INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第6話、新機能

マリオ、ルイージ、そしてスマブラ制作を手伝った彩花がやってきてついに新スマ

ブラの全メンバーが集まるのだった。次の日、マスターハンドとクレイジーハンドは

二手に分かれてそれぞれスマブラのメンバー達に説明をすることを決めたのだった
__________________________________
「私達はここにいるべきではないような気がするのだが・・・・」


Drマリオを始めここへ来る事を楽しみにしていた子供リンクやピチューもあの時の事を

未だに悔んでいるのかどこか表情が晴れない様子だった。それは他の2人も同じだった


「・・・いろいろな事情があって本当は呼ぶつもりはなかったんだがな」

「!ではなぜ・・・?」

「誤解をしないでくれ。事情と言うのはあの事ではない。もっと別の理由だ」

「別の理由?なんだそれは」


ミュウツーが尋ねるがマスターハンドが答える事はない。その無回答が不安を際立たせる


「この件に関しては君たちにはなんの原因もない。それだけ言っておこう」

「なんだそれは・・・?」

「一体どういう事だ・・・?」

「世界観の違う君たちに説明するとなると難しいものでな。機会が会った時に話そう」


言いくるめられて誰もが声を発せなくなっていた時、赤髪の青年が口を開く


「・・・僕たちのした事は決して許されることじゃない」

「・・・・・・」

「例え皆が許してくれても、マスター達が許してくれても・・・僕自身が許せないんだ」

「ロイ・・・」



「だから教えてほしい。どうして僕たちを呼んだの?」



真意に満ちた瞳は揺らぐことなく、マスターハンドの中の何かが反応する。数秒間の

沈黙の後マスターハンドの口から聞かされたのは意外友呼べるあるエピソードだった


「元々呼ぶつもりがなかったのなら・・・」

「・・・止められたのだ。彩花にな」

「えっ?」


思わぬ人物の名が出た事に一同は驚くがマスターハンドは変わらぬ口調で話す


「君たちも知っているだろう?あの時同様・・・いや、それ以上に今回のスマブ
 ラは私とクレイジーハンド・・・そして彩花で計画され作られたようなものだ」

「・・・・・・」

「そこでこの事を話したら彼女はそんなのは認めないと却下したのだ」


ここにいる彼らとは違い、彼女は彼らを外す理由も知っている。意思ひとつで変えるべき

ものではない事を理解しながらゲームと現実とでは違うものがあると彼女は声を荒げた


「彩花とて理由が理由なだけに簡単に決められるものではない」

「ということは・・・奴は知っているのか。その理由とやらを」


マスターハンドは質問に対し静かに頷く。あの時怒りを見せた彼女は確かに

言った。『ゲームとは違いこの世界に存在するあの人達には感情がある』・・・と


「そこで考えた末・・・再び呼ぶ事を決めたのだ」

「・・・・・・」

「とにかく、あの事は気にせず楽しんでいってくれ」

「俺らも結局はタブーに手も足もでなかったしな。それこを神失格だぜ」



2人の神がいなくなった後、5人は廊下を歩きながら呟いた


「後でお礼いわないとね」

「でも少し気になるな。呼ぶのをやめようとした理由ってなんだろう?」

「あの言い方だとマスターハンドの意思ではなかったような気がするが?」




リビングにいたマリオ達の耳に聞き慣れたマスターハンドの声が聞こえた

しかし周りにその本人の姿はない


『これから各ファイターに新スマブラについての説明を行う。新Xファイターはリビング
 へDXメンバー達は会議室に集まるように。繰り返す。これから各ファイターに・・・』


「おっ?」

「やっぱいろいろ新しくなったのかな?」


待ちわびたやっとの事にマリオ達は心を躍らせながらリビングから出て行った

そして彼らと入れ替えで約十分後、リビングには新メンバー達が集まるのだった



「む・・・そうか。カービィは会議室の方に行ったのか」

「メタナイトは何か聞いているぞい?スマブラについて」

「いえ・・・・」


名と少しの情報だけ聞いていた者もいたが実際にはここがなんなのか知る者は少なかった


「私はミュウツーから聞いたことがあるが・・・」


マスターハンドがやってくると新メンバーへの説明はマスターハンドが行う事を告げる

全員が集まっている事を確認すると今まで何回も話したこの組織の意図と目的を説明した


「なるほど。確かに合理的だ」

「確かに僕達が見たことない戦い方する人ばっかりだったしね」


マスターハンドはモニターに映しながら『乱闘』についての説明を行っていく。DX

は新ルール『コイン制バトル』が追加されたが今回特に大きな追加ルールはない


「基本は4人で戦うのだが2対2、1対1など用途に合わせた乱闘ができるようになっ
 ている。そしていつになるかわからんが皆が乱闘のシステムに慣れてきた頃観客
 を招いての公開乱闘を計画している。今回からこの事を『大乱闘』と呼ぶことにした」

「それはまた面白そうなシステムだな!このワリオ様が全て勝利してやるわ!」

「無理だと思うぞ」

「なにっ!?」


即否定したマスターハンドは過去の乱闘の成績、公開乱闘の成績を伝えた


「初代スマブラの乱闘はサムスが断トツの勝利率。2位がフォックスとなっている。それは
 DXでも変わらずだ。公開乱闘でもサムスが出た時は必ずと言っていいほど勝っている」

「・・・・あいつそんなすごい奴だったのかよ」


その後マスターハンドはアイテムについての説明、DXの頃からあったステージの一部神

殿、ヨースター島、惑星コーネリア、オネット、ブリンスタ、レインボークルーズの説明をする

この時点で新メンバー達は常識では想像つかない仕掛けに驚きの表情を浮かべていた



「想像以上に異常なステージだな。シンプルなステージはないのか」

「ある。戦場に終点。この2つのステージは障害物がなくシンプルな作りとなっている」



そしてついにマスターハンドは新ステージの説明を始めようとしていた

ドルピックタウンを始め次々と新しいステージの説明がされていく


「すま村。ニンテンドーにあるある村をモチーフに作ってある」

「天空界。ピットのいる世界だな」

「・・・・・本当に天使なのか?コスプレイヤーじゃないのか?」

「僕は正真正銘天使です!・・・飛べませんけど」


新メンバーの一人でありマリオシリーズの中で唯一の新メンバーとなるワリオ

のステージ『メイド イン ワリオ』は乱闘中お題が出されそのお題をクリアすると

何らかの形で強くなれたり逆に失敗すると弱くなったりする仕掛けと説明する


「そして戦艦ハルバード。・・・とはいってもこれも移動式で全てハルバードで戦うわけではな
 いがな。ある所では主砲による攻撃があるがそれに当たると吹っ飛ぶから注意するように」

「む・・・これはどこか見覚えがあるな」



スクリーンに映されているのは暗い色で統一された背景で通路のようなものがあった


「シャドーモセス島。その通り。スネークに馴染みのある場所だな」

「そこまでいい思い出はないけどな」

「足場は床と通路の2つになる。が通路は攻撃を加えることにより崩れる様になってい
 る。通路がある限り床にいれば上による吹っ飛びの場外がないことも特徴の一つだな」


マスターハンドが操作をすると画面は切り替わり自然豊かなステージが現れた


「オリマーのステージとある星。時々雨が降ったりするが流されないように注意して
 くれ。時々現れるチャッピーという生物に近付くのは危険だから近づかないように」

「近づくとどうなるんだ?」

「・・・一瞬で食べられます」

「本物ではなくプログラムによって作られているから実際に命を落とすことはないが・・・食
 べられたら場外確定だ。相手を落としたりふっ飛ばしたりで狙うのもありかもしれないな」

「そしてニューポークシティ。リュカのをモチーフに作ってあるステージだ。ここに出現する
 キマイラと言う生物もチャッピー同様危険な生物だ。即場外になるから注意することだ」


次々と説明が行われていく中マスターハンドは最後のステージを映し出した

そこは至って普通の道のようだが奥には円を描いた同じく道らしきものがある


「グリーンヒルゾーンじゃねえか!」

「ソニックのステージ?」

「そうだ。グリーンヒルゾーンはソニックの故郷セガにある土地の一部だ。地面
 が崩れるようになっており落下による場外率が上がる仕掛けになっている」


マスターハンドはこれでステージの説明を終えると伝えると移動するように伝えた


「なんにせよ、乱闘もステージも実際にやってみた方が分かるだろう。これから
 詳しい説明も兼ねて乱闘場へと移動しようじゃないか。皆私についてくるのだ」


マスターハンドに言われるままファイター達は立ち上がると宙に浮いたまま移動する

マスターハンドの後をついていった。廊下を歩きひとまわり大きな扉を抜けるとあの頃

よりも一回り広くなったモニター室へと新メンバー達とマスターハンドはやってきた



「うわあ、すごい!」


ポケモントレーナーとリュカは見慣れない機械に目を輝かせた


「ここが乱闘場・・・ステージに移動するための部屋『モニター室』だ。そこの台座から
 乱闘場へは移動できるようになっている。ボタンでルールや設定を調整し転送
 ボタンを押すことによって転送できる。詳しい事はルイージにでも聞くと良いだろう」


マリオ達の時はほとんどルイージがリモコンを操作していたが本人達で決め転送

することも可能だ。よって4人しかその場にいなくても乱闘を始めることができる

その頃、かつてのメンバー達もまた2人によって説明を受けているのだった



「よっしゃお前ら!今から説明するからよく聞けよ!!」

「相変わらずクレイジーは元気だなあ」


ネスが呆れ顔で言うとそれにつられ他のメンバー達も笑いだした

それは相変わらずという意味と懐かしいという意味を持って笑っていた



「ルールに特に大きな変更はないが、ステージ、アイテムなど色々変わっている!」

「おー!」

「ステージは全部で39!10が旧ステージで残り29が新ステージとなる!」

「お~!」


「うおおおおおお!早くやりてええ!」

「ファルコンさんも相変わらずですね・・・」


新メンバーとは違う新たな部屋『会議室』に集まったメンバーたちだがクレイジー

ハンドがボタンを押すと何かの音と共に正面中央に大きなモニターが下りてきた



「じゃあ早速ステージの説明といくか!アイテムは・・・使ってみればわかるだろ!」


「適当だな・・・・」

「そんな適当でいいのか」


パソコンを操作していた彩花が呟いた。彼女はファイターではなく2人の神と共に

スマブラの制作を手伝ったある意味創造主とも言える人物である


「ほら、早くステージ!こいつら待ちくたびれてるぞ!」

「はいはい」


パソコンを操作すると画面にあるステージが映し出された。そこはドルピックタウンだ

マリオサンシャインが元となっているステージだが移動式で次々と背景が変わるステ

ージだとクレイジーハンドは説明する。ヨッシーアイランドの後に映されたのは


「これは・・・宇宙?」


画面に映されたのは今までのステージとは打って変わって背景が幻想的ともいえ

る宇宙が背景になっていた。足場を見る限りこれも移動式のステージなのだろう


===========================================

次回

新ファイター達が説明を受けている間。マリオたちもまた新しくなったスマブラについて

説明を受けていた。新しくなったのはステージ、アイテムだけではなく新たなる新機能

状況を一気に覆す可能性もあるシステムの存在をついに発表する。その名は・・・


次回 第7話、「最後の切り札」


第7話へ

スマブラX目次へ

スポンサーサイト
別窓 | スマブラX | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<第26話、歌姫プリン | INFINITE | 卒業式>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿


管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| INFINITE |