるというものだ」

「まあ、やってみたらわかるよ」


ネス達と交代し両手でコントローラーを持つと4人から一通りの操作方法を教わり

それぞれがキャラクターを選択すると現実と同じようにカウントと共に乱闘は始まる


「??」


マリオは操作を確かめるようにスティックを倒すと画面上に表れていたマリオが動き出す


「動いた!」

「・・・ちょっと待ってよ。君達まさかゲーム知らない?」


横から聞こえてきた棘のある声だがマリオの耳には入らず代わりにルイージが答えた


「えーと・・・下にある物を取って落とすゲームならこんな感じでやった事はあるんだけど」

「それゲーセンのやつだよ多分」

「ゲーセン??」


次々と発される言葉の意味が分からず戸惑うが直後マリオの叫び声が聞こえた


「うおおおおお!」

「何!?」


画面を見るとマリオが上空に板に乗って浮かんでいた。それはまるで場外に出た後のように



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次回

新メンバー共に乱闘についての説明を終え翌日より乱闘場はいつの時も誰かに

よって使われていた。そして次の日、マリオ達がリビングに入るとテレビの画面に

は乱闘をしている自分達が映っていた。そんな中ロボットにある事実が伝えられる


次回 第8話、「再生エイン島」


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