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INFINITE

一人の神は空間を作り、世界を脅威から守るために組織を作った。そんな組織の一員として招待されたファイター 達の日常、時にシリアスな物語。そんな彼らと出会った少女達の歴史物語。スマブラ主の二次小説ブログ

第18話、危険な食卓

テレビの影響で怪盗ごっこにハマったネス、リュカ、コリン、子供リンク、アイスクライマ

ー。悪ノリしたクレイジーハンドによって本格的すぎるごっこ遊びが始まる。そしてある日

最難関と言う魔法のCDを指定するが彼らはCDを見つける事が出来なかったのだった
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「ごーはーんー!」



リビングにいたカービィがルイージに向かって叫ぶ。夕方となり普段ならリンク達がご飯を作る

時間なのだが、現在リンクはいなかった。正しくはリンクとゼルダが一旦ハイラルに戻っており

一足先にとルイージがリビングに立っていた。まだ作り始めていないのは一目で分かるが


「今日のご飯はなに!?」

「えーと・・・炒め物にしようかなって・・・」


まだかまだかと急かすカービィにリンクがいないのは知っているはずだが覚えていないの

ではないとか心の中でルイージは思う。一人減った事により手数が減ったのもあるのだが



「それが・・・・・・」


汗を流しながらルイージが横目で見るとそこにはサムスとピーチがエプロンをつけていた


「今日は私たちが作るわ」

「おいそれ大丈夫なのか!?」


とっさに耳に入った言葉にマリオは叫んだ。というのも以前食卓に出てきたのはいつもと変

わらぬ美味しそうな料理だった。しかしその中に一種類だけ異様なものがあったのだ。それは

この2人が作ったものでありとても食べられるものではなくその時の味は忘れるはずもない


「あの時のすごい味・・・一体何をどうしたらそうなるんだか」

「あ、あれはとりあえずなんとかなるってちゃんとレシピ通りにやらなかったから」
 
「やれよ!」

「だ、大丈夫よ!ちゃんと練習したもの!それに今度はちゃんとレシピ通りに作るし!」




それでも2人で作るなど到底できるわけもなく。手伝いという形でルイージやロイ、ネス達

も参加することになった。早めにリビングに集まったメンバーはピーチが料理している姿

を見て、マリオ達から事情を聞くと誰もがあの時の事を思い出すと蒼白な表情になっていく





「できたわよ」


ルイージが全員をリビングに呼ぶとマスターハンドの力で広げられたテーブルの上に数々

の料理が並べられた。マリオはおそるおそる近づきイスに座ると目の前にあった料理を見る



「あれ、見た目は普通・・・・・」



前見た時とは一変し見た目普通の料理だった。練習したというのは本当のようだ

最後の方にやってきたメンバー達はこの事を知らぬまま次々と席についていく



「いっただっきまーす!!」

「え!?」


一番に口の中に入れたのはカービィだ。カービィはピーチ達が料理したと知っているはず。そ

れに実際に現場をみていたはず。空腹に耐えかねて忘れてしまったのかと思う中それに

つづいてヨッシーも食べ始めファイター達も数秒の差で食べ始めマリオはごくりと唾を飲んだ



「「・・・・・・・・・・・」」

「うっ・・・・・」



カービィの顔がみるみるうちに青ざめ他のメンバーも苦しそうな表情をした。マリオはやはりかと思

い見た目は普通の料理を見た。見た目何の変哲もないもののそれが普通ではないのは明らかだ



「どうかしら?」


ピーチからの視線を感じマリオはおそるおそる料理をフォークで刺した。味が濃かったり薄い

だけならばまだ死ぬことはない、見た目は普通だしもしかして全員は味が濃すぎたり味がなか

ったからあんな表情をしたのかもしれないと淡い期待を抱く。おそるおそるピーチを向くと2人は

一見穏やかな様子でにこにこと笑っている。が食べないという選択肢は用意されてない



「・・・・・・」


淡い期待を抱いたまま、ゆっくり、ゆっくりと料理を口に運んだ




「これは・・・・・・(まず!!)」

「おいしくな・・・・・・ふご!?」

「待てカービィ。本当のことを言うな」


フォックスが止めた直後ネスとファルコンがカービィの言葉を記憶から消すように大声で叫んだ




「すっごいおいしいよ!?」

「こんなうまいものは食ったことないなあ!!」



「というかこれ・・・2人が作ったのか」



珍しく夕食時現れたDrマリオが料理を見つめながら言う


「そうよ?」

「ヨッシーはおいしい?」

「すすすすっごくおいしいです!!何杯も食べられます!」

「まだまだたくさんあるからいっぱい食べてね」



ニコニコしながらピーチとサムスは見ているのだが小声でファルコは呟いた



「おい・・・・これすごくまずいぞ」

「しかしこれ食べないと殺されそうな勢いだぞ」

「・・・・・・・・・」





「ど・・・・どうしたんだ?」


マスターハンドがリビングにやって来た時、いつもより確実に多い人数が倒れ込んで

いた。その表情はいかにも苦しそうで過去に行われたグルメレースを思い出させる



「うぷ・・・・色々あったんだ」

「私達の作った料理があまりにもおいしくて食べすぎちゃったみたいね」

「あらあら」



大成功と言わんばかりにピーチとサムスは手を合わせて喜んでいた。しかしメンバー達

の顔は青ざめていて食べ過ぎたというよりとてもまずいものを食べたと言う顔をしている



「今度二人にも作ってあげましょうか?」

「・・・いや、遠慮する」

「もともと俺たちは食わんでも生きていけるからな」



食べる必要がない事を口実に2人の神はサムスの提案を断った。今後ファイター達の間

では『あの二人をキッチンに立たせてはいけない』という暗黙のルールが制定された




「どうして僕がいないのか」

「僕もいないー」

「ピチューもいないピチュ」


いつ気づくかと思っていたが隠しキャラクターの枠があった時点で自分たちなのではと思って

いたのだろう。が全てが解放されたというのに自分たちの姿がないことに疑問を持っていた



「マスター、なんで僕達いないの?」



子供リンクが尋ねるとマスターハンドはこれが君達を選ばなかった理由だと言う。基本

マスターハンドがファイター、スマブラメンバーを決めるのだがここのスマブラとゲームス

マブラではまったく共通点がないわけではなく色々話しあって共通させているようだ



「この話は・・・・ううむ」



マスターハンドが考えた後同じくその様子を見ていたクレイジーハンドが答えた


「基本そのゲームのスマブラってのは時代に合った奴らをチョイスしてんだ。DXからXが
 発売されるまでに新作が出たり有名になった者が主にキャラクターとして選ばれている」

「・・・・・どういうこと?」

「DX以降ピチューやお前らはこれといった事件も関係していないだろう?」

「・・・まあ、平和だったねえ」



ゲームとは新メンバーを迎えることによって人気を上げ話題を呼んでいる。しかしここスマブラ

とは違い容量の関係でDX発売以降事件に巻き込まれなかったりしたもの・・・つまりこの5人を

新スマブラXのキャラクターから外したのだ。とそうでも言わなければ納得はさせられないだろう


「それが私があの時選ばなかった理由であり君達に最後の切り札がない理由だ」

「最近ではお前ら5人はDX組って呼ばれてるけどな」

「はっはっは!」



この中で唯一Xにも出ているマリオは大声で笑った


「なにがおかしいのさ」

「さすがMr.ニンテンドー!そもそも俺が呼ばれないのがおかしいがな!」

「・・・・・・・」


無言で動かすとスタートボタンを押した。マリオとマルスが画面上に現れカウントが始まった


「ておい!勝手に始めるなよ!」

「いっけー!マリオを倒せー!」

「コリン!?」


画面をしばらく見ているとマスターハンドはある事を思い出した


「確かここは・・・キャラクターをフォックスとファルコにすると面白いことが起きるんだったか?」

「なにそれ?」

「ここではないゲームならではの機能・・・というべきか」


乱闘が終わるとマスターハンドは6人にその条件を話した。どうやら特定のキャラクター

にすると通信をはじめ彼らの仲間を見ることができると言う。その会話はするたびに違い

数種類あると言う。聞くために早速マリオたちは実行に移した




「ぎゃあはっははははは!」

「な・・・なんだ!?」




リビングに入ってきたフォックスとファルコはマリオの笑い声を聞いて驚いた。さらに観

客が増え数人がファルコを見ると途端に笑いだす。本人は全く意味が分からないまま



「ぷ・・・くく・・・あーっはははは!」

「なんだよ?!人の顔見て笑いやがって!」

「どうしたんだ?」


フォックスがソファに座るとディディーが笑いながら話した


「ゲームのスマブラに面白い機能があるんだけどね、ファルコが面白いの」

「ファルコが?」


もう一度聞こうとマリオ達が繰り返すと数回後その会話は再生された


「・・・・あーっははははは!」

「そうめんってなにファルコ!」


ディディーが笑いながら尋ねるとファルコは唖然とした表情で画面を見た


「おいいいいい!?なんだこれえええ!」

「懐かしいな。こんなこと言ってたな」

「本当に言ってたの!?」


ピカチュウが驚くとフォックスはここにある会話のほとんどが過去にした記憶があるそうだ

そのなかでもとある会話はファルコがよく分からない例えをしていることで笑いが起きていた


「こんな攻撃、そうめんみたいなもんだぜ!」

「マネすんなよ!」

「あはははっひー!」

「お前ら全員笑いすぎだろ!」


この話はあっという間にスマブラ中に広がりファイター達はこれでファルコをからかうようになっ

ていた。とはいえゲーム所持者のほとんどがこの会話を知っておりネタとして広まっていること

は彼らはしらない。この中で知っているのは神とあの少女だけだった


「あーあれね。通信と言えばシャドーモセス島でスネークを操作しながら同じようにす
 るとCPUに関する話をしてるよ。ファルコのそうめんほどじゃないけど結構面白いよ」

「まさか・・・俺も変なこと言ってるのか?」

「うーん・・・聞く限りスネークが言いそうなこと言ってるけど」


マリオが尋ねると少女は会話の一部を話した


「ピットだとコスプレイヤーとか言ってるしゲームでもソニックを嫌ってるみたいだし
 ・・・あー・・・ファルコンの時なんか掛け声の声真似してたな。知らない人と一緒に」




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次回


7月に入った頃最初の企画を行う事を決定した。その名も『流しそうめん対決』。カービィ

とヨッシーが有利かと思われた戦いだったがある以外な人物の能力を知るのだった

後日、スマブラ周辺は豪雨に襲われるが台風の進路はなんとキノコ王国に向かい・・・


次回 第19話、「想定外の特技」


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