INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログです

第22話、彼女の正体

ピーチとゼルダと彩花が攫われた事を知り助けに向かうファイター達。岩が崩され退路が閉ざ

された時、それを崩したのは彩花と共に来た謎の生物だった。見たこともない立ち振る舞い

にファイター達は驚愕しつつも無事脱出。ついに少女の正体が明らかになろうとしていた・・・
______________________________________

「お前何者なんだ!正体を現しやがれ!」


ファルコが向き直るとついに長い間持たれ続けていた疑惑をぶつけた。そう叫ぶ

とファルコはブラスターを構えた次の瞬間それを見た少女は突然焦り始める


「ちょ、ちょっとまってよ!そんなん撃ったら死んじゃう、死んじゃうよ!」


震えだすと表情も強張っていった。その時心配してかマスターハンドとクレイジーハンドが現れ

る。状況が状況なだけに驚くが何かを察するとマスターハンドがファイター達に向かって言う


「正真正銘人間だ」


マスターハンド自身の口からハッキリと言われ一同は納得せざるを得なかった。そうでなくとも

ガノンドロフの証言とゼルダの言葉、見た目からしてもどこからどうみても人間にしか見えない



「さっきのあの生物達はなんだよ!岩を簡単に砕くし」

「あれはポケモンだよ」

「ポ、ポケモン?」


ルイージが聞き返すと少女は2匹について説明し出した


「そう。岩を砕いたのがデンリュウって言うジョウト地方のポケモン。もう片方はエーフィ」

「アイテムの中にあんだけいるってのにまだいるのかよ・・・」

「ポケモンの数は200を超えている。他の地方も含めるとその数は計り知れない」


一件落着したところで一同はスマブラ領内に戻るとリビングにミュウツー達がやってきた


「エーフィ。久しぶりだな」


ミュウツーが話しかけるとエーフィと呼ばれたピンクのポケモンは返事を返した


「ミュウツー知ってるの?」

「あぁ、以前彩花と会った時もエーフィがいたからな」


基本ポケモンの事ならミュウツーもある程度は知っているらしくイーブイと言うポケモンの

進化形だという。その条件が特殊な為進化させるのには相当の時間と努力が必要だとか



「デンリュウはあの後ジョウトで捕まえたメリープを進化させたからねー」

「・・・にしても強かったね」


ピカチュウは当時の事を思い出しつつ呟いた。そこに現れたのは案の定マスターハンドだ



「当然だ。彼女はカントーのポケモンリーグにて初出場にして3位を収めたからな」

「3位!?」

「ポケモンリーグ?なにそれ」


マルスが尋ねるとマスターハンドはトレーナーの頂点を決める大会ポケモンリーグ

についての説明を始めた。ポケモンリーグとは各地方で行われるポケモントレーナー

の頂点を決める大会でありポケモンバトルにて優勝者を決める


「各町のポケモンジムという場所に挑みジムリーダーに勝ち抜き7つのバッジを集めなけれ
 ばならない。全てのバッジを集めた時初めてポケモンリーグへの出場権が得られるのだ」



同地方だけでなく他地方からも数多くのトレーナーが集まる。実力が認められた者が集まる

大会なだけあり予選を勝ち抜くのも容易ではなくさらに本戦にて成績を残すのは難易だという



「ほう。3位か・・・・」

「えぇっ!?それってすごくない!?」


冷静に呟くミュウツーに対し夕飯を作っていたルイージは大声を上げる


「あぁ。つまり・・・ポケモントレーナーと言ってもただのポケモントレーナーではないということだ」

「本当は優勝したかったんだけど・・・」

「初出場でしょ?十分すごいよ!」


その話は夕食の時までも続くのだった。とはいえ相変わらずその本人はこの場にはいない。し

かし集合がかかったにも関わらず集まりすらしなかったあの人物が珍しく夕食の場にいたのだ


「お前集合かけただろ!なんで来ないんだよ!」

「そんなものあったか?」

「企画の時も来なかったよね・・・・」


Drマリオはコロッケを食べながらマリオの叫び声を受け流していた


「それでも俺と同じ名を持つ者かよ!!」

「私は私だ。お前と一緒にしてもらっては困る」

「ご飯の時くらい静かに食べようよ・・・・」


2人の会話を聞いてファイター達は色々な事を思い出すのだった



「そういや俺Drマリオと戦った事ねえな」

「僕もだ」

「Drマリオ!後で俺と乱闘しやがれ!」

「私は研究があるのだ」


見つかっていない物を見つける難易さは誰もが想像つくのだがここにいる以上緊急事態くらい

は来てほしいものだとマリオは告げる。内容を聞いた時Drマリオは次は気をつけると言った



「カービィ!僕のコロッケ食べたでしょ!」

「ポヨ?」

「ぽよ?じゃない!僕のコロッケ~!」

「コリン、僕のをあげますよ」

「わーい!リンク兄ちゃんありがとー!」


その頃、彩花はマスターハンドとクレイジーハンドの元にいたのだが



「やれやれだぜ」

「しかしよく助ける気になったな?意外だった」

「・・・あの中には貴族がいるんだから何かあったら後々面倒でしょ」


ファイター達が騒がしく夕食を食べている間、モニター室にて3人は最終チェックを行っていた


「・・・ふっ」

「いくら嫌いとは言えどそれとこれとは別、助けられるものは助けるべきだ」

「・・・そういうところ、嫌いではないぞ」





「乱闘表は出来たか?」    「できたできた」

「各ファイターの紹介文は?」   「出来てるよ」


マスターハンドとクレイジーハンドはモニターを見ながら呟いた


「いよいよだな」

「・・・あぁ」


後日、ファイター達はついに初となる公開乱闘いわゆる『大乱闘』をすることになる

観客を呼んでの乱闘なのだが開会式もといファイターの紹介があり大勢を前に紹介

されると誰もが慣れてないせいか緊張した様子でいた


「あれからハイラルは平和だった?」

「そうですね、ガノンドロフのような者は攻めて来ませんでしたよ」


女性陣であるピーチやサムスとは話したところを見た事がないのだがゼルダはよく

少女に話しかけていた。短期間とはいえ以前会った事があることから顔見知りなのだ


「あの・・・ピーチ達の事・・・苦手なんですか?」


苦手意識を持たれているとピーチ達から聞いていた事もありゼルダはなんとかしたいと

問いかけた。思いがけない再会に喜びを感じたのだが当時は気づかなかった少女の

内面に気づいた。しかし以前会った彼女はゼルダと普通に会話していたのだ


「なんというかね・・・」

「彼女達は良い方ですよ?ピーチの事は知っていると言っていませんでしたっけ?」

「・・・私の知ってるピーチは英語を話すんだよ」


今話している言葉とは違う言葉、そもそも言葉自体話す事がほとんどと言っていいほどない


「なんというか、イメージと違ったから近寄り難いというか・・・」

「特に剣士のお二人は毛嫌いしているとか・・・」

「うっ」


意表を突かれ言葉が詰まると数秒後、意を決したように彩花は口を開いた


「ゼルダとは会ったけど・・・貴族と会った事ないし話したこともないから・・・ええとほら、そう
 いう人にどうやって話したらいいかわかんないし。そもそも話が通じるとは思えないし・・・」

「普通で構わないと思いますよ?そうやって皆さん話しているわけですし」

「そうだけどそうじゃなくて・・・ええと・・・なんというか・・・」


その時、突如扉の方から声がした。突然の声に少女の体全体が跳ね上がった


「ゼルダに彩花さん!?」

「っ!?」


振り返ると珍しく乱闘をしておらず外にも出ていないリンクの姿があった。誰かと一緒に

いるわけでもなく一人のようだ。それを言うならばゼルダもピーチ達と一緒にいるわけではなく


「そういえば、ピーチ達は?」

「あ、あぁ・・・マリオ達と乱闘していると思いますよ」

「ゼルダはいかないの?」


リビングに入って行く彩花を見かけてゼルダはこっちに来たのだという。さっき

から立ったままでいたリンクに気づくと少女は振り返り目を細めて告げた


「もーリンクがいれば私が戦う必要はなかったのにー」

「す、すみません」

「まあ、旅をしたい気持ちも分からなくはないけどさ・・・」


頬を膨らませた状態の少女に向かってリンクは再び謝った。直後仕方ないと少女は息を

吐いた。リンクは最初以来会話をした事はほぼ皆無だったもののゼルダから話を聞いて

いたこともあり全く気にならないわけではなかった。そこにゼルダはある事を問いかける


「リンクは嫌いではないのですか?」

「?別に?」

「それは・・・貴族ではないからですか?」


ゼルダの質問に対し考え込むように唸ると数秒後彩花は答えを出した


「・・・というか、ゼルダもリンクも、ピーチもここに来る前から知ってたんだよ。ピーチだって話
 はしないものの質問されれは普通に返すと思うよ?あの人達は・・・全く知らないから・・・」

「そういえばマスターさんがそんなような事を・・・一体どこで知ったんですか?」


ゲーム・・・と答えてこの人達が理解するだろうか、しないと判断した少女はこう答える


「言い伝え?君たちの話が・・・そういう話が私の国にあるんだよ」

===================================

次回

秋になり紅葉が始まった頃、子供達と話していたところに貴族の1人マルスがやってくる

後日、ネスのもとに以前より話を聞いていたマスターハンドが叶いそうだと告げる。そして

ファイター達に告げられたのは遠足という名の城を見に行くことだが・・・?


次回 第23話、「遠足フェレ」


第23話へ

スマブラDX目次へ

スポンサーサイト
別窓 | スマブラ+DX | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<第23話、遠足フェレ | INFINITE | 第2話、第一号>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿


管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| INFINITE |