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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第2話、第一号

リンクから手紙が届きキノコ城へと向かったマリオ達はテレビのニュースにてスマブラが

再結成される事を知る。同じタイミングでピーチの元にスマブラからの手紙が届きマリオ

達は確認の為飛び出すのだった。しかし、手紙が届いているのは彼らだけではなく・・・
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「後はキノコ王国のピーチ達とハイラルのリンク達か・・・まああの者たちはここから
 近いからほとんどメンバーが集まってから送ってもそう時間はかからないだろう」
 
「DX解散から3年だぜ?時間かかりすぎだろ」


数多く存在する空間の中でも大半を青が占める星。一般的には地球と呼ばれる場には

そこに住んでいる物ですら知らない世界がある。あるものは地球と呼び、あるこの星を

こう呼んだ。『ニンテンドー』と。そんな星の中にある海に囲まれる中丘にそびえる建物



「プログラミングとかシステムが複雑つっても創るのはお前の得意分野だろ?」

「いくら得意分野といえど土地を創るのとは違うのだぞ?」



その中の一室で、白い巨大な右手と左手は言葉を交わす。見て分かるように口など

どこにもついていないが彼らからは紛れもない声が発されていた。ふとため息をつくと



「それに途中であの件もあったしな」

「あれは想定外だったとはいえどよ?つーかほどんどの原因はあの2人だろ」



画面に映し出されたかつてのファイターたちのシルエットを見ながらマスターハンドは呟く


「というか、まさかウチの奴らと外星の奴らが協力するとは夢にも思わなかったぜ」

「ソニックは私がファイターとして選んだのだが・・・スネークは予想外だった」

「なんだ?お前が呼んだんじゃないのか」



モニターから向きを変えると尋ねるが右手は全体を使って否定の動きを示した



「いや、呼んでない」

「確か・・・コナミって言ってましたっけ?」

「そうだ。まあ、この星は割といろんな奴が来るからおかしくなっちゃおかしくないが・・・・」

「で?奴については調べたのか?」


クレイジーハンドが尋ねると今度は頷くような肯定の動きをし、キーボードを打ち始めた

モニターの画面が切り替わり多くの人物が映っていた画面から一人だけが映される



「当然だ。そうでなければ呼ばんだろう」

「俺もちったあ知ってるけどよ。なんたってあのスネークなんだろ?」

「あの?」

「ああ。見た目はただの人間だがな、ちっと変わった奴で恐るべき身体能力を持っている」



今回、ニンテンドーとは違う星の人物。SEGAのソニックとKONAMIのスネークを呼ぶ事

に成功したのだ。そこまでの道のりは長くなによりも他の星から呼び寄せるということは

マスターハンドたちの管理外でありその星の神に許可を取らなければならないのだ



「銃を使っていた気がしますが・・・」

「あぁ。ロボットも見たとは思うがあれがスネークの主な戦闘スタイルだ」

「スネーク・・・知る人は知る有名な軍人だ」



あの日、スマッシュブラザーズ略してスマブラは解散した。別れ際のファイターたちの表

情と言葉は今も忘れる事はなく、あれからマスターハンドもこの日を待ちわびていたのだ



「さーて、一番に誰が来るかな」

「随分楽しそうだな。やはりクレイジーハンドもファイターたちに会うのは楽しみか」

「馬鹿言え、俺は、強い奴に興味があるんだ」



そっぽを向きながら言い捨てるもののかつてのクレイジーハンドならこんな事は言わない

だろう。マスターハンドしか知らないもののクレイジーハンドは役職故かマスターハンド以

外の生物と関わるのを避けていた、というより嫌っていた。神としてはそれが正しいのだが



「まあそう言うな、待ちわびていたのは私も同じなのだからな」

「もう手紙は送ったんだろ?」

「うむ。遠い者はとっくに届いているはずだ。早ければそろそろ・・・」



その時、扉が開く音がしたのだ。それに気づいた3人はエントランスへと向かった


「一層でかくなりすぎではないか?」

「いいデザインだ。我輩の城も・・・・マスターハンドにクレイジーハンドではないか」


3人がエントランスに向かうとそこにはクッパとガノンドロフがいた。この2人が一番で

しかも一緒に来るとは誰もが思わず思わずクレイジーハンドはその事を口に出した


「まさかのまさかが一番だったな」

「お2人ともお久しぶりですね」

「おぉ、ロボットではないか!元気そうでなによりだ」


クッパは近づくとひとまわりもふたまわりも小さいロボットに向かって挨拶した。ガノンド

ロフも遅れて3人の元へとやってくるがクッパと違って表情は魔王そのもの変わらない

すると険しい表情をしたままガノンドロフはマスターハンドとクレイジーハンドに告げる



「まさか知らないとは言うまいな?何故呼んだ」

「なに・・・君たちが必要だと思ったのだ」



マスターハンドが答えるとガノンドロフは黙った。神である2人ならば自分が何をしたか知って

いるはずと思っていたからだ。そしてその事により今回は呼ばれないものだと思い込んでいた


「どういうことだ」

「あの事件を通して君自身も感じたはずだ。我々の力などまだまだほんの一部分だとな」

「・・・・・・」





「まあ、またリンクが来たら厄介なことになりそうだな」

「やはり知っているではないか」

「ガノンドロフよ、ハイラル支配は見事成功したか?」



クッパは思い出すとガノンドロフに尋ねるが再びリンクとゼルダに邪魔されたのだとか



「ワガハイモ様々な力を得てピーチをさらったのだがな・・・またしてもマリオにやられたわ」

「お前もかよ!」

「おや?クレイジーハンドに言ってなかったか?」


マスターハンドは知っているのだがクレイジーハンドは知らない様子で驚いた。スマブラでは

貴重とも言える悪役であり普通正義の組織に呼ぶことはない。しかし2人は手紙を受け取り

再びここへやってきたのだ。それは悪であれど、組織上必要な悪だと判断したからだ



「なんだかんだ言っているが・・・来ているではないか」

「・・・・・フン」

「随分律儀だよな、いざ手紙が来たらこうして来るんだからよ」

「なんなら、今すぐ帰ってやろうか」



拳を構えるガノンドロフに対しぎょっとしたロボットが止めにかかろうとした時



「え、ええとガノンドロフさん」

「いいではないか。ここなら余計な力に邪魔されず奴らを叩きつぶせるし誰にも責められ
 ない。・・・まあワガハイたちも真の力を解放できないのが難点だが・・・まあ仕方ないな」



「君達が一番だ。ファイター達が全員集まるまでには時間がかかるだろう。
 とりあえず中に入るといい。あれからスマブラも色々と変わっているのだ」

「見ればわかる。随分と広くなったようだな」

「あぁ。何せ十数人増えるからな、それなりの広さはないとな」


リビングに向かっている途中でマスターハンドは再びファイターがやってきたのを感じた

ファイター達から感じられる気によって2人の神はある程度の事は感じられるそうだ


「これは・・・・ソニックか」


その時廊下にものすごい勢いで青いボールのようなものが通り過ぎて行った


「HEY!久しぶりだな!白い手さんよ!」

「ソニック。遠いところよく来てくれた」

「俺にかかればこんなもんすぐだぜ・・・ってなんだよ。一番じゃねぇのか」


ソニックは2人の魔王の姿を見ると心底悔しそうに顔を歪めた



「いくら君の足の速さでもここへくるには走るだけじゃ来られないだろう?」

「・・・・距離には勝てねぇか。テイルスにいっとかないとな」


リビングに6人が向かうとそこにはミュウツーとピチュールカリオの姿があった。リビング

に来るまでに遭遇していない事にソニックは驚くがそのからくりをマスターハンドはすぐ

に理解し驚く様子もなく落ちついた口調で尋ねるとミュウツーもまた落ちついた様子で


「テレポートで来たのか?」

「あぁ」

「突然すぎるぜ。破壊神ともあろう俺が一瞬ビビっちまったぜ」



ピチューはソニック達の足元を駆けまわると姿が見つからず再びミュウツーの元に戻った

こんなに一気に来るとは思わなかったと伝えるとどうやらルカリオはあの後ミュウツー達

と出会い再び修行をする日々を送っていたとか。よってあの知らせを知ったのも同時だ


「ピチュ!ピチュピチュピーチュ!」

「ほう、それは楽しみだ」



聞きとれない言葉を発したピチューに対しマスターハンドは楽しみだと呟いた


「ほう?ということは俺とあのおっさん以外は全員ニンテンドーの奴なのか」

「そうだ。君なら来ると思ってはいた」



リビングにてロボットがお茶を出した。あの時のロボットは挟むことしかできなかった

のだがマスターハンドの力によって少し改造され色々な事ができるようになっていた

これもその一種で手のようなものでお茶を運んできたのだ


「どれくらいで集まるんだ?」

「どうだろうな・・・遠いのはソニックとスネークなんだが・・・フォックスやサムスも宇宙
 中を駆け巡ってるからな。一概には言えんだろう。一週間もあれば集まると思うが」


人数が増えることにより全員が集まるのには一層時間がかかるだろう。しかもファイ

ター達は誰もがこの星に住んでいるわけではなく、それは前回のDXから見てとれた



「全員が俺みたいに速かったらすぐ集まるのにな!」


それはソニックがまだセガと言う故郷にいた時の事、家のポストに手紙が届くと重い瞼

を開けながら手紙を読んだ。ソニックの星は電化製品などが復旧しているものの誰もが

持っているというわけではない。メールというものがある中紙に書かれた文字を読むと



『・・・・・・』



最初の一文で擦った目が覚めると再び文章に目を落とす。黙々と読んでいく姿は彼らしく

ないとも呼べるがそこには彼をそこまでにさせる内容が書かれていた。元々ソニック自身

が細かな事を考えず面白好き、冒険好きという性格も相まって断る選択肢はなかった


「いやーびっくりしたぜ。大体俺の所は手紙なんて来ねえしよ。せいぜいしそう
 やつはすぐに会えるからな。それに今はメールやテレビ電話の方が多いしな」

「め・・・めえる?」

「テレビ電話・・・?テレビとは、あのことだろう?」


クッパが指を指したさきにあった物を見てソニックは「あぁ」と頷いた


「それよりももっと小型のやつさ」

「・・・む?あれより小さいテレビがあるのか?」

「この星にはないのか?」


尋ねるが返答が返ってくる事はなく、マスターハンドが答えた


「君の星と同じように場によって物事の発展具合は違うのだ。あるところはあるしな」

「そういうことか。ま、飛行機も便利っちゃ便利だが俺はこっちの方がしっくりくるしな」



お茶を飲みソニックがそう笑い飛ばした時少し離れた場から大声が聞こえてきた

それは雄叫びといったものではなく、少し甲高いようでだが女性ではない声だ


「ドンキーすごい!スマブラってこんな大きいの!?」

「いや・・・俺が知ってるスマブラと違え。こんなでかくなかったぞ」

「俺が一番だと思ったのにうおおおおおおおお!」


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次回

亜空問題に関わった全てのファイター達を呼びマスターハンドの元に元ファイターガノ

ンドロフ、クッパ。新ファイターソニックを筆頭にかつてのメンバー達と新メンバーとなる

彼らがやってくる。そんな中スマブラの外に何かが追突する音が聞こえてきて・・・


次回 第3話 「ドルフィン号」


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