INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第23話、遠足フェレ

事件は無事集結し数ヶ月にわたり疑われていた疑惑は今回の事件により解ける。その

正体とはリーグにて好成績を収めたポケモントレーナーだった。それから更に日が経ち

秋に差し掛かった頃ネスを始めとしたは子供たちはリビングである姿を見つけるのだった
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「zzz・・・・・」

「あー彩花寝てるー!」


リビングにて寝ている少女を発見したのはネスだった。それに続いて子供リンク、アイス

クライマーがソファの中を覗いた。子供リンクとネスは勢いをつけると少女の上に乗った


「いつも寝てる気がするのは僕だけ・・・?」

「最初はちょっと怖かったけどポケモンの事よく知ってるし姉ちゃんの話面白いよね!」




これももはや日常茶飯事と呼べる自体でそれによって起きたとしてもネスたちに怒ることはない



「姉ちゃんって怒るのかな?」

「さあ、マリオやファルコンはよく見るけど・・・」

「ロイ兄ちゃんも朝よく怒ってるよね」


ロイも普段怒ることはないのだが彩花が寝ていたりしているとよく叫んでいる姿を見る



「重い・・・?」

「あ、起きた」


彩花は目が覚めると起きようとするが重量を感じ起き上がることができなかった


「・・・・あぁ、ネスか」

「コリンも乗ってるよ」


起き上がれない事に奮闘する事もなくぱたりと倒れ込むとネスは今日もポケモンに

ついて尋ねた。尋ねると答えてくれるためいつもネスたちはその話を楽しみにしていた


「ねえねえ。モンスターボールから出るポケモンで誰が一番強いの?」

「さあ・・・・トレーナーやポケモンによって違うけど・・・カメックスは私がリーグ出場し
 た時に一緒に戦ったポケモンだから強いんじゃないかなー・・・あとは伝説系かなぁ」

「えぇっ!?彩花カメックス持ってるの!?」

「最初に貰ったポケモンがあの進化前のゼニガメだったんだよ。とはいえその前に
 エーフィ・・・・イーブイがいたけど。あぁ、マルマインの大爆発は厄介なんだよね」

「マルマインみて思ったんだけどさ、なんかビリリダマに似てるよね?」


初代からスマブラにいたネスはビリリダマの事を知っていた。子供リンクたちに

尋ねられるとマルマインの色が逆になったポケモンだと答える


「あれはビリリダマの進化形だよ」

「あっやっぱり?」

「皆何してるの・・・って彩花!?」


マルスの声が聞こえた。マルスがリビングに入った時アイスクライマーとソファーの上に何故か

横に座っているネスと子供リンクの姿を見つけた。疑問に思い近づくとその正体が判明する


「マルス!マルスも乗る?」

「・・・さすがに死ぬよそれ」

「死なないと思うけどな―?ドンキーが乗ったら危ないけど」



異様な絵柄ではあるが向かい側に座ると彩花とあまり会話をしたことがない事を思い出した


(そういえば・・・ロイと話してるのはよく見るけど僕と話したことないような・・・?)


乱闘の日などに連絡を受ける事やあいさつくらいはするのだが相変わらずご飯を食べる時間

はバラバラでこれと言って遭遇することも少ない。時々ピーチたちと特訓の様子を見に来るの

だがそれでも言葉を交わした事はそうない


「なんかかっこいいポケモンとかいないの?ルギアみたいな!」

「うーん・・・」

「かわいいポケモンは?」

「・・・・うーん・・・ピカチュウ?あ、ゼニガメかわいいよ」

「君達仲いいねえ」


2人を乗せたまま会話する姿に突っ込むべきか迷うが気にしていないような

ので何も言わなかった。ふとマルスはマスターハンドの言葉を思い出した


「彩花の世界って武器とか存在しないんだって?」

「存在しなくはないけど鑑賞用だったり・・・とにかく普通の人は持てないよ」


持っていると警察と言う国の平和を守る組織に捕まってしまうとか


「変わってるね」

「君達の国の方が変わってるよ」

「ねえねえマルス!王子って普段なにしてるの?」


聞いてみれば彩花ですら普段貴族がなにをしているかなど知るはずもなく想像すらつかな

い。広い部屋にぽつんと立っている赤いイスに座っている姿しか安易に想像できなかった



「うーん・・・・剣の訓練したり・・・国民の前に出たりとか?」

「王子ってかっこいいよねー!」

「僕の友達にも王子いるけどマルスとは全然違うや!」


やはり王子という響きは憧れるものなのかネスたちは楽しげに話す


「そんなにいいものでもないよ」

「そうなの?」

「・・・僕は一時王子に生まれた事を悔んだ事があってね。なんで王子になったんだ。王子になん
 てならなければこんなことにならなかったのにって変えられない運命に恨んだことがあるんだよ」

「え?そうなの?」

「自由じゃないから。決められた運命に恨んだこともあったんだけど・・・」


話し始めた言葉はあの日マスターハンドから聞いた言葉を思い出した。この人たちは想像して

いるような貴族ではない。貴族といえばなんでも望みが叶ったり常に人気者だったりとかそんな

イメージがあるがそう考えていることが申し訳ないと思うほどの過去を2人は背負っていた



(まあ・・・・マスターハンドに聞く限り他のメンバーも色々大変だったって言ってたけど)



名前は知ってはいても過去を知らないファイター達は多い、ゼルダ達を始め自国にある娯楽

ゲームをやった者しか過去も栄誉も知らないのだ。裏で何があったのかは想像もできない


「でも・・・・助けてくれる仲間がいたから、僕は乗り越えられたんだよ」

「!」

「へーすごい!」


重力により体が下を向きマルスには彩花の表情は見えないがその一言で彩花の表情が

無に変わった。目を伏せ体勢が下がるとその事に気づいた子供リンクが下を向き尋ねる




「あれ?彩花姉ちゃんまた寝たの?」

「なんだって!?寝るなーーー!起きろーーーーー!」


その時リンクとロイが入ってきた。時間的に夕ご飯を作りに来たのだろう


やってきたマスターハンドにリンク含めた数人が見つけた。マスターハンドはネス達に告げた


「以前言っていたことだが・・・・もしかしたら実現するかもしれない」

「えっ本当!?」

「前言ってた・・・ってお城の話だよね!」


マスターハンドを囲んで楽しそうに話している子供たちを見てリンクが尋ねる


「何の話ですか?」

「前にネス達が城を見てみたいと言っていたのだが、折角だし見に行けないものかと考えていてな」

「城・・・ですか?」


リンクはハイラル城に行ったことがあるためそこまで珍しいものでもない

しかしネスを筆頭にここにいる人たちは城を見たことがなかった


「僕も一回見に行ったことがあるけどしっかり見たことないんだよねー」

「えぇっ!?コリンお城見たことあるプリ!?」

「ゼルダのいるハイラル城にねー」


盛り上がる中マスターハンドはどこへ行こうかぶつぶつ呟いていた


「ハ、ハイラルはモンスターが出ますし危ないですよ!」

「どうせなら行ったことない場所に行きたいよねー」


とはいえ城なんてそうそう簡単に行けるものではなくファイターの中の誰かの案内でもなければ

中に入ることすら不可能だろう。そしてマスターハンドは後日ファイター達を一箇所に集める


「一週間後・・・・ロイの城を見に行くことになった」

「わーい!」

「えっ!?」


マスターハンドの一言にネスたちは喜び当の本人は驚きの声を上げた。経緯を話し既に許可も

取ってある事を話す。そしてそれからネスたちは一週間後を心待ちにしついにその日がやってきた

マスターハンドの力によってスマブラから一気に場所を移動すると目の前に城がそびえ立っていた


「わー本物だー!」

「てっぺんが見えないよー」

「プリンは見えるプリ」


ネス、コリン、ピカチュウ、ピチュー、プリンが大はしゃぎして城を見上げている


「すっげー城だー!」

「ファルコンも城を見たことないのか?」

「実物を見るのは初めてだな!」


子供たちとファイター達が話している中マスターハンドは目を輝かせていた人物を見つけた

声で心情を発することはないのだがその表情からは子供たちと同じような感動が見てとれた



「・・・・・カメラ持ってこればよかった」

「お前もコリン達と一緒にはしゃいできたらどうだ」

「べ、別に城見るのは初めてじゃないし日本にも城はあるし」





兵士らしき鎧をつけた人に案内されスマブラメンバー達はいくつかのグループに分かれそれぞれ

城の人に案内されながら城内を見たりしていた。集合となる時間までは自由行動となったのだ


「赤いじゅうたんにこの壁・・・まさしく城だ」

「私の城とは違う所もあるわねー」


(そういえばピーチ城の内部って見たこと無い・・・)


ここと似たようなものなのか、所々気になる所があるものの問いかける事はない


「そうだ!折角だし外も見に行きましょ!」

「えっ?」

「サムスと彩花も行くわよね?」

「そうね。私、この星の街がどんなものか気になるわ」

「いや、私は・・・あっ、ちょっと」


断ろうとしたものの、テンションの上がったピーチに引っ張られるまま引きずられていった


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次回

フェレ城に行ったファイター達だったが運が悪く事件が起こる・・・!?賊が下町に現

れたと報告を受けた一同だったがここへ来て直後ピーチ達が下町を見に行っている

ことに気づく。一方下町に来ていた彩花が見たのは凶器を持った男達で・・・


次回 第24話、「恐怖」


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