INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第33章、四国集結

べス・クレモア連合軍とアルデバラン王国の戦争を止める為ミズキを始めとする

リレミア王国は動き出す。向かう途中べス兵に襲われかつて七人衆のうち2人の命を奪った

将マンドラと相対するもレプシスとミズキは見事突破するのだった





横から違う音が聞こえた事に両軍は振り向いた。そこにはミズキを始めとするリレミア王国

総力を挙げた兵士達が武器を持った状態で駆け下りていた


「アルデバランがリレミアに助力を要請していたのは本当なのか!?」


そんな会話が聞こえる中ミズキは全体に聞こえるように叫んだ


「私達は戦いに来たのではない!今すぐにこのような争いはやめるべきだ!」



「・・・・なに?」

「なんだって?」


兵士達がざわつく中1人の男性がミズキの元へとやってきた


「あなたがリレミア王国代表か」

「あなたは・・・」

「私はアルデバランで将を務めているシュロと申します」


ここへ来たということはアルデバラン王国に加勢することを認めたという事かと尋ねる

その話はすでにこの戦争が起きる前に文通で返していた


「・・・はい。ですが・・・私は連合軍に勝利しようなどと考えていません。和解を望んでいます」

「・・・・・・・・」

「これが難しい事は十分承知しています。ですが・・・試しもせず不可能と判断す
 るのは私自身納得がいきません。判断違いで私の身になにかあろうとも・・・」

「・・・・本気でお考えか?」

「はい。シュロ殿。貴方はこの考えに賛同いただけますか」


ミズキは年上であろう将軍に対し怯むことなく尋ねた。意思の強さは変わらない

今も前線では多くの人達の声が響く中将軍シュロは後ろにいた人物に尋ねた


「・・・どうしますか、国王」

「・・・・ミズキ殿。そなたの意思は本物だ。元より我々も望んでこのような戦いを
 しているのではない。これ以上犠牲を増やさぬ選択ができるのなら賛同しよう」
 
「しかし・・・この状況の中どのような方法で和解を試みる?」

「・・・・それは」


ミズキは腰に刺さった剣に手を添えると顔を上げ告げた


「前線に立ち武器を下ろすように伝えます」

「・・・・自らか?」

「はい」


迷いのないきっぱりとした声に2人は顔を見合わせた。その後ろで指示を待つように

レプシス達もまたミズキ達の会話を聞いていた



「それが私にできる・・・・王という立場にいるからこそできる私の役目だと思っています」


ミズキが振り返るとそこには彩花がいた。目が合うとフッと笑い彩花は前に出る


「じゃあミズキ王子?ご指示を」

「・・・・・リレミア全軍に告げる!これより我々リレミア王国はアルデバラン王国と共闘する!」

『全軍・・・・進軍せよ!』


ミズキの指示と共に叫び声を上げ兵士たちは駆けだしていった

次第に前線にぶつかりリレミア兵たちもまた武器を構えると戦いの場に飛び込んでいった


「レプシス。軍の指揮は君に任せる」

「はっ」

「お供しますよ。ミズキ王子?」


彩花に並んでギン、シズクもまた前に出ると呆れた様子でミズキは言う


「・・・こういうときだけ王子って呼ぶのやめてくれないかな」

「おや、私の国では縁がないものだからつい言ってみたくなって」


懐から魔道書を取り出すとミズキもまた剣を引き抜いた


「じゃあ行こうか」

「はい」


振り返ると4人は走っていく。それにつづいてレプシス達もまた駆けだした

4人が兵士たちに紛れ走りだすとその勢いに圧倒される


「彩花さん、ミズキさん、行ってください!」

「ギン!」


敵兵達が道を塞ぐ中ギンがこじ開けると叫んだ。それに続いてシズクもまた化身すると

鴉になった状態で彩花達に告げた


「ここは私達に任せてください」

「シズク!・・・・・わかった。行こう」


2人にこの場を任せ彩花とミズキは走っていった。彩花は襲ってくる兵士たちに

雷魔法「エルサンダー」を落とすと再び進みだす


「大丈夫。ミラージュで見えないようにしてるから」

「?」


一瞬顔を歪めたミズキに対し戦う事をやめない彩花は攻撃を続けながら答えた


「ミラージュって言う魔法で血とか・・・見えなくしてるから大丈夫」

「・・・・しかし」

「こんな人じゃウィンディみたいな広範囲魔法は使えない。ディンと違って対象を特
 定できるわけじゃないし。それに今の目的はミズキを前線まで送り届ける事だ」


送り届け自分達より随分と前に進んだ事をシズクは空中で確認するとギンと

レプシス達にこの事を伝えた。とはいえ次々と敵兵達が奇襲を仕掛けてくる中まともに

会話している余裕などない。そんな中会話は続いていた



「レプシスさんも行ったほうがいいのでは」

「いや、大丈夫だろう。私は王子を・・・彼女を信じるよ」


攻撃を薙ぎ払うと再びレプシスは


彩花もまた変わらぬ表情で魔法を発動していった。その種類は敵に合わせ魔道書を

持ちかえては攻撃していく。ミズキもまた負けずと剣を振るうと道をこじ開けていく


「大丈夫。ミズキなら出来るさ」

「!」

「それに・・・何があっても死なせはしない。守ってみせる」


次々と降ってくる矢に彩花はネールを唱えると全ての矢をはじき返した

走り続けると次第に敵兵の数が多くなっていく。それは前線が近くなっていることを現していた


====================================

次回

前線に辿り着いた彩花とミズキはこの戦いを終わらせるために将軍に投げかける

クレモアが認める中べス王国は戦いをやめることなく攻撃を続ける・・・・

その時、数か月前に協力すると告げたメライ王国の人達が姿を現すのだった


次回 第34章、「最後の1国」


第34章へ

目次へ戻る

スポンサーサイト
別窓 | KINGDAMDESTINY | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<第34章、最後の1国 | INFINITE | 2日連続>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿


管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| INFINITE |